宇宙飛行士 名言

私が残念に思う状況は、あまり知識や経験のない方々が、憶測で判断し、情報を伝え、他者に対し美しくない言葉を発する場面を散見する事です。日本に興味を持って、日本語や日本の事を学ぼうとしてくれている、この子供達がネットでこれらの言葉の意味を知った時の悲しみと未来に与える影響を考えると…

宇宙から太陽や星や地球を眺めていると、生命の不思議にうたれる。そして、一層、生命を愛おしみ、他人に対してはより優しく忍耐強くなれる

どんな意見でも、自信を持って言えば良いのだと思います

未知の領域を知りたいというのは生物の本能で、宇宙開発もその途上にあるものだと思います

挑戦者がいて危険や失敗の末に成功して、新しい世界が開けた

宇宙での生活で最初に驚くのは、動くものは止まって見えて、止まっているものは動くことかな。謎かけみたいですけど、この二つは大きいと思います

お父さんは、出張に行ってくる

スペースシャトルに乗っている私たちにとって、故郷と言えば地球しかありません。アメリカも日本もウクライナもインドも、それらの国がどこにあるかは見えなくとも、この地球が私たちの故郷なのです

大きな夢というのは実現するまでに、すごく多くの時間がかかることがあります。このロケットも50年前に初めて打ち上げられてから、ずいぶん長い時間をかけて宇宙ステーションにきたわけですが、みなさんの夢も長い時間をかけて、いつか実現するように祈っています

宇宙飛行をして外から地球を見ると言う経験は人を変えずにはいられない。

なにしろ生まれて以来見てきた全ての人々、全ての生命、全ての景色、全ての出来事は、目の前にある球体で起きたことなのだから

ギリギリのことをやるとすごく嬉しいんですね。それを乗り越えられると、すごい喜びに変わるし、まあ少しでもその可能性が残ってると信じて励んでいきたいと思ってますけど

家族の為に、ここまで色々な事が出来たのは、結婚して以来初めてかも…それ程、これまでは家族の事は放ったらかしにしてきました

自分の限界がどこにあるかっていうのを経験とかから知って、それに向かってたゆまぬ努力を続けることができる人、それが本当のプロフェッショナルじゃないかなってに思います

人の価値は努力の量で決まる

子供の頃、身の回りの事を殆ど自分で出来なかったり、食事を摂るのに物凄く時間がかかったりしました。そんな私が、宇宙飛行士としてしっかりと仕事をやり遂げれば、教育や訓練によって人がどれだけ成長できるか示すことが出来るような気がします。特に、自衛隊にはそんな成長の機会が山程ありました

人類が一つになって地球環境の保全をはじめ、数多くの問題を解決していかなくてはいけない。それに加えて、フロンティアを拡大していくことも忘れてはならないだろう。そこから、新しい世界人としての文化や価値観が生まれてくるのだから

宇宙から地球を見た者にとって、またこれから見る何百、何千という人々にとって、その体験はものの見方を根底から変えてしまうものだ

私たちの中にある動を感知する器官を研究したり、なぜ私たちがこういう姿や形をして地球上に生きているかを研究する為には、動のない世界、宇宙に行って調べなければならない

私はこれまで訪れる国々で本当に優しくして頂きました。そして、それぞれの国を大好きになりましたし、将来はしっかりと恩返しをしたいと思っています

科学は、好奇心旺盛な、そしてある意味諦めの悪い人達が努力を継続する事によって、発展してきたのかもしれませんね

宇宙はいまだ恐れや憎しみや貪欲や偏見で汚されていない

宇宙から地球を見ていると、この地球に生まれて死んでいった人々、現在生きている人々、これから生まれてくる人々を思う。そして、自分はその無数の人間のひとりであると改めて思う

宇宙の静寂。それは地球上で出会ったことのない静けさだった。あまりに大きく、底知れぬ深さを持つ静寂だった

蛍のような隕石が暗闇を背景にしてチカチカ輝いた。時には稲妻が驚くほど明るく光った。この宇宙の花火を私は子供のようにポカンと口を開けて見とれていた

「現実をしっかりと見つめる事は、やっぱり大人として必要なことなのかなあ〜」なんて考えます。でも、その後で出来ない理由ばかりを考えて諦めが良くなるのは、大人になる事とは関係ないと思います。

