自宅に神様の社である神棚を祭っているご家庭もきっと多いことでしょう。しかし引っ越しや結婚、その他何らかの事情で神棚を処分する必要がある場合がありますが、やはり神棚は単なる品物…というわけには行かないので、どのように処分すれば良いか迷いますよね。ここでは神棚の処分をしたいという方に祈祷料などをご案内させていただきます。
神棚の種類
神棚といっても色々な種類があります。種類というのは形や大きさという意味ではなく、神棚はデパートやディスカウントストアでも買えますし、Amazonや楽天などネット通販でも簡単に購入できます。また特定の宗教団体の中には神棚を頒布されている団体もあるようですが、購入した神棚を神社で祈祷をしてもらうなどして、ご神魂を入れてもらう方も少なくないと思います。
やはりこういったご神魂を入れてもらった神棚は粗末に扱えませんよね。そういう場合はやはり神棚の処分はきちんとお焚き上げか祈祷をして魂を抜いてもらうのが良いと思います。
神社で処分をする二つの方法
神社で神棚を処分する方法は以下の二つがあります。
- ≪①お焚き上げ≫
神社で購入したお札やお守りは神社の境内に設けられている下記画像のような「古札所」にご自身で持っていく方が多いと思いますが、神棚も同様にご自身でこの「古札所」に納めるという処分方法です。
- ≪②ご祈祷≫
神社の宮司さんが神棚からご神魂を抜くご祈祷をしていただき、その後にお焚き上げをしてくださる処分方法です。所要時間は神社によって異なりますが30分ほどのところが多いようです。
お焚き上げの処分費用は?
では、ご祈祷、お焚き上げそれぞれの処分費用についてご説明させていただきます。
まずご自身で古札所に納める①お焚き上げですが、これは特に金額を指定していない神社がほとんどです。神社で購入したお札やお守りを古札所に皆さんは、何かお金を支払っていますか? お賽銭をされていますか?
一般的に古札や御守りをお焚き上げしていただく際は、その神社でお賽銭をするものですが、その際の金額はお賽銭ですから「お気持ちの金額」だと思います。これは神棚も同じです。全国の神社にこのお焚き上げで神棚を納める際は、お気持ちの金額で結構ですとおっしゃっておられましたので、①お焚き上げの場合は参拝される際同様に、感謝の気持ちに応じたお賽銭をなさって下さい。
ご祈祷による処分
次に②ご祈祷による神棚の処分ですが、説明するまでもないですが神社は個別に良縁祈願、心願成就、商売繁盛、健康祈願など宮司さんがご祈祷をしてくださいますが、その際の初穂料は5,000円~が一般的ですが、それぞれの神社に祈祷料(初穂料)をお伺いしましたら、おおむね5,000円~でした。
このページの下部にそれぞれの神社の初穂料をお聞きしたので、そのページをご案内させていただきますが、ご神魂が入っている神棚は粗末に扱うことは神仏罰になりかねません。やはり古札同様に、日頃ご加護をいただき、大難を小難に振り替え、人生を導いてくださったわけですので、その初穂料は感謝の表すものとしてご奉納頂ければと思います。
神棚の処分方法(初穂料)
神棚の処分は神社であれば、どこでも同じように処分してくれるとは限りません。当サイトではそれぞれの都道府県の神社に処分可能かどうか?神社の処分のお焚き上げ料金や祈祷料の金額をお調べしましたのでご覧になりたい方は下記よりご確認下さいませ。
- 神棚の処分をしてくれる神社≪全国一覧≫
神棚を処分する際って意外に困りますよね。やはりモノがモノですので粗末にできませんし、きちんと報恩感謝のような気持ちがあるので、丁寧に処分をしたいところです…
持って行っても処分不可な神社
上記ページで全国の神棚が処分できる神社を掲載しておりますが、当サイトでは全国の神社に全てお電話で問い合わせをさせていただきました。その中で気づいたのが有名な神社であっても、神棚の処分を受付していないところがあるということです。どの神社かは名前は伏せますが、お焚き上げをするスペースの関係もあるのかもしれませんね。
ですので、「この神社であれば神棚を持って行っても処分してくれるだろう…」と何となくで持ち込みされない方が良いと思います。
神棚の大きさによって初穂料は違う
神棚といっても大きさが異なります。個人宅用の小さいものから、法人向け、団体が祀っている本当に大きな神棚まであるわけですが、上記ページでご案内している初穂料はあくまで個人宅においている一般的な神棚の場合です。
それぞれの神社に問い合わせをした際も、大きさ次第で初穂料が変わったり、お焚き上げの場合はお気持ちのお賽銭で良いと申し上げましたが、あまりにも大きい場合は、異なる条件である場合がほとんどですので、もし大きな神棚を処分するという場合は、事前に持ち込みをされる神社に問い合わせをお願い致します。
神具(陶器類)の処分は不可
神棚には榊立て・水玉・瓶子・皿など陶器類の神具が併せてあると思いますが、このようなものは①お焚き上げ、②ご祈祷、いずれの場合も処分はできませんので、くれぐれも持ち込みされないようにと各神社で念を押されました。あくまで木材の材質の神棚本体のみ処分可能ですので、お気をつけいただければと思います。
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