認知の歪みを矯正してストレスマネジメントで発散する!

現在社会はストレス社会と言われ、ストレスフリーな生活の実現は容易なことではありません。またストレスは万病の元と言われるようにストレスによって引き起こされる病気や生産性の低下は貴重な人生の時間を無駄にします。ここではストレスを根本から考えるストレスマネジメント、またどうすれば解消できるのかというストレス解消法についてお話させていただきます。

溜まる原因

ストレスが溜まる原因というのは様々なものがあり、どれほどのストレスを感じるかも事柄によって変わります。下記に一般的なものをあげてみました。

  • 家族や配偶者との死別
  • 仕事の業務
  • 職場の人間関係
  • 不満足な結婚生活
  • 離婚
  • 恋愛
  • 金銭的不安
  • 病気
  • 親族トラブル
  • 友人トラブル

細かく見ていけば他にも要因があるかと思いますが大きく分けるとこういった事が原因であろうと思います。

ストレスの正体

普段何気なく「ストレス」という言葉を使っていますが、そもそもストレスって何なのでしょうか?

医学的に言えば「何かしらの刺激が加えられた結果、生じたゆがみや変調」のことを言い、そのゆがみをストレス、ゆがみの原因となる刺激をストレッサーと定義づけました。ストレッサーとは先ほど列記しましたようなストレスが溜まる原因となる事柄のことです。

ゼロをする

アメリカである研究が行われました。それはストレス(刺激)が全くない部屋で過ごすと人はどうなるか?という研究です。この実験を受けた人には体温調節機能の低下や暗示にかかりやすくなる意識状態になったとの研究結果が出ました。つまりはある程度のストレスは必要であるということでしょうか。

耐性

さてここからは実際にストレスはどうして溜まり、ストレスが溜まらないご自分を確立する為の解説を行っていきます。

まず一点目、ストレス耐性についてです。

年齢が同じ男性が二人いて、置かれている環境や状況も同じであった場合、同じ強度のストレスを感じるかと言うと違いますよね。

ある一人はすごくストレスを感じるが、もう一人の男性はあまり感じない…というのはよくあることです。

ではなぜ違いがあるのか?

最近はよく聞くようになりましたがストレス耐性の違いです。

ストレス耐性とはストレスに対して、どこまで耐えられるかという耐久性のことでストレス耐性が強い方は少々のストレスでも心が乱れることがないのですがストレス耐性があまりない方は少しのストレスでご自分を乱し平静や正常を乱してしまうわけです。

ではこのストレス耐性が強い弱いはどういう風にして形成されるのでしょうか?

まずストレスというのはご自分の思い通りにならない事や不快な思いをした際に感じるもので、思い通りにならない事が瞬間的であれば大したことにはなりませんが、その状態が継続されることでストレスが人体に与える影響も強くなってきます。

ですから簡潔に申し上げれば何もかも思い通りに生きて来られた方やワガママな方、甘やかされて来られた方は一般には耐性が弱いです。

こういう方は社会に出た後に、その耐性を形成して来なかったことが職場で露呈し、仕事が楽しくないだとか、自分に合わないからと転職を繰り返すわけです。ただ耐性云々のお話ではなく単にご自身の適性とはあまりにもかけ離れた仕事に就いてしまったというケースもあるので耐性の強弱で全てを判断はできません。

耐性が強い人

では逆にストレス耐性が強い方はどういう方かと言えば、もちろんお一人お一人、人生をどう歩まれて来られたかは異なるので一般的となりますが、思い通りにならない中で努力をされて来られた方、あるいは責任感が強い方、家庭や学校、部活など忍耐を学んできた方、他には長女、長男という風に兄弟で一番上である方などは一般的にストレス耐性が強いと言われています。

やはり幼少の頃から、しっかりしないといけないと親から教育を受けたり、妹や弟がいる関係でワガママを言えず我慢したりという経験が知らず知らずの内にストレス耐性という免疫力を身につけているのです。

