ダンサーや振付師になりたい≪有名人の年収や仕事内容は?≫

どんな仕事をするのが振付師?

このページではプロダンサー、振付師についてお話しさせていただきます。ダンサーはクラシックやモダン、ヒップホップなど様々なジャンルのダンス(踊り)を音楽に合わせて踊ったり、それを創作したり、人に指導するのが主なお仕事です。

大学や学歴は?

プロダンサーとして活躍する為に特に学歴を求められることはありませんが、ダンスを大学で学びたいという方は音大の音楽科のダンスパフォーマンス・コース、体育大学の運動科学科などが良いでしょう。音楽科で学べるものは大学によって異なりますがジャズダンス、バレエ、モダンダンス、クラシックバレエ、日本舞踊などダンサーには表現力が求められますから様々なダンスを学びます。また大学の場合は知識面もしっかり学ぶことが多いので音楽理論、音楽史なども併せて学びます。

運動学科は舞踊芸術や表現運動の基礎理論、生涯ダンス論、テクニックや創作、振付、演出などを学び表現力を高め、独自の表現ができるようにします。ただしどの学校でも決してプロダンサーや振付師を養成する為の機関ではないので、プロデビューに即したカリキュラムはありません。

振付師になる為の専門学校

プロダンサーや振付師になる為の専門学校ですがダンス学科などがあります。専門学校ではオールジャンルのダンスを習得したり、構成・演出などの制作能力の育成、指導力の育成に注力しています。具体的にはストリートダンス、ジャズダンス、オールドスクール、コンテンポラリージャズ、クラシックバレエ、タップダンス、ヴォーカルパフォーマンス、インストラクション研究などです。

ダンススクール

プロダンサーになる為に最も利用が多いのがダンススクールです。ダンススクールは全国各地に教室がありカリキュラムであったり、月謝などもかなりの差があります。一度興味のある方は体験レッスンでまずはどんな講義をしているか色々な教室に行って比較してみましょう。

ちなみにダンススクールではどのようなカリキュラムが用意されているかと言うと基本のステップ(前後左右の脚の動き)、アイソレーション(体の各部分を単独で動かすトレーニング)、リズムやテクニックの応用、ステップ&ムーブなどで歌手も目指したいという方にはダンスとヴォーカルアーティストを目指せるコースも用意されていたりします。

有名なダンサーや振付師

ここでは有名なプロダンサー、振付師の経歴をご紹介させていただきます。※引用:Wiki

  • 菅原小春
  • 10歳の頃からダンスを始め、10代の時に様々なコンテストで優勝。18歳でロサンゼルスに渡り、独自のダンススタイルを生み出す。

  • AyaBambi
  • 2014年に加藤ミリヤの「神様」のミュージック・ビデオに出演。※年齢非公表の為、詳細不明。

  • Mad Skills Styler(マッドスキルズスタイラー)
  • 2007年、2008年に高校生ダンス甲子園2連覇。DANCE@LIVE RIZE SIDEで優勝。

  • KENZO
  • 18歳で渡米。世界的ダンサーとして25歳から30歳まで前人未到の6年連続世界大会優勝。

  • アキコ・カンダ(振付師)
  • 7歳からダンスを始め石井小浪に師事。21歳の時にニューヨークのマーサ・グレアム舞踊学校に入学、9カ月後カンパニー・メンバーに昇格し、同舞踊団で活躍。

  • 家城比呂志(振付師)
  • 東宝芸能学校舞踊科卒業。明治大学文学部演劇学科卒業。28歳の時に浦辺日左夫ダンシングオブジャズに参加。NHK「ステージ101」のレギュラーダンス指導員他、振付師として活躍。

  • 椛島永次(振付師)
  • 高校中退後、NYに単身渡米し、ハリウッドスターも通う一流ダンス教室で学ぶ。27歳の時に三人組のダンスユニットのメンバーとしてデビュー

振付の仕事やダンサの為の国家資格は?

振付師の仕事をする為の国家資格は存在せず、公的資格もありません。ただ民間の検定がございます。詳細は以下で。

ストリートダンス検定

ストリートダンス検定とは一般社団法人ストリートダンス協会主催のストリートダンサーの技術レベルを認定する検定です。ダンス教室などの講師に就職する際やエンターテイメント業界に就職する時の履歴書に使えます。ただそれがどれほど有利になるものかは、その就職先等によって変わります。

検定はヒップホップ・ジャズ・ロック・ハウス・ブレイキング・ポップの6ジャンルがあり各ジャンルに10段階のレベルが設定されています。10級から1級へと難易度が高くなります。

受験資格

ストリートダンス検定の受験資格は特にありません。どなたでも受験可能です。

検定料

  • 10級~6級:一般4,500円
  • 10級~6級:中学以下3,000円
  • 5級~1級:一般6,000円
  • 5級~1級級:中学以下4,000円

審査方法

  • ストリートダンス検定の審査は以下の手順で行われます。
  • 検定会場で受験者の演技をビデオに録りながらその場で審査員による第一次審査を行います。
  • 第一次審査の結果は本部で集計され平均点から暫定級を判定します。
  • 協会認定審査員が協会本部で暫定級を基にビデオを見て最終審査を行います。
  • 最終審査の結果を基に、協会認定審査員より受験者へのアドバイスを結果通知書にまとめ郵送します。

試験内容

フリー演技は検定申込み開始時に一般社団法人ストリートダンス協会のホームページでBPM(曲の速さ)が発表されます。
規定演技は検定申込み開始時にホームページ(動画)で発表されます。

