どのような事でも向く向かないという適性があります。ここでは既婚者だから分かる結婚に向かない女性、男性の特徴をアンケートとしてご回答をいただきましたので掲載させていただきます。
ただここで書かれているからと言ってお互いの工夫であったり男女問題は相性ですから、ご自身がどういう性格や特徴があろうと、その特徴に合う女性か男性かで夫婦生活も変わってきますのでご参考程度にお願い致します。また年代を掲載しておりますが、こちらはご回答をいただいた方の年代です。
家事ができない・マザコン(30代女性)
≪結婚に向いていないと思う女性≫
一言で言うならば、家事のできない女性。男女平等、女性社会進出といえど、最低限の家事ができない人は結婚生活には向いていないと思います。男は胃袋で掴めと言いますが、やはり料理ができる女性はポイントが高いです。毎日、外食も飽きてきますし、家で美味しい料理をゆっくりと頂きながら、料理の説明をしたり、今日1日あったことなどを語り合う。
それだけで、コミュニケーションも自然とたくさんとれます。それに将来、子供ができた時に、全く家事のできない母親だったら、子供の世話はどうするのでしょうか?子供は母親の手料理から、たくさんのことを学ぶと思います。
食育はとても大事です。
あとはお金の管理ができない女性も結婚には向いていないと思います。金遣いが荒いなどは、自分のことしか考えられない証拠であり、夫や子供のことなどは二の次になる恐れがあるからです。お金の価値観を変えるのは、なかなか難しいところです。
≪結婚に向いていないと思う男性≫
マザコンの男性。親自身も子離れができておらず、依存しあっていたら、それはもう大変です。何か決めるのにも、お母さんの意見が必要で、妻の立場などありません。いつも話題には義理の母親が出てきて、うんざりします。問題が起きたら、今後は、夫の肩を持った義理の母親に責められ、夫は妻の味方など全くしてくれません。結婚したというよりも義理の母親の支配下で、夫の世話をするような結婚生活になってしまいます。
そして、暴力的な男性。これは、もう言語道断です。弱い立場の女性に手を挙げるなど、一度でもしたら、一緒にはいるべきではありません。暴力癖は絶対に治りませんし、小さな子供にまで被害が及ぶ恐れがあります。少しでも乱暴な一面をみたら、要注意です。結婚してしまってからでは、相手が応じなかったり、逆恨みをされたり、恐怖に怯えることにもなるので、注意が必要です。
自分の正義が全て・男女の役割の硬直化(30代女性)
≪結婚に向いていないと思う女性≫
結婚に向かない女性とは、自分の中の正義がすべてと思う女性です。そうした女性は、自分の夫に不満が出た場合に、正論で夫を責め立てます。正論は逃げ場がありません。夫は次第に追い詰められていき、結婚生活に嫌気がさすことでしょう。ですが、正論で追い詰める女性は、正論ですから間違っていないのです。
間違っていないからこそ、追い詰められた夫の気持ちを理解することはなく、悪いのは夫となり、さらに夫への不満が募り、また正論で責め立てるという悪循環に陥ります。夫も妻の言うことが正論と分かっているので、離婚することなく、お互いに不満を抱えたまま結婚生活が続いていきます。結婚は、赤の他人が同じ幸せを目指して暮らしていくことです。
それは一人の人間と、生涯向き合うことです。人間は正論だけで生きていけません。いい部分も悪い部分も受け入れながら、共に同じ幸せを作り出そうと努力する。そうした部分が結婚には必要なのではないでしょうか。
≪結婚に向いていないと思う男性≫
結婚に向かない男性とは、男性、女性の役割という固定概念に囚われている人です。例えば、掃除や洗濯、食事の準備といったものは女性の役割だ。男は外で稼いでくるのが仕事だ。そんな風に思っている男性のことです。でも、そんな男性は365日働いているわけではありません。一般的な会社員であれば週に2日は休みがあるでしょう。