ただこういう責任感が強い方は耐性が強いわけですが耐性が強いと言っても人間であり、他人にSOSを出せない方が多いので完全に潰れるまで走り切ってしまう危険性をはらんでいます。

ここまで耐性の弱い方、強い方をこう書くと耐性が弱い方は負け組で転職は悪いことであり、何事も努力、根性で乗り切るべきという誤ったメッセージになりかねませんが、もちろんそんな事を申し上げているわけではありません。

あくまで傾向のお話です。

ではストレス耐性が弱いという方はどうすれば強くなるかはストレス耐性が強い方に記載したことをご自分の生活の中で意識し生活をされることです。

残念ながら心を強くする方法は本を読んでも活字を追ってもヒントにはなるでしょうがそれで強くはなれません。

打たれ強い人というのは、ある程度、ご自分が耐えられる範囲で打たれてきて段々と鋼の心にしていったのです。

ここまでご覧になって自分は耐性が弱いと感じるので克服することは無理かな…と思われた方も心配は要りません。そういった耐性を強くするだけがストレスマネジメントではありません。次からはストレスに対して異なるアプローチを試みます。

認知療法とは?

皆様は認知療法をご存知でしょうか?療法と聞くと何か難しいような複雑なように聞こえますが、要するにご自分の考え方や捉え方の歪んだクセを探り、その歪みを合理的な考え方や心を軽くする考え方に変えることで問題を解決しようということです。

人は必ず何かの思い込みを持って生きています。例えばストレスは全くゼロが最も一番良い状態だとかストレスはいけないものだとか、少しでも悩みを持つと、これは自分自身、良いと思えない状態だとか。それを意識するかしないかに関わらず、またその思い込みが正しいかどうかは別にして何かを思い込んでいるわけです。

また人の思い込みを利用したのが手品ですよね。◯◯に違いないと思い込んでいるものを逆手に取って不思議な現象を引き起こしたように見せかけるタネを仕掛けているわけです。

これを心理学的に言えば認知であり、この認知の歪みやクセを直すことでストレス耐性を強くするというアプローチではなく、自然にストレスを感じにくくなるご自分を作り上げるということです。

認知の歪みの定義やパターン

認知の歪みには大別して以下のような10のパターンがあります。

  • 全か無か思考(all-or-nothing thinking)
  • 一般化のしすぎ(overgeneralization)
  • 心のフィルター(mental filter)
  • マイナス化思考(disqualifying the positive)
  • 結論の飛躍(jumping to conclusion)
  • 誇大視と過小評価(magnification and minimization)
  • 感情的決めつけ(emotional reasoning)
  • すべき思考(should thinking)
  • レッテル貼り(labeling and mislabeling)
  • 自己関連づけ(personalization)
全か無か思考(all-or-nothing thinking)

人間関係が特にそうですが好きか嫌いか、正しいか間違いか、白か黒かで人を判断していれば、まともな社会生活は営めません。こういう極端な考え方、別の言い方をすれば完璧主義者のことです。

一般化のしすぎ(overgeneralization)

良くない出来事が少し続くと自分は運が悪い、自分は何もやってもダメだと感じる。また恋愛も過去に失恋をすると自分は幸せになれない人などと思ってしまいます。そもそも恋愛は過去のお相手と未来のお相手に何の因果関係もなく一回一回が独立しているものだけれども過去と未来を結びつけてしまうということです。

心のフィルター(mental filter)

何か1つ良くない事が起こるとそれにこだわって考え込んでしまい、何も手につかなくなったり他のことを遮断してしまうことで仮に楽しい事が起こっても、それを楽しいと感じられないこと。キレイな花を見てもキレイと感じられないということです。

マイナス化思考(disqualifying the positive)

マイナス化思考とは良いことを悪いことに置き換えてしまう思考法、認知のことです。例えばお仕事が上手くいっても「偶然だ。」あるいは何か良い事が起こっても「どうせまた不幸な出来事が起きるに違いない」、恋人ができても「どうせ最終的には捨てられる」こういう風に卑下する傾向にあります。

