精神的なストレスなど様々な要因で発症してしまう鬱病ですが、抗うつ薬などが効いてくるまでは、身動きが取れない、テレビを観れないくらいに追い込まれる場合もありますが、お薬が効果を発揮し出すと、段々と日常生活を送れるまでに回復します。
このページでは私自身がうつ病の時に行っていた暇つぶしや良い時間潰しができるものなどおすすめ15選をお届け致します。
①読書(暇つぶし・時間つぶし)
まず読書、私は色々なうつ病を患った方のブログなども見ていましたが読書をされている方が多かったです。ネットで書籍を購入するのも良いですが、お近くに図書館がきっとあるはずです。
まだ外出できるほど回復していないという方は図書館に出向くのは、もう少し先にされた方がいいいと思いますが、もし行く元気があるのでしたら是非利用してみてください。書籍を借りてきて自宅で読むも良し、たまには気分転換で図書館で書籍を読むのもおすすめです。
また人によってはうつ病に関連した書籍を知識として取り入れたいと、たくさん読破しようと思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、私はあまりおすすめしません。
なぜか?私自身、うつ病に関する書籍をかなりたくさん買い込み読みました。確かに役に立ったという箇所もありましたが、まだ完全に回復期と言えない状況で、そのような書籍をたくさん買い集め、読んだのですが、動揺するようなこと、うつ症状を悪化させること、良くない考えと結び付けてしまう箇所がたくさんあり、あまりこの手(うつ病)の書籍に触れない方がいいなと思ってからは一切読まなくなりました。
②テレビ・映画視聴(暇つぶし・時間つぶし)
うつ病の症状が最も酷い時、私の場合はテレビを観ることができないくらい苦しかったです。そこまで辛い症状になっていない方もいらっしゃるかと思いますが、テレビを観ていても音声や映像の処理が行えないくらいに脳の元気を失い、本当にこんなにも辛い症状になるのかと、今振り返れば辛かったです。
しかしやはりテレビ視聴やDVDを借りてきたり、ネットの映像配信などは時間潰しには最適ですよね。私は行いませんでしたが、回復期で、元の状態を取り戻しつつある方は映画館に行くのも良いかもしれませんね。
③ネットサーフィン(SNS・ライブ配信・ブログ)
うつ病で自分自身が辛い時に、他の方のブログやSNSで励まされた、救われたという経験をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。実際、私も他の方のブログチェックなどネットサーフィンをしていました。
またTwitterやニコ生、ライブ配信アプリ(LINE LIVEその他)をダウンロードして芸能人ではなく、一般の方の配信などを見て時間を潰していました。
Twitterやニコ生だけでもうつ病と闘っている方はたくさん見つかりますから、一度探してみるのも良いかと思います。
④Youtube・GYAO!・AbemaTV
YoutubeやGYAO!、AbemaTVなどの動画を見るのも効果的な時間潰しですね。Youtubeでもうつ病に関するものをたくさん見ましたが、動画の場合はあまり自分自身を動揺させるようなものなく、うつ病をより深く理解できる動画が多かったです。
また意外に役立ったのがAbemaTVです。AbemaTVは昔のアニメが放送されていて、懐かしいなぁって思いながら視聴していました。もちろんオリジナルの番組もたくさんあります。
⑤資格の取得・語学学習
今置かれている状況はお一人お一人違い、一定期間の休職後に元の職場に戻る方もいれば、新たにお仕事を探すかも?という方もいらっしゃるかと思います。そういう方はこの時をチャンスと捉えて資格取得に励むのも良いでしょうし、英会話を学んだり、最近は中国語を学ぶ方が増えているそうで、私がうつ病で苦しんでいた時に、うつ病をきっかけにタイに移住をした方もいました。
タイは物価も安く、日本の冬のような寒い時期がなく、一年中暖かいので気候的にも良いかもしれませんね。
このように一念発起して何かを始めたり、人生のターニングポイントになるような決断、行動も有効かもしれません。
⑥健康オタクになる
うつ病は抗うつ薬を飲んでいれば、症状は段々と落ち着くことが多いですが、中には効きにくい方もいます。自分自身、うつ病を発症してから、様々な医学的な事、健康に関する情報に触れてきました。
その中で自分は何て健康を害する行動を取っていたのだろうか?何て体に良くないものを食べていたのだろうか?何て無知だったんだろうかと痛感しました。
うつ病のことはもちろん、糖尿病、心筋梗塞、脳関係の病、ガンなど40代、50代、60代と加齢が進行していくにつれて、段々と発症リスクが高まるにも関わらず、あまりにも対策を取っていなかったので、とことんそういった病や予防医学、分子栄養学などについて調べました。
健康オタクとまでは言えませんが、うつ病を患う前の事を思えば、かなり色々なものが改善できましたし、体内に摂り入れるものも随分変わりました。
⑦ハンドメイド(手作りアクセサリー・手芸)
これは主に女性向けの暇つぶしになるかと思いますが、この暇な時間を利用して、布小物やバッグピアス、アクセサリー、イヤリングやポーチなどを作ってみてはいかがですか?