では、家事はどうでしょうか。365日休みがないのです。俺は外で働いて仕事をしているのだという男性は、家事を仕事と捉えていないのでしょう。家事を一切しない生活をしてみればよくわかるでしょう。家にはゴミが溜まり、洗い物がたまり、そのまま生活するでしょうか。どうしても、家事をしたくないのであれば、家政婦を雇うことでしょう。
つまり、家事や育児は女性の仕事ではなく、その家に住まう人の暮らしの中で当然に発生することなので、そこに女性も男性もないのです。
自分が一番大切・マザコン(40代女性)
≪結婚に向いていないと思う女性≫
「自分が大好き」「自分が一番大切」な女性は結婚にむいていないと思います。結婚生活は人それぞれでしょうから一概には言えませんが、一般的には結婚した女性は家族のために家事をしたり子育てをしたりすることになります。自分が大好きで一番大切だと思っている女性は、「自分の時間」がないことをとても嫌がります。家事や子育てはある一定期間、自分の時間がなくなりがちです。
私の知っている女性で、人気アイドルグループのコンサートで全国をまわるために仕事をやめた女性がいました。結婚してからもコンサート巡りは続けましたが、ある時お腹に赤ちゃんがいるとわかりましたが、家事も子育てもしたくなかった彼女は中絶をしました。アイドルの追っかけをしながら2度の中絶の後で彼女は離婚しました。そんな彼女の行動に自然と友達も離れていきました。
結婚生活は、それまでの独身だった頃とは違い、自分の時間の何かしらを相手にも、家族が増えれば家族にも提供しなければうまくはいかないと思います。それができない女性はむいていないので結婚すべきではありません。ご自身も、結婚された方も不幸になります。
≪結婚に向いていないと思う男性≫
マザコンの男性は絶対に結婚に向かないと思いますのでやめた方がいいと思います。男性は多かれ少なかれ、皆さん母親が大好きだと思います。産んでくれた親を大切にする気持ちを持った男性は素敵ですし、交際している時はそんな一面が愛おしく感じてしまう女性もいることでしょう。けれども結婚してからは母親ではなく、まず第一に妻を想い、妻と共に歩んでいける男性でなければ結婚生活は難しいと思います。例え同居でも、そこを間違えると初めからトラブルが起こります。
私が結婚した夫はマザコンでした。同居を開始した結婚式翌日、姑は私たちの寝ている2階の部屋に「○○く~ん。朝ですよ~。」と夫を起こしにきました。これからは私が起こすからやめてもらって欲しいと夫に話すと、今までもそうしてきたのになぜダメなのかと怒りました。
姑は夫がお風呂に入っていると脱衣所にしゃがみ込んで、夫が出るまでドア越しに夫との世間話を楽しみました。気持ち悪いのでやめて欲しかったのですが、これも聞いてはもらえませんでした。母親に依存しているマザコン男性は、結婚してからも妻よりも母親が一番大切です。それに対して妻が疑問を抱いたり不快に思ったとしても「何が悪いのかわからない。」と聞く耳を持ちません。
これはまず根っこの価値観から違いますからどんなに話し合っても平行線ですので、お互いにしんどい時間を過ごすことになります。その後、私たち夫婦は数年にわたる激しいバトルの末、姑との同居を解消することでかろうじて離婚危機はまぬがれていますが、夫と私は一緒に暮らしてはいますが、住所が別々です。
傍から見たら何の問題もない夫婦に見えるかもしれませんが、夫の住所は姑の住所と同じです。心底情けないのですが、夫はそうすることで母親と自分はいつも一緒にいるのだという感覚を保てることができ、平穏に暮らせるようです。
マザコンは生涯治らないと思います。結婚にはむいていません。男性もつらいでしょうし、妻にも悲しい想いをさせるだけなので、結婚はしない方が幸せだと思います。
お人好しなタイプ・子育てに非協力的(30代女性)
≪結婚に向いていないと思う女性≫
結婚してまず直面することは、それまでの育ってきた環境、習慣など異なるところをどうお互いすり合わせていくか、妥協できるかということです。この点、男女問わず自分のことが最優先の自己中心的な性格の持ち主には厳しいかと思います。結婚に向いていない女性については、これは私の友人のことでもあるのですが、男性を必要としていないことが原因のひとつだと思います。