結論の飛躍(jumping to conclusion)

結論の飛躍には二通りのパターンがあります。

  • 心の読みすぎ (mind reading)
  • 先読みの誤り( the fortune teller error)

心の読みすぎとは勝手にお相手の心を読んで勝手に結論づけることです。例えばLINEを送ってすぐに既読にならなかった。だから○○に違いない。先輩や上司にそっけなくされた。だから○○に違いない。もちろんその読みが当たる時もあるでしょう。しかし当たるという認知をすると、その認知で今後も判断するのが心の読みすぎということです。

先読みの誤りとは過度に未来を決め付けることです。どうなるか分からないにも関わらず絶対こうだと決め付けることです。

誇大視と過小評価(magnification and minimization)

失敗を必要以上に大きく捉え、成功や良い部分は小さく捉えることです。例えばお仕事で少し失敗したくらいでもう終わりだと拡大解釈してしまう。過大評価、過小評価とあるがそれを拡大したり縮小したりということをせず、失敗、成功は単なる一つの結果を生み出したに過ぎず、10年先から今を見れば、その失敗があったから成功したのだと思える事もあるわけで、これは先読みの誤りと複合的になるわけですが、失敗か成功か未来はこうなると決め付けているわけです。

「人生万事塞翁が馬」ということわざがありますが、意味は人生における幸や不幸など予測できるわけがないということであり、何が幸いして何が災いするのかなど人智の及ぶものではありません。ご自分が念願だった企業に就職しても、それが不幸の始まりかもしれませんし、結婚だって不幸の始まりかもしれません。また厳しい上司の下で最初は辛かったけれど多くを学び、吸収し、その結果大成したというような事もあります。

何が言いたいかというと未来を一切考えないということではありません。お金を○○歳までにいくら貯めて、定年時には○○状態になっていたい…。人生設計、将来設計はもちろん考えておくべき事だと思いますが、その大枠は作ればいいと思うのですが、細々した事まで何もかも決め付けても疲弊するだけです。

感情的決めつけ(emotional reasoning)

自分の気分や感情が良いか悪いかによって物事を全て判断してしまう事です。「最近自分はダラダラしてるな、頑張っていないな、だからどんどん人生が悪化するな」あるいは「私は何をやっても上手くいかない。だから生きている意味はない、価値のない人間だ」

すべき思考(should thinking)

何かしようとする際に「〜すべきである]「〜すべきでない」と考えてしまうことです。他人にこの「すべき」を向ける人は怒りやすく人間関係を円滑に進められない、破綻してしまうケースが多いです。またこういう人は自分に厳しい部分を持ち合わせており、自分は自分だから良いけれど、その「基準」や「すべき」をご自分の尺度でお相手に求めてくるから困ったものです。特に夫婦関係で配偶者がこういう考えを強く持っているとお相手はリラックスできない、休めないとなり関係は段々と悪化していく傾向にあります。

レッテル貼り(labeling and mislabeling)

レッテル貼りは「一般化のしすぎ」の極端なもので部分的側面から全体を判断をしてしまうという認知の歪みです。人は多面的な生き物です。ウマが合わない職場の上司にも上司としての顔だけでなく配偶者や子供がいます。また父親や母親がいます。また芸能人もテレビで見せる顔が必ずしも真実の顔とは限りません。芸能人や有名人の場合はテレビのキャラや役どころによってイメージが作り上げられてしまいますが、例えばそういう方の苦労話や身の上話を聞くと違うイメージが出来上がります。これが一面ではなく多面であり、では総合的に最も素晴らしい人は誰ですか?総合的に愚かな人は誰ですか?と問うても人それぞれの物差しがあるわけですから分かりません。