ハンドメイドを本格的に学んでご自分でメルカリやヤフオクでしょっぴんしてお金を稼いでらっしゃる方もいましたし、単なる暇つぶしや趣味の域を超えて副業、本業としての可能性もあるものですよね。
小物を作って販売して利益を得たり、その技術を教えたり…。結構夢が広がるかもしれません。
⑧ゲーマー・Youtuber・ブロガー
続いてゲーマーやユーチューバー、ブロガーデビューを果たして、それを仕事にする、あるいは本業は無理にしても副業で少しでも収入を得られるように勉強してみるのもおすすめです。
ゲーマー・Youtuber・ブロガーの中で、お金を稼ぐと考えた場合、最もハードルが高いのがゲーマーかなと思います。プロゲーマーという職業も現在はきちんと確立されていますが、要はゲームをして稼ぐということです。
そのゲームというのは主に格闘ゲームです。世界大会も開かれ、大きな大会の優勝賞金は億を超えます。ただ当たり前ですが相当な時間やりこまなくてはならないので、なかなかお金を稼ぐに至るまでは遠い道のりのように感じます。
続いてユーチューバーですが、何かしらの動画を撮影→アップをして広告収入を得るという方法ですね。これはブロガー、つまりブログでも同じで記事(コラム)を書いて記事をアップ→広告収入を得る形です。
ブロガーの中には、自分自身のブログを更新し続けていく内に、そのブログが有名になったり、有名企業から執筆の依頼が舞い込んで本業になる方もいらっしゃいます。
ただユーチューバーでもブロガーでも少しやっただけで、すぐにお金を稼げるようになるほど甘くはありませんが夢は広がりますし、動画であろうとコラムであろうと誰だって自分の得意なもの、良く知っていることは一つや二つあるはずです。
うつ病の経験を伝えるというのも一つの武器でしょうし、仮にマイナス思考や引きこもり、人間関係が苦手という内向的な方であっても、同じ悩みを抱えてらっしゃる方も多いでしょうし、そういう方向けに心温まる言葉、仲間意識や親近感、有益な情報など何かの得意を配信してあげればファンになってくれたりも十分あり得ます。
⑨ココナラ
先ほどのユーチューバー・ブロガーのところで『誰だって自分の得意なもの、良く知っていることは一つや二つあるはずです。』とお伝えしましたが、動画とか撮影するのは難しそう、ブログ記事をたくさん書くことは苦痛だという方もいらっしゃるでしょう。そんな方におすすめなのが、このココナラというサービスです。
これはどういうサービスかと言いますと自分の”得意”を出品でき、その出品物が売れたら、販売料金を得られるという仕組みです。もちろん出品は無料です。
上記はココナラの公式の動画ですが『自分の得意を出品』とはどういう事か?
例えばあなたの職業について、今まで何らかのお仕事をしてきたなら、その業界や仕事のスキルを持っているはずです。それを出品するわけです。分かりやすい例をいうと、WEBデザイナーのお仕事をしている方は、コーティングをしたり、ロゴを作れたりするはずです。
その”得意”を出品するわけです。『ログ作成します・ホームページのコーティング・カスタマイズ請け負います』と。
またご自身で鬱病の当事者として、誰かの相談に乗ってあげたいという方は、『うつ病当事者として相談に乗ります』『うつ病で辛い方のお話を聞きます』という話し相手、相談相手として、そのスキルを出品すればいいのです。
どんなお仕事があるかはココナラの公式サイトでご確認下さい。
⑩ヨガ・マインドフルネス・筋トレ
うつ病の治療目的に呼吸法を推奨したり、実際にご自身の治療に取り入れたりしている方も多いかと思いますが、ヨガやマインドフルネスを始める方のも良いタイミングかもしれません。
マインドフルネスというのはストレス軽減や集中力アップ、自律神経の回復に効果的だと言われていますが、マインドフルネスの意味を簡単に申し上げれば「”今ここ”にただ集中している心の在り方」のことを言います。
うつ病の時に過去に苦しめられ、未来の妄想、想像、決めつけで自分をますます追い込んだりした経験はありませんか?そんな方にはこの今に集中する心の在り方であるマインドフルネスは非常に有効な『自分を変える手段かもしれません』
またヨガ、マインドフルネス、禅といったものだけではなく、筋トレ、ウォーキング、ジョギングといった比較的負荷の重い運動をするのも良いでしょう。うつ病によって太ってしまったという方も多いので、もし十分運動もできる精神安定状態なら軽いものから始めてみましょう。
番外編
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