禅 名言

禅の瞑想はひたすら座って自分と向き合います

許すということ、これが仏教の極意です

われ、常に、ここにおいて切なり

無限にはるかな前世と、無限につづいていく来世にはさまれた、実に薄っぺらな、サンドイッチのハムのような時間が、この現世なのである

よろこぶべきこころをおさえて、よろこばせざるは、煩悩の所為なり。しかるに仏かねてしろしめして、煩悩具足の凡夫とおおせられたることなれば、他力の悲願は、かくのごときわれらがためなりけりとしられて、いよいよたのもしくおぼゆるなり

人間とは常に真理を追求し続けながら、同時にその真理の囚われになるのだ

生死の中に佛（仏）あれば、生死なし

道徳の世界は宗教の世界、禅の世界に引上げられねばならぬ

坂があったとしたとき、上から見れば下り坂ですが、下から見れば上り坂になります。どちらの見方も間違いではありません。立場により評価はさまざまですが、それぞれが本質そのものではありません

死を恐れ嫌う心情から 生と死を別物だとする考えが出てきます。生きていることだけが いのち（生命）だと考えるのです

「臨機応変」というのが最大の教えで、「自分の見識を磨いて、それを信じて行動すれば、何をやっても良い」

便利なほうに幸せを見つける考え方でなく、不便の方に見つける考え方もあるんだ

禅は不意を打つものだ

禅とは、心の奥底にある無限の創造性に徹し、これに随順して生きること

汝、早く信仰の寸心を改めて速やかに実乗の一善に帰せよ

山には神が宿り、仏が住む

只管打坐(しかんたざ) … 余念を交えず、ただひたすら座禅すること

坐禅時に適切な姿勢を保つことを、繰り返し勧めたいと思います。なぜなら姿勢は心の鏡、身体を貫く目に見えない生の反映だからです

本人にとっては「ありのまま」でも、他の人から見れば、その人に都合よく見えているだけ

「慈悲」は、平等に注がれてはじめて「慈悲」なのであり、不平等な「慈悲」は、「慈悲」とはいえない

禅を知らなければ今の私はなかった

豊かな才能も、自負心が過ぎると、人との摩擦を生じ、嫉妬を招きやすく、それがまた競争心をかき立てて、争いのただ中に落ちることにもなる

自己への執着が、「煩悩」だと自覚されたとき、そして、人はそのような「煩悩」から自由になることができない存在だと痛感されたとき、自己を「凡夫」だと納得するのは容易となる

自我は、しばしば、他人の功績を自分の功績と言い張って聞かないのである。それが「煩悩」のすがたにほかならない。親鸞によれば、自我の根深い自己主張こそ、「煩悩」の本質にほかならない

仏教、特に日本の禅宗はすばらしく美的だと思う

感謝をすることの為に座禅はあるんだという風に思っております

禅の修行に瞑想があるが、瞑想とは結局自分の動作一つ一つに意識を払い、呼吸していることさえも忘れない超覚醒状態を指す

あまり禅のような哲学的な表現はしたくないけれど、瞑想している時に（引退を）決めたんだ

無の境地を手に入れたい

『禅寺修行、始めてみました』

逃げて諦めて、生きてきた自分が、これから、どう生きていけばいいのか？

『禅寺修行、始めてみました』

禅宗では心を綺麗にして無心になることが大事なのです

寺で座禅を組んだんだが、悟りの境地まであと一歩のところまでいった

座禅も再開しました。一日のはじめに、その日の予定を全てそこで立てるんです。それだけで、その一日の過ごし方が全く違います

禅が世に広まって以降、日本の美意識は、完成や重複といった左右対称の表現を避けてきた

私どもは神仏が存在するが故に神仏を信じるのではない。私どもが神仏を信ずるが故に、私どもに対して神仏が存在するのである

禅的な言葉でいえば自分を殺す、身を犠牲にするというか克己の精神、これが私の信念である

※克己（こっき）の精神…自分の欲望を抑えて、己に勝つ力

そうだろう、人間というのは契機がなければ一人の人だって殺せないのだ。しかし、契機があれば百人、千人、殺したくないと思っていても殺すこともあるんだよ

『如来』と申すは諸仏を申すなり

我が心鏡にうつるものならばさぞや姿のみにくかるらん

人の命短く脆し

坊主憎けりゃ袈裟まで憎い

ときに癒し、しばしば痛みを和らげ、そして絶えず励まし、勇気づける

病を看取ることは、自分自身を看取るのと異ならない

私たち自身は神でも仏でもないことをよく承知した上で、事実をそのままに見る勇気が必要なのだ

問題は常にある　問題は常に内にある　問題は自己にある　それが分かることが仏法に入る門である　私に問題がある　この私にどんな矛盾でも受け止める力ができれば　どんな矛盾も念仏になっていく

一本のろうそくから何千本ものろうそくに火をつけることができる。かといって、それで最初のろうそくの寿命が短くなることはない。幸福は、分かちあうことで決して減らない

中才は肩書によって現はれ、大才は肩書を邪魔にし、小才は肩書を汚す

ああ　われ何の面目ありて見（まみ）えむ大君に　将又（はたまた）逝きし戦友の父兄に告げむ言葉なし　いざまてしばし若人ら死出の名残の一戦を　華々しくも戦ひてやがてあと追ふわれなるぞ

やってみせて、言って聞かせて
やらせてみて
ほめてやらねば人は動かじ
話し合い耳を傾け承認し
任せてやらねば人は育たず
やっている、姿を感謝で見守って
信頼せねば、人は実らず

信仰とは、まだ無いものをイコールで結ぶことである

人はその信仰の表現されたものである

私たちは、見えるものによらないで、信仰によって歩いているのである

見えないものを信じるのでなければ、何が信仰であろうか

信じるとは、永遠の真理に生きることである。それが信仰であり、あなたの信仰の程度に従って、あなたにその成果がもたらされるのである

あなたの信仰とは、あなたが自分の心に抱き続けるイメージは必ず実現される、という確信に満ちた期待のことである

愛のある所に信仰があり、信仰がある所に平和があり、平和がある所に神がある

信仰も、行いを伴わなければ、それだけでは死んだものである

信仰は山をも動かすべし

信仰とは、望んでいる事柄を確信し、まだ見ていない事実を確認することである

信仰の果実は愛である