またネット等で揚げ足を取る事が好きな人というのは、その対象者の一面を拾い上げて批判を繰り広げるわけで、それが勝ち誇った論破したと誤認識するわけです。物事のほとんどは角度を変えれば賞賛しようと思えばできますし、批判しようと思えばいくらでもできるわけで、その論拠が正しいかどうかは簡単に推し量ることはできません。しかしながらその攻撃者の方にも多面がある事は付け加えておきます。

個人化(personalization)

この「個人化」が顕著に現れる方というのは一般的に真面目過ぎな方でしょうか。つまり良くないことが起こると全て自分に責任がある、自分に過失があると考えてしまう認知の歪みです。例えば理不尽なことで上司に叱られた時に「私が悪い」「私の努力や配慮が足らなかった」

少し常識の足らない部下が無礼なことをしても「先輩としての教育が足らなかった」「私の思いやりや愛情が足らなかった」
また恋人に浮気をされた時に「私の努力が足らなかった」「私にも責任がある」

どの考えが正しいか誤りかを申し上げているわけではありません。浮気をされてどう考え、今後の二人にどうつなげていく考えを持つかはそれぞれでお決めになればいい事です。

何が言いたいかというと物事を決定する際には様々な要因が絡んでいます。常識の足らない部下が無礼なことをした責任はどこにありますか?

先輩であるあなたでしょうか?採用担当者でしょうか?会社でしょうか?その部下の親でしょうか?その部下の親の親でしょうか?学校の先生でしょうか?日本の教育システムでしょうか?

この何でも自分に責任があると考える方の逆は「責任転嫁」です。何でも他人のせいにする。こういう方は会社で採用してはいけないでしょうし、何より結婚してはいけないタイプの上位にある要素だと私は考えています。自分を省みない、学習できない、変えようとしない。やはり結婚する前に探っておきたいところです。

ここまでご覧いただいたように「個人化」は適度な責任転嫁と適度な自己責任が求められるということです。ただ家庭教育で何でもおまえが悪いと言われて育てられた方はこの認知の歪みになりやすいもので治療には時間は必要です。

ここまで認知の歪みの定義の10パターンをご紹介させていただきましたが、人それぞれ思い当たる部分はおありだったと思います。ただその程度が強く出ているか、弱く出ているかだけの差であろうと思います。

気をつけていただきたいのは認知の歪みの定義をご覧になって「それ思い当たる!」と言って悪い部分にご自分を当てはめないことです。

ご注意いただきたいのは認知の歪みを知ることの意義は自分は素晴らしいか愚かかを評価する為のものではありません。

あくまで考え方の癖や傾向を知る為のものストレスマネジメントと直接結び付けるものではありませんが捉え方や考え方がストレスを生む原因となっている場合もありますのでストレスマネジメントを違う角度で述べさせていただきました。

受験の時によく聞きましたが「傾向と対策」。傾向があるから対策できる、対策しようと思えばご自身のストレスを生む傾向を知るということです。

観念外し

人は年齢を重ねていけばいくほどどうなるかというと思い込みが強くなっていきます。○○に違いない、きっと○○はこうだから○○なる…。なぜ思い込みが強くなるかというと経験量が増すからです。

子供の時は疑うことを知らず純粋であったけれども大人になるにつれて大人のズルさを知り、騙されない為、失敗しない為に大人の気遣いや立ち振る舞いなど多くを身につけていき、それが脳にインプットされていきます。こう書くと疑うことはいけないもので純粋でなければいけないのかというとそれは違います。

社会で安定して生きていく為には疑うという事も必要です。疑うからこそ騙されない、守られるという事もあるので疑うことがいけない事とは単純に言い切れません。

さてこの思い込みがどんどん強くなるわけですがどういう事を思い込んでいるかがご自分ということなのです。

自分はカワイイ、自分はイケメン、自分は何でもできる、自分は何でも失敗する。こういう事は得意だけれどもこういう事は苦手…。

挙げればいくらでもありますが、この思い込みである認知の形がストレスが溜まりやすい、溜まりにくいを形成しているわけです。

例えば生き方ってどうあるべきだと思われますか?常に楽しくなければいけないのでしょうか?常に楽しい状態でなければおかしいという状態なのでしょうか?

