どんな仕事?
数学を学び、数学を研究します。教職者として数学と教えることもあります。
なる為に必要な学歴や資格
4年制大学の数理系学科に進学→大学院→博士号を取得
仕事内容
数学研究者は一般的には数学者とも呼ばれ、簡単に言うと「数学について研究する学者」です。しかし、そのほとんどが研究だけでは生活できずに、教育者としての職を得て、数学を大学、短大、高専などで教えながら、そのかたらわで研究活動を行っているのが現状です。
大学の数学教育は、専攻に関係なく1~2年生に対して行う数学基礎の教育、数学・数理科学を専門とする3~4年生に対して行う専門教育、大学院生に対して行う先端数学の教育に分かれます。この教育に多くの数学研究者も携わっていきますが、大学で数学を教えるためには、大学や大学院で数学を研究して博士号を取得している必要があります。
数学には、代数、解析、幾何といった純粋数学と、コンピュータを使った情報・応用数学があり、現状から行くと、純粋数学の研究を行っている人は、他職種への転職はほとんどないと考えられます。基本的なこととしては、数学研究者になるには数学が好きなことが何よりも大切であり、また物事を深く掘り下げて考えることができる、考えるのが好きという人が向いています。
例えば教員として働きながらの研究員としての仕事は、なかなか大変なものかもしれません。しかし、研究の成果が出た時の達成感は計り知れないものがあり、夢のある仕事の1つといっても過言ではないでしょう。数学研究者として研究の成果が認められると、若い数学者の優れた実績顕彰する「フィールズ賞」や、顕著な業績をあげた数学者に対して贈られる「アーベル賞」などの世界的に栄誉のある賞が贈られることもあります。
平均年収や給料・収入
数学研究者の平均年収や給料ですが、数学研究者は大学や大学院などで研究員や助手として従事します。助手の頃の年収は300万円前後。教授ともなれば年収800万円以上も可能です。数学研究者はまだ解決していない問題や発見されていない課題を論文にまとめて世界的に認められれば大きな成果となり、こういう成果によって給料も大きく変動します。やはり一つの論文が大きな構造変化を生む場合もあるので、ひたすらその事について研究するので必然的に成果のあるなしで大きな影響が出ます。
また数学研究者は他の業界や民間企業への応用が利きにくい仕事ですので、よほどこのお仕事に情熱を燃やしていない限り、途中の路線変更は困難ですので覚悟が必要です。
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