何度か違反を繰り返したり、人身事故などを起こすと残念ながら届いて欲しくない免停通知のハガキが届き、免許停止処分になり免停講習を受けるわけですが、朝から講習を受けて、お昼からテストを受けるのが全都道府県で同じ流れだと思いますが、どんな問題が出題されるのでしょうか?実際に免停処分になり講習を受けましたので、ここでテスト内容をご案内致します。
恐らく都道府県によって問題が違う
まずテスト内容をご案内する前に大前提として以下の点をご留意ください。
- ≪テストの問題は全国統一ではないはず≫
恐らくですが、この免停講習のテスト問題は都道府県ごとによって異なり、全国統一ではないと思いますので、下記に掲載の問題がそのまま出題されるわけではないと思います。
- ≪私自身の記憶を元に掲載≫
どのような問題が出題されたですが、テストの問題は持ち帰ったりできないので私の記憶を元に掲載しております。
- ≪掲載の内容≫
下記掲載内容は、その部分がテストに出題されただけで、テストで出題される際は文言は変わっておりますので。
- ≪免停講習の種類≫
免停講習には違反点数に応じて、短期、中期、長期があり、私は短期講習でした。中期や長期の場合のテスト問題は一緒の内容なのか異なるのかは分かりません。
- ≪道路交通法の改正≫
今後道路交通法が改正された場合は、それに伴ってテスト問題が変わったり、解釈が変わる可能性があります。
テストの形式と短縮日数
テストの形式ですが40問で「正誤」の二択になっています。時間は20分ですが早い方だと5分で終わるようなテストです。またテストの点数によって免停の短縮日数が異なります。
- ≪免停日数が30日の短期の場合≫
36点以上… 29日短縮
35~30点… 25日短縮
29~21点… 20日短縮
20点以下… 0日短縮
- ≪免停日数が60日の短期の場合≫
36点以上… 30日短縮
35~30点… 27日短縮
29~21点… 24日短縮
20点以下… 0日短縮
[≪2024kizinai]
免許停止処分者講習のテスト内容
- 「もしかすると、飛び出してくるかもしれない」と最悪の場合を予測して準備をするのが「かもしれない運転」。「まさか、飛び出して来ないだろう」と自分に都合の良い予測をするのは「だろう運転」。
- 認知、判断、操作という作業段階のどれかにミスがあると事故が発生することになります。特に事故の多くは運転者の認知の遅れと判断の誤りから起きているのです。
- 防衛運転とは自分が正しい運転をするだけでなく、たとえ他の運転者や歩行者などが交通ルールを守らずに危険な行動をしたとしても、事故の発生を未然に防止できるような運転方法を言います。
- 物の形や色がハッキリ見えるのは、左右それぞれ35度くらいのごく狭い範囲です。また視野は自動車の速度が速くなるほど狭くなり、遠くの物を見るようになります。
- 飲酒運転は重大事故を起こす大きな原因となる極めて悪質な犯罪です。たとえ少量であっても、酒を飲んで運転はしてはいけません。
- 酒を飲むと、人によって個人差はありますが、理性や自制心を失う、平衡感覚が乱れる、視力が低下し、視野が狭くなるなど安全運転に必要な注意力、判断力、情報処理能力などが低下します。
- 速度の2乗に比例して衝撃力が大きくなるので、大きな事故となる。
- 高速になればなるほど車におよぼす慣性、遠心力などの影響が大きくなり、運転が難しくなってハンドルをとられやすくなる
- 停止するまでには、運転者が危険を感じてからブレーキを踏み、ブレーキが実際に効き始めるまでの間に車が走る距離(空走距離)とブレーキが効き始めてから車が停止するまでの距離(制動距離)とを合わせた距離(停止距離)を必要とします。
- 濡れたアスファルト路面を走る時やタイヤがすり減っている時などでは、路面との摩擦が小さくなって制動距離が長くなるので、特に注意することが必要です。
- 遠心力は速度の2乗に比例して大きくなり、カーブの円の半径が小さいほど大きくなります。また重量にも比例して大きくなります。
- スタンディング・ウェーブ現象はタイヤの空気圧が低いほど発生しやすいので、高速走行する時は、予めタイヤの空気圧を適性値に調整するようにしましょう。
- 見通しの悪い狭いカーブでは、対向車との衝突、歩行者の飛び出し事故の危険性が高いので、速度を落として前方の安全を確認しながら運転することが大切です。
- 二輪車の運転者は、路面の状況に神経を使う為、視線が比較的上下(遠近)に移動し、水平線が視界のかなり高いところになりがちです。
テストは簡単
免停講習当日に配布されたルールとマナーを参考に上記14問ほど掲載しましたが、繰り返しますが恐らく都道府県や試験場によって出題される問題は異なると思いますので。またテストは本当に簡単です。私と同じ免停講習を受けていた方全てが40点満点中36点以上でしたので、テスト終了後、免許を返納してもらい、翌日から運転できるようになりました(短期の場合)
免停講習のテストはひっかけ問題あり
交通法規を理解していても、実際にテストで出題される際に、文言を変えて、ミスを誘うような出題があります。恐らく皆さん自動車学校の卒業試験の時にひっかけ問題に出くわしたかもしれませんが、免停講習でもそういった、わざわざご丁寧に間違いを誘発させるような出題がされていますので出題内容の最後まできちんと意味を理解しながら読んでください。
免停講習で居眠り厳禁
わざわざ説明するまでもありませんが、免停講習を受ける受講態度は重要です。講習時の態度は免停短縮期間に影響します…と伝えられました。実際に受講態度が悪くて本来の短縮期間を得られなかった人がいるのかどうか分かりませんが、わざわざこうやって受講態度について言及するということは、居眠りをしたり態度の悪い人がいたのでしょうか?
このご時世、あおり運転、危険運転をする人もいるようですので、こういったところでもそういう性格って出るのでしょうか?
とにかく免許がないと不便ですし人の心は弱いもの。どうしても用事を頼まれたり、免停になったことを言い出しにくい人に車の運転を頼まれたら、免停時に少しくらいいいかと運転してしまうかもしれませんので、しっかりと免停期間は短縮をして、早く免許を取り戻してください。
運転シミュレーター
免停講習の際に運転シミュレーターをすると思いますが、ここでもいきなり子どもが飛び出してくるなど、明らかに衝突するような仕掛けが盛りだくさんです。ルームミラー、サイドミラーを見ても、どこにも映っていないのに、どこからともなく出現して自車と衝突。まぁ運転シミュレーターは仮に人を轢いても、それが免停の短縮期間の決定とは何ら関係ないので安心ですが…。
この運転シミュレーターは運転の適性など診断をする為だけのものです。また実車講習をする都道府県としない都道府県があるようです。もしかしたら免停の期間によっても変わるかもしれません。ちなみに、この実車講習も免停期間の短縮には影響はしませんのでご安心下さい。また一般的に実車走行は、短期講習で10分、中期講習で30分、長期講習で40分の走行時間のようです。
[≪2024kizinai]
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