成長って何ですか?何もかも思い通りになることが成長ですか?それとも困難に直面してその中で頑張ることですか?

楽な人生を歩むというのはどういう歩み方をすれば楽な状態に到達できるのでしょうか?常に自分を甘やかし常に楽な方へ楽な方へ歩ませることが本当に楽な人生を手にするのでしょうか?それとも自分を磨き、強くしていった先に楽な状態があるのでしょうか?

本当の本当に楽しいことや生きがいを見つけるのって簡単に見つかると思いますか?楽しいことを見つけるにも努力が必要だと思いますか?それともそんなもの必要ないと思いますか?

どれが正解で不正解は人それぞれの環境があるので100人に聞けばそれぞれで異なる答えが返ってくるはずです。

何を言いたいかのかというとご自分がどう思おうが現実は降りかかってきます。いくら楽をしたいと思っていても仕事をしてお給料をもらい生きていかなければいけないのでしたらもっと楽になりたい気持ちがあってもなくても歩むべき道は一つです。

つまり常識や現実から乖離したものを求めれば求めるほどストレスが溜まりやすいということです。

お金のゴール

少し話が逸れますが一生涯を生き切る為に必要なお金の金額は決まっています。もちろん生活水準や生活環境によって金額は異なりますが決してお金は無限に必要なわけではありません。

仮に現在20歳、80歳まで生きた場合60年あります。そして1年で毎年400万円の生活をしたとすると60年×400万円で2億4000万円必要ということです。300万円であれば1億8000万円です。

このお金はどうにかして稼いだり年金をもらったり副業をしたりと結局稼がないといけないわけです。逆の言い方をすればそれだけ稼げば仕事を続ける続けないは別にして、お仕事をしなくても生き切ることはできるということです。

ですからそのゴールに向けて淡々と一つ一つの悩みや作業を処理、消化していくことです。

結局逃げても必要なクリアすべき現実からは逃れられないわけですから。

ただどうしても今のお仕事を続けられないなら転職すべきですし、疾病等でお仕事ができないということでしたら治療に専念されることはもちろん、年金の免除や納付猶予をしてもらったり自治体の援助制度を利用する等されれば良いと思います。

また当サイトでは偉人や先人の名言を約10万語をご紹介しておりますが偉人や先人の言葉は不要な観念や認知を取り払ってくれる本質を突いた言葉によく出会います。

各名言の一覧ページ

逆風は嫌いではなく、ありがたい。どんなことも逆風がなければ次のステップにいけないから

何かを長期間、成し遂げるためには考えや行動を一貫させる必要がある

きっとイチローさんも生まれた瞬間から逆風は一般に言われる逆風でない事を悟っておられたわけではないでしょう。今までの小さな積み重ねの経験が、実は逆風って追い風なんだという境地に至ったのでしょう。

また一貫性という部分も大切なことでブレていては前に進みません。一貫させようと思うと「柱」や「中心」、あるいは「原点」が必要です。中心があるからブレているのかいないのかが分かるわけです。

生きてるだけで丸儲け

明石家さんまさんの有名な名言ですが、生きてるだけでラッキーという意味だと思いますが本当にこの境地に到達できれば、あらゆる事に感謝ができ、あらゆる事に喜びを感じられるはずです。こういう境地に至るには一度、生死をさまようなど、一度自分は死んだ身なのだという思いになるほどの壮絶な体験をされれば良いのだと思いますが、その経験を意図的にできるわけではありませんが、人の心はこれほどまでに物事の捉え方や感じ方を変えることができるということです。

君がなんとなく生きた今日は、昨日死んで行った人たちがどうしても生きたかった大切な明日だ

アメリカ先住民

こちらも有名な言葉ですが一日の重みや大切さを教えてくれる言葉です。

考え方や捉え方

言葉一つ一つにどういう意味がありどう解釈すべきかということではなく考え方、捉え方を変われば心の余計なものが取り払われ、シンプルに自分自身を動かせるようになるということでありストレスを感じる捉え方、受け取り方、考え方が軽減されるということです

