Manabi

普天満宮

普天満宮の御祭神は以下の二神です。また普天満宮は国道330号を北上した先にある神社で、米軍普天間飛行場のすぐ横にある神社です。

• ≪御祭神≫

・熊野権現
・琉球古神道神

由緒

普天満宮は別称普天満権現といい、琉球八社の一つです。創建は普天満の洞窟に琉球古神道神を祀ったことに始まり、尚金福王から尚泰久王（1450-60年）の頃に、熊野権現を合祀したと伝えられています。

近世沖縄における熊野信仰は琉球八社を始め、その分社、観音、霊石信仰とも習合しながら県内広域に伝播し、拝所としても数多く存在します。また普天満宮の縁起伝承には、首里桃原に女神が出現され、のちに普天満宮の洞窟に籠られた伝承があります。

琉球八社

琉球には臨済宗と真言宗の2派の仏教が伝えられ、当時は臨済宗が厚遇されたが、琉球王府から真言宗の寺院にも特別に扱われた寺院が現在の琉球八社と呼ばれるようになり、主に普天間宮の御祭神でもある熊野神が祀られています。琉球八社の所在地は以下となります。宜野湾市は普天間宮だけです。

• ≪那覇市≫

『波の上宮』『沖宮』『末吉宮』『安里八幡宮』『識名宮』『天久宮』

• ≪宜野湾市≫

『普天満宮』

• ≪金武町≫

『金武宮』

ご利益

普天間宮の主なご利益は以下のように言われています。

• 五穀豊穣
• 航海安全
• 交通安全
• 豊漁
• 縁結び
• 安産

狛シーサー

一般的には狛犬ですが、沖縄の神社といえば琉球の守り神である狛シーサーですね。沖縄の雰囲気があって良いですね。

手水舎

普天間宮の手水舎です。赤瓦は沖縄でしか見られないみたいで貴重ですね。そういえば全国各地の神社に行きますが赤瓦は沖縄だけですね。きちんと参拝する前に手水舎の水で両手を清め、口をすすぎました。

拝殿

拝殿で神恩感謝など日頃のことについて御祈願をしてきました。

普天満宮の御朱印や時間は？

普天満宮の御朱印です。初穂料は300円。限定の御朱印などはなく1種類のみです。受付時間は9:30～18:00までです。

摂社(普天間権現)

樋川の石碑でしょうか？これが何を意味するのか申し訳ありませんが不明です。

限定の御朱印帳

普天満宮の限定の御朱印帳です。沖縄らしいデザインですね。初穂料は1,500円で御朱印込みのお値段ですので。

無料駐車場（普天満宮）

普天満宮の無料の第一駐車場は普通車8台ほど停めることができます。

無料第二駐車場

普天満宮の無料の第二駐車場は普通車30台ほど停めることができます。

コインパーキング

普天満宮周辺のコインパーキングです。徒歩5分ほどで5台駐車可能です。料金は以下です。ちなみにこちらの駐車場は領収書が発行できません。

• ≪駐車料金≫

最初の1時間は20分毎100円、以後60分ごとに100円

普天間市民駐車場

普天間市民駐車場です。普天間宮まで徒歩10分程で、こちらの駐車場は約300台停めることができます。下記の駐車料金は1日停めて表示の料金です。クレジットカードは使用不可です。

• ≪営業時間≫

7:00～深夜3:00（土日祝も営業）

• ≪駐車料金≫

・バイク… 100円
・普通車… 200円
・大型車… 400円

宜野湾市指定名勝（普天間宮洞穴）

鍾乳洞は全長約280メートルで1991年に「宜野湾市天然記念物」にも指定されたこの洞穴は、普天満宮発祥の場所ともいわれています。洞穴について説明の看板が立てられていたので、それを記します。

琉球石灰岩層に形成された横穴洞穴で、主洞口を東にして西方向へ延びています。洞穴の開口部は二箇所あり、主洞口は石灰岩の崖の中腹、他の一つは洞壁が崩壊してできたものです。洞穴の内部は途中二箇所ほど天井も低く、幅も狭いところがあるのが平均して天井の高さは4m～6m、幅は1m～3m、充分立って歩ける広さです。洞内には広い場所がある。その一つは奥宮になり、広場のうち最も大きく幅15m、天井の高さ6mである。

他の一つは奥宮からおよそ80m奥の所である。そこには、つらら医師や石筍が良く発達し、また広場の真中には幅4mほどの石柱があり、これが洞穴全体を支えているかのようである。

洞穴の入り口に近い所の洞壁には連続している三つの細長い溝のようなものが見られる。これは洞穴ノッチである。つまり洞穴の中を流れる水によって浸食されてできたものである。これが洞壁の高さの異なる地点にあるということは、洞穴内の水位が次第に下がるなど何らかの地殻変動があったことを物語る科学上の重要な証拠である。

また洞穴の入口付近には、数万年前に絶滅した鹿類を含む厚い化石層がある。化石はリュウキュウジカやリュウキュウムカシキョンで200頭以上も発掘されている。化石は洞内にも散在し、さらに土器も発見され、遺跡にもなっている。

本殿裏に鍾乳洞

本殿裏に鍾乳洞があり、見学が可能です。厳重なセキュリティの先にある入り口は原生林のような林に覆われており、少々不謹慎かもしれませんが探検心をくすぐるような光景です。周囲の鍾乳石の荘厳さ、すぐそばを幹線道路が通っているはずなのにほとんど物音のしない薄暗い世界、ぴんと張りつめるような少しひんやりした空気。自然の力をまざまざと見せつけられているようで、数百年もの長きにわたって信仰されているのもうなずけます。

洞窟内は撮影禁止

洞窟内は以前は撮影可能だったのですが撮影禁止になったようです。恐らくですが、沖縄の祈り場は静けさを重視するようなので、クレームがあったのかもしれません。

• ≪普天満宮洞穴への拝観方法≫

御守授与所にて受付をしています。

• ≪拝観時間≫

午前10時～午後5時

• ≪料金≫

無料

アクセス

• ≪交通案内≫

・那覇空港からモノレールで15分　（沖縄都市モノレール/ゆいレール）　
・那覇空港～旭橋（那覇バスターミナル）
・那覇バスターミナル（旭橋）からバスで40分（系統番号２３番ほか　那覇バスターミナル～普天間）

那覇バスターミナルから普天間宮へのルート

下記のマップは那覇バスターミナルから普天間宮へのルートです。

周辺のランチや飲食店

周辺飲食店は通りを挟んで目の前にあるキングタコス普天間店を紹介させて頂きます。持ち帰りも可能で、昼間はそこそこ地元民の出入りが多かったです。座席数は20席程度でそこまで広くはありません。画像はタコライスチーズ(￥600)です。

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