大使とは?
大使とは特命全権大使は国家公務員として従事します。海外に赴任し、駐在先の外国の日本代表者として勤務にあたり、駐在先の国と日本との外交やその国に滞在している邦人の安全確保や保護などを主に行います。
なる為に必要な学歴
基本的には学歴不問ですが大卒でなければ厳しい現状があります。
必要な資格は?
国家公務員1種試験に合格して外務省に入省する(キャリア官僚)または外務省専門職員試験、国家3種試験などに合格したうえで外務省に入省(ノンキャリア官僚)した者の中から選ばれる事が多いため、これらの国家資格に合格する必要があります。また、まれに警察庁や防衛省などからもあるため、各職の必要国家試験に合格している事が最低条件です。
また受験する試験によって受験資格は異なりますが、国家公務員1種試験の場合、21歳以上30歳未満でかつ、大学卒業もしくは見込みの者。外務省専門職員試験では21歳以上30歳未満の者で学歴不問、もしくは21歳未満で大学を卒業、もしくは卒業見込みの者や短大、高校を卒業した者など。国家3種試験では17歳以上21歳未満の者となっています。
仕事内容
大使(特命全権大使)の仕事は大別すると、滞在先に在住している邦人の保護、滞在先国での日本広報活動、外交、政治や経済、外交面などの情報を収集する事などに分けられます。任務に就く国は日本大使館を置いている国や地域であり、それらすべてに大使の最高地位にあたる特命全権大使が従事しています。
実際の外国にある日本大使館内には現地スタッフの他に公邸料理人などの職員の他、政務担当職員、広報担当職員、経済担当職員、領事、警備職員などの職員のトップとして、大使館に勤める職員と共に外国にある日本大使館で仕事に従事します。大使は外務大臣の申し出によって内閣が認めた人を派遣先で就任させますが、派遣先の国の承認を得て初めて仕事に従事出来るため、簡単に大使の仕事をすることは出来ません。
大使は各国の代表や大使など、相手国のトップと会談、協議などを行い、政治に関連する取り決めなどを行い、協議内容が決定された場合には日本国代表として正式な外交文章に署名捺印を行い、速やかに実行される様にします。また、日本と外国が重要な任務を行う際に臨時的な任務を行う特派大使という仕事や国連などに派遣される国連大使などもありますが、一般的に大使を指す場合には前者である特命全権大使を指すことが殆どです。
平均年収や給料
大使と言いましても様々ございますが主要国に駐在する大使の場合の給料は1500万円からになっています。その本給に加えて毎月100万円単位の手当がつく場合もあります。一番下の書記官クラスでも年収は1000万円以上です。
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