置かれている状況が人それぞれなのでどういう言葉が心に響くかは個々で異なるかと思います。名言を探してくださいということではなく捉え方を変える訓練をして下さいということです。

漠然と頭の中でこうかなああかなと考えるより、実際に今置かれている状況をノートに書き出したりPC、スマホに入力をして、今自分はこういう捉え方をしているが違う角度で捉えられないかなと色々な角度で見つめてみる、また違う角度が必要なら名言などの力を借りて異なる角度を差し込んでみる。

またこの状況下でプラスの考え方はどういう考えになるのかなとプラスに導く考え方を意図的に見つけてみる。先ほどイチローさんのところでお話をさせていただきましたが逆風は逆風でしかないと思う方と、逆風ってすごくプラスになるものなのだと思っている方の違いは逆風は逆風でないと考えられる経験があるかどうかです。

では逆風は逆風でないと考えられる経験がない方は、このままずっと逆風時にストレスが溜まるだけなのかというと小さな事でも良いので逆風によって得られるものを見つけることです。実は誰しも逆風は逆風でない経験をされています。ただそこに気付いていないだけなのです。

先ほど打たれ強い人というのは、ある程度、ご自分が耐えられる範囲で打たれてきて段々と鋼の心にしていったのですと申し上げました。

つまり辛いという感情面においてはネガティブな状態であるかもしれないが同時にそれで心を鍛えているという側面があるわけです。もちろん限界を超えた逆風は異なる対処や解釈をしないといけませんが。

悩み解消・悩みが悩みでなくなる時

また逆風を異なる表現で申し上げると人生最大のピンチや苦しさを味わった。しかしその経験があったおかげで、それ以降今まで悩んでいた事に悩まなくなった、あるいは今まで悩みと感じたものに直面をしても、人生最大のピンチに比べれば大したことはない。

こういう風に悩みの対象範囲が変わり、人生最大のピンチか否かという相対的な部分で悩みを悩みと思わなくなるなるということです。

これは終生免疫と同じ理屈です。終生免疫とは一度感染したら、生涯その病気にかからずに済む免疫のことで風疹、おたふく風邪が代表的です。つまり一度目は苦しい。しかし一度免疫をつければ同じことで悩まない、悩んだとしても最小限度で済むということです。

また幼児の頃は風邪を引く事で色々な抗体を作れるようになりそれが抵抗力を身につけて、段々と丈夫な体になっていきます。

こういう風に物事には常に二つの面があるということです。陽があれば陰がある。成功者と言われる方は必ずしも昔から恵まれていたわけでも順境な幼少を過ごしてきたとは限りません。貧困家庭でコンプレックスが強く、そのコンプレックスが原動力となった。あるいは彼氏に振られたという逆境を経験しても見返してやる!との思いが成長へと自分を向けさせた…というように逆風は逆風でないのです。

ただストレスの原因となる悩みは本当に様々なものがあり、なかなか完治しない病、借金癖や浮気癖がある配偶者との夫婦生活、明らかに理不尽な上司、活気のない職場、自分勝手な友人、騒音がうるさい隣人…。ご自分の意思で変えられるものと変えられないものがあります。

現実を受け入れる

こういう場合はどうすべきか。まずその現実を受け入れることです。受け入れるというのはすごく勇気の要ることですが、まず変えられない現実もあるということを悟りましょう。

そして解決策という方法論をお探しになることです。必要以上に感情だけでご自分を乱さずに解決策を探すことです。悩みというのはどちらかというとむやみに感情だけが乱されているというイメージですが悩みという言葉を使うからネガティブに捉えるのです。

分析している、検討している、模索している、歩んでいる、強くなっている、幸せに近づいている、カルマを解消している…。どの言葉を用いるかは人それぞれですが状況をどういう言葉で表すかでストレス度も変わります。