収入がある程度あり、旅行や趣味で日常を満喫している、子供を産めないのは残念と思っているかもしれないが、甥っ子、姪っ子としょっちゅう触れ合っている、そんな環境に置かれている女性は結婚に向いていないというか、そもそも結婚に興味がないようです。
興味がないのだから、わざわざ自分から積極的に出会いを求めなくてもいいと思っている、収入があるので生活の心配もあまりないようなのんびり構えてる系の女性は結婚に向いていないと言えます。そしてもう一つは、男を見る目が無いというか、結婚に向いていない男性を選んだばっかりに自分も結婚できないでいるという女性です。
例えば、バツイチが悪いとは言いませんが、一度離婚した男性は自由を謳歌していることが多々あるので、再婚にはなかなか踏み切れません。そうした男性とずるずると関係を続けているという女性を私は3人ほど知っています。結婚してくれない人を切り捨てず、自分を幸せにしてくれそうな人を探さないお人好しなタイプもまた、結婚に向いていないのかなぁと感じます。
≪結婚に向いていないと思う男性≫
男性について特にこの人結婚に向いていないなぁと私が感じる一番のポイントは、子育てに協力的か否かという点です。出産後、女性は初めての子育てで気力、体力も想像以上に奪われ出産前とは生活が一変してしまいます。そんな中で、唯一安心して相談し、理解し合えるのが夫の役目であるのに、当の夫本人が少しでもやる気のなさを露呈したならば、妻は不安と不信感でいっぱいになり、離婚が頭をよぎることでしょう。
中にはあろうことか、子供の事より自分の世話をきちんとしてくれと言わんばかりの態度をとる、まるで子供のような男性もいると聞きます。小さい乳児を抱えて大変なのにそれでも離婚する人が意外と多いのは、夫が子育てに興味をもたないということが、結婚生活を続ける上で重要視されているからだと思います。男性は自分が中心になって家族を守り育てていくという立場を認識できなければ、結婚はしてもやがては崩壊していくということです。
条件だけで結婚相手を選ぶ・趣味に没頭(20代女性)
≪結婚に向いていないと思う女性≫
条件だけで結婚相手を選ぼうとする女性は結婚に向いてないと思う。もちろん、収入面、家族構成等の条件は重要ではあるが、この先の人生、自分にも相手にもどんな未来が待っているかわからない。条件は、マイナス評価だと思う。自分の中での最低限のアンダーラインなので、その条件がいつか満たされなくなった時、相手ばかりを責めて自分で補う努力ができない。
条件は誰にで目に見える指標だが、いつもそれを気にすることで、さらに高い条件を求めてしまう。いつまでたっても満足できなくなる。その反面、性格や相手との相性を重視することで、どんな時も助け合って生きて行くことができる。条件と違って、性格や相性ははっきり目に見えるものではないので、時間をかけてしっかり見極めなくてはならないが、結婚相手を選ぶ時にはそのくらい用心深くする必要があると思う。
≪結婚に向いていないと思う男性≫
趣味に没頭する男性は結婚に向かないと思う。結婚は男性にとっては大きなけじめであり、家族を養って行くという大きな責任を負うことになる。今までは稼いだお金は自分のために全て使い、趣味や交際費に費やしてきたが、結婚後は生活費や貯蓄に多くのお金を回さなくてはならなくなる。今までより自分が自由に使えるお金は減ってしまう。
結婚を気に気持ちを切り替えられるならば問題はないが、今までと同じ感覚で趣味にお金を使っていれば間違いなく足りないと感じてしまうだろう。足りなくて辛いとどれだけ思っても、使えるお金は限られているが、中には奥さんに黙って貯蓄に手を出してしまう人もいる。ライフステージが進み、生活費や学費がどんどん必要になる中で、自分の使っていいお小遣いの範囲だけで満足できない人は、まだまだ結婚する覚悟が足りないと思う。