ストリートダンス指導者資格

同じ一般社団法人ストリートダンス協会が主催するストリートダンス指導者資格があります。この資格は学校・教室・スタジオなどの各種施設においてストリートダンスの専門的指導者としての技術レベル認定する資格になります。またこの資格のもう一つ上の資格がストリートダンス上級指導者資格になります。

ストリートダンス指導者資格の受験資格は以下になります。

  • 受験日において満20歳以上の者
  • 通常のストリートダンス検定のダンスジャンルで5級以上の資格認定を有している者
  • ストリートダンサーとしての実務経験のある者

ストリートダンス上級指導者資格の受験資格は以下になります。

  • 資格認定日において満22歳以上の者
  • 通常のストリートダンス検定のダンスジャンルで3級以上の資格認定を有している者
  • ストリートダンサーとしての実務経験のある者
  • ストリートダンスの指導者としての実務経験のある者
  • 国内外の著名な大会で優秀と認められる賞の実績のある者

試験内容・認定方法

ストリートダンス指導者資格、ストリートダンス上級指導者資格共に理事による協会審査を経て、認定は協会が求める課題に対する論文と面接により審査致します。

なり方やルートは?

一般的にプロダンサーになる為にはダンススクールや専門学校に通いながら劇団や舞台公演等のオーディションを受けるのが一般的です。また振付師の場合はいきなり人を教える立場になることはできませんから、ご自身でまず実績作りをしなければなりません。

振付師で言えばラッキィ池田さんはタレントとして活躍後に大きなお仕事をもらえる振付師ととして活躍。またパパイヤ鈴木さんも振付師になる前は東京ディズニーランドでショーのダンサーをしていました。ここから分かるように振付師であれプロダンサーでなる道は一つではないということです。

ただ当たり前ですがダンサーとしての腕を磨きつつ、様々なところに顔を出し自己アピールする場を可能な限り持つことでしょう。それは単発のフラッシュモブのバイトや無給であったとしても人から注目されるイベント等なら参加してみるなど。

この手の才能のお仕事は、まず才能があるかどうか。もし才能があって単に有力者から認知されていないだけなら徹底的に自己発信。その先にきっと本格的なプロの道が開けていきます。

主な仕事内容

ダンサーとは、クラシックやモダン、ヒップホップなどのダンスパフォーマンスを披露し、観客に感動を与える仕事です。そのジャンルは実に幅広く、他にも社交ダンスやミュージカル、宝塚などの劇中ダンスまで多種多様となっています。活躍の場は、ミュージカルなどの舞台ダンサー、歌手などのバックダンサー、遊園地やテーマパークなどのショーのダンサーとしても働くことができます。

種類ごとに見ていくと、例えばヒップホップ、レゲエ、ジャズ、ポップなどのストリート系ダンサーは音楽に合わせてリズミカルに踊ることが特徴で、筋肉や関節をコントロールしてアクロバットなダンスで観客を魅了します。歌手のバックダンサー、クラブやイベントに出演するなど、活躍の場は多くあります。

ミュージカルなどの舞台やテーマパークのパレードなどのダンサーは、ショーとしての要素が強いダンスを踊ります。ショーとして様々なダンスを組み合わせることもあり、高い技術とパフォーマンス力が必要です。
社交ダンサーは、社交ダンス大会で勝ち抜くことを目指して稽古しますが、それだけでは生計を立てることが難しいため、講師も兼務することが多いです。

その他には、フラメンコやフラダンスなど世界の民族舞踊を専門に踊る人もいます。ダンサーの中には、ステージ等で自らが踊るだけではなく、そのダンス経験を生かして振付師として働く人もいます。振付師は、ダンスの振り付けを創作したり、歌手や舞台の出演者へ指導する仕事で作品づくりに欠かせません。

ダンスはいつの時代も人々を楽しませる芸術・エンターテインメントであり、ダンサーや振付師の需要は安定しています。しかし、競争の激しい世界であるため、常に技術力と表現力を磨くことが大切です。

平均的なダンサーのギャラ・年収は?

ダンサーや振付師の給料、年収ですがプロダクションや劇団などに所属する場合とフリーランスで働く場合に分けられますが、基本的に1ステージや1つの仕事ごとに対しての報酬(ギャラ)という形で給料をもらうことが多いようです。一般的なミュージカル等の公演の場合は、稽古中は給料は発生せず公演期間分のみギャラが発生し、1日あたりの公演ギャラは駆け出しの頃は1万円~数万円が相場のようです。

ディズニーのダンサーのギャラは?

ディズニーランドのダンサーは狭き門として有名な多くの方が志望しておられます。ではディズニーのダンサーはどれくらいのお給料をいただけるか?年齢、キャリア等によって異なるかもしれませんが日給月給です。これは雨の日などパレード、ショーがない日は給料に加算されないということです。そして日給額は約7,000円~9,000円。その他待遇全体を考えれば決して待遇が良いとは言えません。

しかし誰もが憧れる職業ですのでそれでも応募者は殺到するようです。

平均的な振付師のギャラ・年収は?

また振付師の場合も同様に一つの依頼、案件でギャラは決まります。例えば芸能人に振付を教える場合は何円と言う風に。こういう振付師の場合のギャラは例えば特定のタレント、歌手との専属契約の場合は、1曲だけの担当ではなく、曲が出る度に教えることとなり良い場合は数千万円との声も。

しかしダンサー、振付師として知名度が上がれば依頼もたくさん舞い込んだり、書籍出版、単価もアップ、単発の公演、イベントなどひっぱりだこになる場合も多く、そこまでブランディングできれば年収も数千万円間違いないでしょう。

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