先ほどお金は無限に必要なのではなくご自身が生き切る為に想定している金額さえ稼ぎ切れば、後は楽ができますよと述べました。これは違う角度で言えば、そのお金を得るための努力や苦労も無限に必要なのではなく、ある地点に到達すれば、後は楽ができる事でもあるという事です。

それはお金を稼ぐ以外の努力や苦労も同じだと私は感じています。つまり確かにご自分とは関係のない第三者によって引き起こされる悩み、ストレスはあるでしょう。一時的に我慢すれば過ぎ去っていく悩みもあれば、ご自分が何か動かないと解消されない悩みもあるでしょう。最低な配偶者と結婚をしたばかりに悩みが絶えない。そういう場合は離婚を話し合い、それで合意に至らない場合は調停や離婚裁判という風に面倒なこともあるでしょう。

要するにゴールに到達するまでにたくさんの苦労を積み重ねてようやく辿り着く人もいれば、さほど苦労なく到達される方もいらっしゃるでしょう。しかし他者と比較をしても仕方ないのですし、あなた以上に苦労に苦労を重ねなければ到達できない方もいるのです。

あなたは世界で一番不幸かというと違うと思います。日本で一番不幸かというとそれも違うはずです。そういう苦しんでいる方を見て時に自分はまだ恵まれている方だ、自分はまだマシな方だと心救われる時もあるでしょうが、そういうものは一時的に救われるだけで真に救われることはありません。

なぜなら自分の人生は最終的には人との比較ではなくご自身でしっかり見つけて到達しないといけないからです。

悩みの本質

「悩み」とは「疑問」であります。国語、算数、英語。勉強していればどんどん疑問にぶち当たります。恋愛をすれば疑問が湧き、お仕事をすれば疑問の連続、人間関係において、この人と上手く接するにはどうすれば良いのかという疑問…。

この世に生を受けて最期を迎えるまでいくつもの疑問を解消しなければいけないのか?それは1000かも10000かもしれません。すぐに解決できる疑問もあれば、その一つの疑問を解決する為に多大なエネルギーを要する場合もあります。

しかし先ほども触れましたが不必要に未来を決め付けてはいけませんし、淡々とその一つひとつをクリアされていくことであり、ご自身が待ち望んでいる状況はその先にしかありません。

晴れの日もあれば雨の日もあり10打数10安打である必要はありません。

「若いうちの苦労は買ってでもしろ」ということわざがありますが、年齢を増すごとに失敗を取り返すことが無理ではないが困難になる傾向にあるのは確かでしょう。

ことわざとして苦労という言葉を用いられておりますが苦労と捉えるかどうかは人それぞれ。苦労は言い換えれば経験だと思います。人は自分が身につけたステージしか到達できません。10代で経験したことが20代で生かされ、30代は10代と20代で身につけたものが開花します。

だからといって常に努力、努力と言っているわけではありません。緩く生きるのも人生、皆が皆、起業したいと思うとサラリーマンの方がいなくなります。世の女性全てが仕事に生きたいと思うと婚姻率は低下し出生率は更に下がるかもしれません。また超仕事人間も必要ですし仕事を抑えて家庭を大事にされる方も当然必要。

成功者の言葉も役に立つし失敗した方の言葉も役に立ちます。ですから失敗したから無価値な人間ではなく、その言葉で救われる人もいるのだから決して無価値ではないということ。無価値なのではなく価値を見出していないだけということに気付かれるべきです。

早く失敗して、早く考えて、早く修正する

ユニクロの柳井正さんのお言葉です。失敗は必ずあるんだと。であれば早く気付いて軌道修正した方が良いだろうという意味かと思います。

長年生きていくと生活の知恵やご自分の傾向など段々と見えなかったものが見えてきます。失敗は必ずありますし、失敗しないと気付かない知恵、失敗しないと見えてこない答え、成功に到達するまでに絶対通らなければいけない脇道は必ずあります。

ですからたった一回の人生を是非素晴らしいものにして下さい。

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