島根県出雲市といえば縁結びの神である大国主大神が鎮座してるスポットです。恐らく縁結びの神社で有名なのは?と問われれば出雲大社を挙げる方が多いのかもしれません。その出雲大社から近くの稲佐の浜の駐車場や稲佐の浜から出雲大社への徒歩、バス、タクシーの行き方についてご案内致します。
素鵞社
出雲大社に何度も参拝をされたり、出雲大社に行くための予習をされた方であればご存知かと思いますが、出雲大社に参拝に行った際には必ず立ち寄りたいパワースポットがあります。それは素鵞社(そがのやしろ)です。上記画像をご覧いただければお分かりの様に、かなり人気の境内社です。この日は11月の神在祭の際に参拝に行ったので普段より参拝されている方が多かったかもしれません。
ご利益のある砂
この素鵞社は本殿の後方にあり、この社殿の床縁下の砂をいただき帰って御守としたり、また自宅の庭やご自身が所有している土地、は田畑に撒く事で神様のご加護をいただくという信仰が古くからあるのですが、いきなりこちらの砂を持って帰るのではなく、出雲大社より西にある稲佐の浜の砂を素鵞社に納めて、それと引き換えに素鵞社にある砂を持ち帰ることでご神徳を得られます。
ですので出雲大社に参拝に来られるまえに稲佐の浜で砂を集めに行く方が多くなっています。
稲佐の浜から出雲大社の徒歩やバスや所要時間
ここから稲佐の浜から出雲大社への行き方についてご案内させていただきますが、まず稲佐の浜から出雲大社に行くわけですが、出雲大社のどこに行くかによって距離も変わってきます。ちなみに砂をもらう素鵞社は画像上部の青枠の社です。
上記画像は出雲大社の境内図ですが稲佐の浜から徒歩で来た場合は緑の矢印に出てきます。そして境内に入ろうと思うと、赤枠の横から入ることができます。このルートが最短距離です。仮にこの横から境内に入るのあれば、稲佐の浜から境内までの距離は約1.2kmほどです。
上記画像は出雲大社の一の鳥居(宇迦橋の大鳥居)ですが、ここからゆっくり歩いて参拝したいということであれば、それなりに距離は増えます。
宇迦橋の大鳥居までの距離
下記のグーグルマップは稲佐の浜から一の鳥居(宇迦橋の大鳥居)までの徒歩のルートです。距離が約2.4km、そして所要時間は30分ほど要します。車移動した場合は渋滞状況によって変わりますが、おおむね10分程度で着きます。
タクシー料金
稲佐の浜から出雲大社への料金をご案内させていただきます。
出雲大社近くのタクシー料金をお調べしましたら『出雲一畑交通』が料金の案内をされていたので掲載致します。なお今後、消費税などで値上げをしたり、料金体系が変更となる場合があります。
- ≪小型タクシー≫
距離制運賃 |
初乗運賃:1500mまで660円 |
加算運賃 |
以後305mごとに90円 |
時間距離併用制運賃 |
時速10km以下の走行時間について1分50秒までごとに90円 |
お問い合わせ |
0853-21-1144 |
- ≪中型タクシー≫
距離制運賃 |
初乗運賃:1500mまで680円 |
加算運賃 |
以後268mごとに90円 |
時間距離併用制運賃 |
時速10km以下の走行時間について1分40秒までごとに90円 |
お問い合わせ |
0853-21-1144 |
稲佐の浜から上記境内図の横から境内に入る場合は初乗り運賃で済みます。
また一の鳥居(宇迦橋の大鳥居)までタクシーで乗って行く場合は、あくまでグーグルマップの距離で計算した場合ですが900円~1,000円ほどです。ただし渋滞状況やルートによって多少前後するかと思いますので、あくまで目安とお考え下さい。
バス運賃や行き方
次に稲佐の浜から出雲大社へバスで行く場合についてご案内致します。下記がバスの乗り口である『稲佐の浜入口』、降り口は『出雲大社連絡所』です。降り口はあくまで上記境内図の赤枠の横から境内に入ることを前提としています。またバスは一時間に一本ほどあります。
乗り口 |
稲佐の浜入口 |
降り口 |
