伊勢神宮は別宮は14宮あり、本当に全てにおいて精錬されたパワースポットといって良いでしょう。初めて足を踏み入れた感動は今も忘れません。ここでは内宮の別宮である月読宮についてご説明させていただきます。月読宮の御朱印や受付時間、さらにお守りから無料駐車場まで一気にご覧いただけます。
御祭神やご利益
月読宮の御祭神は月読尊です。天照大御神の弟神で外宮別宮に鎮座されておられる月夜見宮のご祭神と同じです。月の満ち欠けを教え暦を司る神であることを意味します。また月読尊は『古事記』『日本書紀』よると、伊弉諾尊、伊弉冉尊が、天照大御神をお生みになられ、次に月読尊をお生みになられ夜之食国を治めになるようにご委任になられたと記されています。
社号標
月読宮は『つきよみのみや』と読みます。画像は社号標です。
鳥居と参道
鳥居です。月夜見宮という名称から月の神秘的なエネルギーを漲っているような感覚を受けます。参拝客は少なく、静かで森の中を入っていく感じです。
手水舎
月読宮の手水舎です。伊勢の各所は洗練さを感じずにはいられませんね。
月読宮の参拝の順番
月読宮は参拝する順番があります。上記の画像の①から順に参拝して下さい。ちなみに4つの宮は左から以下となっております。
お守り
月読宮で頒布されているお守りですが上記画像の下部の黄色の『月読宮袋入守』が初穂料1,000円です。そして画像の左側に小さくあるのが『守祓』のお守りで初穂料500円となっています。
その他は剣祓(お札)ですね。こちらも初穂料500円となっております。お守りはこれが全種類です。月読宮に限らず、別宮のお守りはたくさん種類が取り揃えられているわけではないですね。
最寄りのバス停
月読宮から近いバス停ですが中村町のバス停は月読宮から距離が約500mあり、徒歩の場合ですと7分~10分要します。
月読宮の「最寄り駅」:近鉄鳥羽線「五十鈴川駅」
月読宮の「最寄りバス停」:三重交通バス「中村町バス停」
下記がマップと時刻表です。
時刻表はこちらから
月読宮から『中村町』バス停の道中に『すみ焼 あみ焼 かぐら』『つきよみ食堂』があります。
各バス停です。
名称 |
皇大神宮別宮 月読宮 |
住所 |
三重県伊勢市中村町742-1 |
お問い合わせ |
0596-24-1111(神宮司庁) |
伊勢神宮
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内宮への参拝
知人と伊勢へ行きました。『一生に一度はお伊勢参り』という言葉は江戸時代からあったとされ、私達も念願かなってついに待望の伊勢。バックパックを背負い、オシャレ女子感はどこかに置いてきたような格好で伊勢へ臨みます。飛行機と近鉄を乗り継ぎ、憧れの地へ。
伊勢市駅に降り立った時に、とにかく驚きました。「この神社感はただごとではない‼」と2人で異様なはしゃぎっぷり。駅の外観は個性丸出しだし、駅前には灯篭や菊の御紋を賛美した空間が広がります。鳥居の存在はもうツッコミようがなく、本当に異世界でした。
その空気を楽しみながら更に行くのは内宮です。しかし内宮と一口に言っても正宮、別宮、摂社、末社、所管者を合わせるとおよそ70近くの御社があります。その中でも私達は、一般人の訪れることができるメジャーな所を全て回る事にしました。
朝早くに内宮へ向かったので人も少なかったです。宇治橋の幅の広さと、その長さにも驚いたのですが、何といっても五十鈴川の美しさ。欄干からでも川底が見える透明度と浅さで、いつまでも見ていられるほどでした。渡り切れば世界が更に変わります。
延々と続く砂利道です。参道の真ん中を歩く人はもちろんおらず、みんな静かに歩いていました。近隣の人なのか、ジャージにツッカケを履いた手ぶらの女性もいました。「格好はなんにせよ、朝参拝に来るのはえらいなあ」と一人感心。知人も空気を楽しんでいるのか終始静かでした。
歩みを進めると、青空の見える開けた空間も、どんどん緑が濃くなりやがて暗くなってしまいます。周囲の木のも、見たことない太さばかりです。いよいよ天皇家の祖神『皇大神宮』に向かうための階段が見えてきました。
階段を上りきってからの写真撮影は禁止で、守衛さんが目を光らせています。誰も私の二礼二拍手一礼なんて見ていないのに緊張しました。この垣根の奥には『日本の神様』がいるんだと思うと、不思議なものですよね。つつがなく、神様に手を合わすことのできた事へ感謝しました。
祈願をするのは、すぐそばに鎮座する『荒祭宮』が良いとされています。妙齢なのでもちろん『恋愛』をお願いしました。その後はちょろちょろと散策。するとすれ違う人達が団体ばかりで、参道も芋洗い状態になってしまいました。朝に行って良かったと本当に実感。
そして確信したのは『一生に一回じゃ足りない』という事。魅せられたのか、はたまた何かにとり憑かれたのかはわかりませんが、恋愛云々よりもまず『足るを知る』ことが私には必要かもしれません。
Wikipedia
Ise Shrine|Tsukinomiya Shrine