月で親指を立てると、親指の裏に地球が隠れる。我々はなんと小さな存在だろう。だが何と幸せだろう

この世で一番素晴らしい職業は、親という仕事。そして、宇宙飛行士だ

地球が実際はどんなに小さいかを知り愕然とした

月は太陽に照らされて光る。他者があって自分があるという、その深みに惹かれた

宇宙にはすべてを超えた"力"がある。始まりも終わりもない。そこにはただ、すばらしい世界をつくった"意志"があるだけだ

全ての冒険、とりわけ未知の領域への冒険は恐ろしいものです

私が目標を見失ったら、周りにいる人も道に迷ってしまう。何年かかるかわからないけれども、焦らないで、いずれは宇宙へ到達するという目標を持ち続けていました

ロシアでは、よく「怖く無いですか？」と聞かれます。未知の世界に挑む時に、恐怖を感じない人の方が珍しいと思います。私も最初は恐怖心がありましたよ。これまでの経験で、それを克服する手段が、周到な準備、厳しい訓練、共に働く人達への信頼である事を知っていました。今は怖くありません！

私が宇宙へ行けば、日本人としては10人目になります

宇宙を知った人間は決して前と同じ人間ではいられない

多くの人から、何かにチャレンジする時に気持ちが続かないと聞きますが、それは心の底から面白がらないからじゃないでしょうか

地球も、私たち自身もやっぱり宇宙の一部でした

それぞれの国にそれぞれの歴史や文化がありますね。私は日本人なので日本の文化が好きなのは当たり前！大事なのは、歴史や文化に優劣は無いということを理解する事だと思います。自分の国が好きなのは大いに結構です。その上で他の歴史・文化・言語を学び理解し他国を尊重する姿勢が大事だと思います

挑戦することに、年齢は関係ないですよ。90歳でカンバスに向かう老芸術家だっている。精神的な年齢に、老いも若いもないんです。

地球を振り返れば、北極から南極まで海洋も大陸も地球の自転も見える。天空から吊り下げている糸などないのに、ほとんど想像を絶する暗黒の中に浮かんでいて動いている

宇宙飛行士の訓練自体はひとつひとつが刺激的でとても楽しいものでした

飛行士はだいたい地球が見たいって答えるそうです。でもわたしは太陽。核融合の研究などをしていたからですが、実際に見たら、漆黒の闇に浮かぶエネルギーの塊ということだけを実感しました

夢を実現させるためには諦めないこと

神様がつくり、人間は特別だと思って進歩させてきた科学が人間は他の生命と変わらないということを証明することになったんです

仲間の宇宙飛行士やインストラクター、管制官や家族など、いろんな人の存在も大きかったのです。一人だったらやめようと思ったあっても、みんながいたからこそ続けることができました

リスクと向き合わないと、恐怖から遠ざかることはできない

嬉しかったのは、宇宙には調和があり、創造の力があることを感じた時だ。悲しかったのは、人間がそれを知りながらそれと反対することをしているのに気づいた時だ

アメリカの社会を駆動してきたモチベーションは新大陸とフロンティア精神にあった。島国の日本はその文化や国民性を考えると新しい挑戦の源は海にある

宇宙から見る地球の姿は素晴らしくて、胸を打ちました。宇宙が私たちを呼んでいるような気がしました

宇宙船に乗り込んで地球を発てば、10分も経たないうちに大気の層を突き抜けてしまう。その向こうには何もないのだ！大気は限りなく薄いフィルムにすぎない

透明な氷のような船長でありたい

広大な宇宙の中で地球を目にすると自分に素晴らしい故郷があると幸せに感じます

夢を持つ人生は、持たない人生の何倍も楽しい。一回しかない人生、いくつになっても挑戦していきたい

私がもつ肉体と知識を全て使ってできるだけの事をする。これが生かされている私に与えられた使命

宇宙に行くという夢を持ち続け、初志貫徹でやりきるのも意味があると思うようになりました

月の上に自分が立っていることが、現実でないように思われた。何度も私は月の上で独り言を言った。これは月で、あれは地球だ。私は確かにここにいるのだと

夢を捨てずに引き出しにしまっておけば、いつか必要になったときに、取り出すことができるんだよ

自分に与えられた分野で、しっかりと結果を残そうとして努力を継続していたら、宇宙飛行士への道が自然と開かれてきた

今、できることを着実に

人生を変えるきっかけは、色々ところに転がっていると思うんです。転がっているのに気付くか、気付かないか。気付いたときに取るのか、取らないのか