武士道 名言

諦めない奴ほどカッコイイ奴はいない

力なき正義は無力なり、正義なき力は暴力なり

武士が歩む兵法の道とは、何事においても人より優れることが本道であり、一対一の斬りあいに勝ち、数人との斬りあいに勝ち、主君のため、自分のため名をあげて身を立てようと思うこと。これが兵法の徳である

大切なことは『武士道』にある

人の一生は重荷を負て遠き道を行くが如し、いそぐべからず

そう…侍たる者ハンパはいけない、多勢で少数をいじめるなどもっての外

たとえ氏も素性もしれなくとも　たとえ護る主君も戦う剣をもたなくとも　それぞれの武士道を胸に掲げ　それぞれの侍になることは出来る

武士道とは何も国や主君に忠節を尽くす道だけを指すのではなく、弱き己を律し、強き己に近づこうとする意志、自分なりの美意識に沿い精進するその志をさすのです

僕が思う日本人の誇りとは、やはり武士道の精神。「惻隠の情」という言葉は、勝負の世界では負けていく者にも礼儀を尽くすことですが、今の世の中で言うなら、他人の立場に立って、ものごとを感じとることや思いやることだと思うんです。これは日本人の根底に自然とあるものなんじゃないでしょうか。海外で仕事をするときには、こういった日本人の美徳を否定してはいけないと思います。海外では誇りを持たない人間は認められないと思うんです

追いかけないのが恋愛の武士道である

武士道は死狂ひなり。一人の殺害を数十人して仕かぬるもの

武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり

武士道の根本は、死ぬことにつきると会得した。死ぬか生きるか、二つに一つという場合に、死をえらぶというだけのことである

武士道というのは身を殺して仁をなすものである

人に教ゆるに、行を以てし、言を以てせず、事を以てせず

勉強忍耐は才力智徳の種子なり

武士道は言葉ではない

春夏秋冬どれか一つにかたよらず、家風を正すことが主将の器と言うべきであろう

何のなにがしの家風は和を主とし、恩を貴ぶ。そのため士の多くは柔弱である。儀礼を知る者は多いが勇猛の士は少ない。また何のなにがしの家風は凛々と締まっていて、武道の心がけが良く、強い士が多いが、儀礼を知る者は少ない。この両家にはそれぞれ欠点がある

人の上に立つ対象となるべき人間の一言は、深き思慮をもってなすべきだ。軽率なことは言ってはならぬ

成せば成る、成さねば成らぬ、成る業を、成りぬと捨つる、人のはかなき

義に背けば勝っても勝ちではなく、義を貫けば負けても負けではない

武士は常に、自分をいたらぬ者と思うことが肝心だ

真の勇士とは責任感が強く律儀な人間である

上一人の気持ちは、下万人に通ずる

悪人を追いかけて掟を増やしたり、牢獄を増築するだけでは悪人は絶えない。悪事が増えるのは自分たちのやっている政治に問題があり、民衆が不満を持って政治を心掛けることである。そうすれば悪事はおのずと減る

中国地方の全部とは愚かなことだ。天下を全部持つようにと祈ればよいものを。天下を取ろうとすれば、だんだん中国地方は取れる。中国地方だけを取ろうと思えば、どうして取れるだろうか

要害がいかように堅固であっても、人の心が一つでなければものの用をなさない

これ賢、これ徳、よく人を服す

将たるものは、怯弱の時あるべし。ただに勇をたのむべからず

足ることを知って、及ばぬことを思うな

生死を度外視する決心が固まれば、目前の勢いをとらえることができる。難局に必要なことはこの決心だけだ

機先を制するというが、機先に遅れる後の先というものがある。相撲取りを見てもただちにわかる

信に過ぎれば損をする

智に過ぎれば嘘をつく

礼に過ぎれば諂いとなる

義に過ぎれば固くなる

仁に過ぎれば弱くなる

気ながく心穏やかにして、よろずに倹約を用い金を備うべし。倹約の仕方は不自由を忍ぶにあり。この世に客に来たと思えば何の苦もなし。朝夕の食事は、うまからずとも褒めて食うべし。元来、客の身なれば好き嫌いは申されまい

上下万民すべての人々に対して、言半句たりとも嘘を言うようなことがあってはならない。いかなる場合でも、ありのままに申しのべることが大切である。嘘を言っていると、それが習慣となって、ついには信用をも失ってしまい、物笑いの種となるのである。己れが言った言葉について信が置けず、他人から聞きただされるようになっては、一生の恥と考えて、かりそめにも嘘は言わぬように心掛けなくてはならぬ

武士道は斜面緩かなる山なり。されど、此処彼処ここかしこに往々急峻なる地隙、または峻坂なきにしも非あらず

特に大事なものは、義と勇であり、流されずに正義を守る勇気を持つ者こそが、真の武士だ

武士道はその表徴たる桜花と同じく、日本の土地に固有の花である

武士の教育において守るべき第一の点は品性を建つるにあり

人間は、それぞれ考え方や、ものの見方が違うのが当然である。その違いを認め合い、受け入れられる広い心を持つことが大切である

武士道は知識を重んじるものではない。重んずるものは行動である

信実と誠実となくしては、礼儀は茶番であり芝居である

正直は最善の政策なり

武士道精神は損得勘定をとらない。むしろ足らざることを誇りにする

他者の感情を尊重することから生まれる謙虚さ、慇懃さが礼の根源である

ほら吹きと臆病者は、同じ身体の中に宿っている

強き人はよく耐える。よく耐える人を強者という

自分が生まれてきたときより死に至るまで、周囲の人が少しなりともよくなれば、それで生まれた甲斐があるというものだ

学べども、なお学べども、学べども学び足りぬは、学びなりけり

衆の為めに努むるを生命といふなり。死とは何事をもせざるの意なり。己れを棄つるは是れ生命の始(はじめ)なり

自分の現在の義務を完全に尽くす者が一番偉いと思う。そして、自分の現在の義務は何であるかをはっきり認め得る人は、人生の義務と目的とを理解する道に進むのであろうと思う

勇気を修養するものは、進む方の勇ばかりではなく、退いて守る方の沈勇もまたこれを養うよう心掛けねばならぬ。両者がそろって真の勇気が成る