出雲大社連絡所 |
所要時間 |
約3分 |
バス運賃 |
160円 |
バスの本数 |
時間帯によりますが1時間に1本程度 |
停留所 |
稲佐の浜入口→ 奉納山入口 → 出雲大社連絡所 |
次に一の鳥居(宇迦橋の大鳥居)までバスで向かう場合についてですが、乗り口、降り口等をご案内させていただきます。
乗り口 |
稲佐の浜入口 |
降り口 |
電鉄大社駅 |
所要時間 |
約15分 |
バス運賃 |
160円 |
バスの本数 |
時間帯によりますが1時間に1本程度 |
停留所 |
稲佐の浜入口→ 奉納山入口 → 出雲大社連絡所→ 正門前(島根県)→ 電鉄大社駅 |
名称 |
稲佐の浜(いなさのはま) |
住所 |
出雲市大社町杵築北稲佐 |
問い合わせ |
0853-53-2112(出雲観光協会) |
神社名 |
出雲大社 |
住所 |
島根県出雲市大社町杵築東195 |
参拝可能時間 |
3月から10月:6時~20時
11月から2月:6時30分~20時 |
お問い合わせ |
0853-53-3100
午前8時30分~午後5時 |
以上が稲佐の浜から出雲大社への行き方でした。下記は稲佐の浜で砂を持ち帰る際の注意点、そして出雲大社で参拝する際に知っておくべき簡単なポイント、無料駐車場のご案内です。下記マップをご覧いただくと、右に『お手洗いマーク』『Pの駐車場マーク』がありますが、ここが稲佐の浜の無料駐車場になります。
無料駐車場
稲佐の浜には普通車23台、軽自動車2台を停められる無料駐車場があります。
出雲大社
出雲大社の参道には4つの鳥居があるのですが、この四つの鳥居を全てくぐることで穢れが払われ、心が整うとされ参拝した際の神様への感応力がアップしてご神徳をたくさん頂けると言われています。
砂の量
稲佐の浜で砂を出雲大社に持って行くわけですが、まずあまりたくさん持って行こうとすると重いです。そして瓶詰めされている方がいらっしゃいましたが、海水浴場の砂ですので水分を含んでおり、素鵞社に持参した砂を納める際に、なかなか瓶から落ちずに苦労されている方がいらっしゃいました。
私はジップロックに入れていきました。最初はたくさん持ち帰ろうかなと思ったのですが、地元民ではないし、電車に乗って帰るので重いのは辛いなと思い少量にしました。
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参拝メモ
出雲大社に行ってきました。縁結びで有名な出雲大社ですが、御祭神である大国主大神は、実は男女だけではなく、人、者、事のあらゆる縁を結びつける力があると言われます。筆者はやましくも金運、財運を願い、参拝に訪れました。
正門の勢溜の大鳥居をくぐると、空気が変わったかのように出雲大社の境内は荘厳な景色が広がります。どこもかしこも驚くほど手入れがなされ、参道の松をはじめ、御本殿後ろの八雲山の緑で、心が洗われるかのよう。
拝殿、御本殿、神楽殿はよく知られてますが、ここで意外に見逃しがちなポイントをあげておきます。
- ◆一の鳥居から四の鳥居の全ての鳥居をくぐると運気アップと言われています。
- ◆勢溜の大鳥居くぐって右手にある祓社で心身の汚れを清めましょう。その後に手水社で手と口を清めます。
- ◆神様が西を向いて鎮座しているので、御本殿の西側からもご挨拶を。
- ◆御本殿後ろにある素鵞社は最強のパワースポット。稲佐の浜の砂を納め、清めた砂を持ち帰ると厄除になると言われています。
広い境内にはお社が多くあるので、事前に地図で位置を把握してから行くとわかりやすいです。大国主大神は、数々の試練をつみ、恋多き神様として知られています。お人柄や、大国主大神の周辺の人物、さらに神話を学習しておくと一層楽しめますよ。
御朱印帳は神門通りでかわいいものも数多く売られてますが、出雲大社境内でも二種類が販売されていますのでお薦めです。最後は神楽殿のしめ縄の太さ、その前にある国旗掲揚塔の国旗の大きさを実感してきてくださいね。