日取りを制することで幸運を引き寄せるだけでなく、災いを遠ざけます。ですから大事なことを行う際には慎重に選んでください。ここでは吉日とされている有名な日についてご案内させていただきます。この日を知ってますます開運していきましょう。
読み方
天赦日の読み方ですが一般には「てんしゃにち」と呼ばれていますが、一部では「てんしゃび」とも呼ばれています。この天赦日は数ある吉日、開運日の中で最も大切な日と認識されている方も多く、この日に何かをすると決めている方も多いようです。ではこの天赦日はなぜ大切な日として認識をされているのでしょうか?
他の日取りに比べて到来日が少なく
天赦日だけでなく他にも一粒万倍日など良いとされている日が数多くありますが、何と言ってもこの天赦日は年間で5日前後しかない貴重な日です。一年365日で5回と仮定すると、70日に一回、つまり2ヶ月半ほどで一回しか到来しない日だからこそ特別な何かを始めるには持ってこいの日でしょう。
また何かを行う時には理由づけも大切です。こういう良いとされる日を理由として何らかにチャレンジするのも良い判断かもしれません。
由来は?
この天赦日はどういう日かと言いますと、百神が天に昇り天が万物の罪を赦(ゆる)す日とされています。恩赦という言葉がありますが、人は知らず知らずの内に人に怒りをぶつけたり、傷つけたり、また人の道から僅かでも外れたりするものです。
しかし諸々の罪穢れはこの日に赦され、気分新たに歩を進めましょうという事だと思います。心に引っかかっていることがあっても、この天赦日を区切りとして新たな心で何かに取り組みましょう。
大安、一粒万倍日、母倉日と重なる強運日だが、最も縁起が悪いとされる受死日という凶日と重なる。
神吉日と重なる日。
大安と重なる日だが、不成就日とも重なっているため凶日を気にするなら避けた方が良い。
天赦日の2024年版
- ≪2024年1月≫
1月1日(月)
- ≪2024年3月≫
3月15日(金)
- ≪2024年5月≫
5月30日(木)
- ≪2024年7月≫
7月29日(月)
- ≪2024年8月≫
8月12日(月)
- ≪2024年10月≫
10月11日(金)
- ≪2024年12月≫
12月26日(木)
一粒万倍日
暦というのは、実はものすごくたくさんあって、一般に知られていないものもたくさんあるので、果たして一体どの暦が有効性があるのかはハッキリと言えませんが、そんな中で大安や仏滅といった六曜は知られていますが、この六曜以外で有名なのが一粒万倍日ではないでしょうか? この日は一粒の籾が万倍に膨らむとされ、良きものも悪しきものも膨れ上がる、広がると言われているので吉事は良いがお金を貸すなど広がっては困るものは控えるべきとされています。
ですのでここでご紹介の天赦日と同日の日は非常に吉日とされているので、宝くじ売り場などでは盛況となるようです。やはり運は人にとって大切な要素ですからね。
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何をすれば良い日なの?
開運日とされている一粒万倍日などは、この日に始めたことは何倍にも発展すると言われていますが、果たして天赦日は一体どのような事に良いとされているのか?この日についてはこれに特化している、あるいはこういう事をすれば良いというのは広まっておりません。
ただ暦の上で最上の吉日と言われているので何をされても良いと思います。この日に何をするかが大切なのではなく、どのような事であってもこの日に行ったことは良いという確信を持つことの方が重要に思います。
よく運の良い方は自分は強運であると確信している、自信を持っている、思い込んでいると言いますが、まさに自分自身の思い込みは強いエネルギーを生み出したり、何事においても意欲的になれるものです。ですからこの最上日と言われている天赦日を活用して自分自身を変えていってください。
また日頃のご加護に対しての報恩感謝として神社に参拝に行かれるのも良いでしょう。天が赦す日でもある、この天赦日に神社参拝に行くことで、より一層、神仏からの篤いご加護が受けられるかもしれません。
運を掴む
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天赦日に元カレと再会
天赦日に起こった出来事なんですが、自分の前に付き合っていた元彼と復縁希望の現状なのですが、たまたま自分の働いていたお店にお客様として元彼さんがきていたのでそこで半年ぶりに再会することができたんです。ただその時は普通に接客をして終わったのですが、仕事が終わってから話することができて、その時に別れたことをお互い後悔していたということと、自分の気持ちもしっかり伝えることができました。相手の方の現状も、わたしへの気持ちっていうのも確認することができて、そこからまだ現状的にっは一緒になるっていうのはできないですが、ずっと連絡を取れるような状態になっています。これは神様がいままでの行いで別れたことにもゆるしをくれて再度お付き合いを再会できるようにとしてくれたのではないかとおもって今は復縁に向けて再度頑張っています。
毎年必ず天赦日に行う事
僕はSEの仕事をしているのですが、有給休暇は結構自由に取れるので、毎年天赦日のどれか一日を使って一人で旅行に行きます。なぜ天赦日に行くかと言うと縁起がいい日というのもありますが、年に数回しかないからです。今年で5回目になるのですが、本当に天赦日にわざわざ会社を休んで行くのもあってか、旅行から帰ってきてから臨時収入があったり、良い人のご縁があったりで効果を実感しています。最初の一年目は意識をしていなかったのですが一年目に天赦日は効果あると思い出したので二年目からも行くことにしています。
天赦日に運命を感じた夢を見た
関係があるかはわかりませんが、天赦日という罪が赦される日だったことに運命を感じた夢を見ました。それは若年性痴呆となった母親を認知症という言葉もなかった時代に介護をし続け、亡くなってしまった後のこと。四十九日の間に一度だけ、母と再会する夢を見ました。それはとても不思議で意味深な夢で、広い広い日本家屋で白装束姿の母と襖越しに話すというもの。内容はやけに陽気な謝罪でしたが、そう言えば痴呆が悪化する前はこんな人だったなと数年の長く苦しいだけの介護で忘れていた母の姿を思い出すことが出来ました。若かった私は天赦日というものを知らなくて、話を漏らした年嵩の人に教わった言葉です。意味深ですよね。
母からの謝罪でしたけど、十分に自宅療養できていなかった罪悪感への許しもあったのかもしれません。
暦注のあれこれ
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