Manabi

創建

全国には約11万ほどの神社があると言われていますが、数でいうと八幡宮が最も多く、約4万社余り存在します。その4万社の中の総本宮が大分県の宇佐神宮です。御祭神である八幡大神は応神天皇のご神霊で、571年に初めて宇佐の地に来られたといわれています。725年にこの地に御殿を造立し、八幡神をお祀りされました。

御祭神

宇佐神宮の御祭神は以下の3柱です。

• ≪一之御殿≫

八幡大神（応神天皇）

• ≪二之御殿≫

比売大神（多岐津姫命・市杵嶋姫命・多紀理姫命）

• ≪三之御殿≫

神功皇后（息長帯姫命）

ご利益

宇佐神宮のご利益は一之御殿で仕事運や金運、二之御殿と三之御殿では縁結び、安産、子育のご利益があると言われています。

地図

宇佐神宮は上宮、下宮と本殿が2つあり、どちらも同じ神様を祀っています。一般的に参拝をする際は二礼二拍手一礼ですが、宇佐神宮の場合は異なり二礼四拍手一礼です。これは出雲大社でも同じですね。

そして宇佐神宮では片参りにならないように上宮をお参りして、次に下宮をお参りして一之御殿、中央の二之御殿、右の三之御殿の順番で参拝をなさってください。三つの御殿については上記画像の左上をご覧下さい。

ご神木でご利益あり

この大楠は「EXILE（エグザイル）」のUSAさんが、アルバムのミリオンセラーを祈願したことで有名になりました。非常にご利益いただけるパワースポットです。参拝に来られた方は皆さんご神木に触れて、パワーをいただいていました。

樹齢は約800年で御神木の周りを1周して、木に触れながらご利益を願うと御神徳がいただけます。

菱形池

菱形池は八幡大神が顕現された神域で昔から霊池として知られています。こちらも非常にパワーの強い場所ですので、お立ち寄りください。なお私が参拝に訪れた際は水抜き清掃中で綺麗な雰囲気ではありませんでした。本来はキレイですので。

呉橋

橋に屋根が付いた独特な様式の建造物で県の有形文化財に指定されています。10年に一度の勅使祭のときだけ扉が開かれますので、普段渡ることはできません。この10年に一度の機会は貴重ですから、普段いただけないパワーやご神徳があるでしょう。

ちなみに宇佐神宮の前回の勅使祭は2015年で二日間に限り一般開放されました。

宇佐神宮で必須のお地蔵さん

宇佐神宮に参拝に来た際は必ず訪れておきたいスポットがあります。それは『願掛け地蔵』で、一生に一度だけ願いを叶えてくれるという最強パワースポットです。誰にも見られないで参拝すると願いが叶うと言われているので、人が少ない時間帯に参拝されるのが良いです。

また一生に一度だけということもあり、地元の方は今回は止めておこうと、簡単に願い事を言わないで帰る方もいらっしゃるようです。

力石

上宮へ上る鳥居の前にあるのが力石です。この力石は三つ並んでいますが、一般の方が140キロ、120キロ、90キロと持ち上げられる重さではありません。

御霊水

こちらは先ほどご紹介させていただいた菱形池に隣接している「御霊水」で、3つの井戸があり、八幡大神が顕現したと言われるパワースポットです。この御霊水は持ち帰り可ですが飲料としては基準を満たしていないのでご注意下さい。霊水は玄関やお庭に撒くと邪気などを祓ってくれるなどのご利益が期待できます。

縁結びのご利益がある夫婦石

縁結びや夫婦円満、夫婦和合にご利益があるとされる夫婦石です。夫婦や恋人同士は2人で手をつないで片方づつに足を置いてお祈りします。まだパートナーがいない方は両足で2つの石を踏むと良縁が訪れると言われています。若い方が順番に両足を載せている姿が印象的でした。

ここは宇佐神宮の縁結びのパワースポットですので忘れないよう立ち寄りたい場所です。

祭事

宇佐神宮では、10年に1度の勅使祭をはじめ、大小併せて年間150近くの祭典が斎行されています。皇室の繁栄と国の隆昌、そして氏子･崇敬者や平和を祈る祭典、御神幸祭や仲秋祭なども開催され多くの参詣者が訪れています。

この力石は石を担いで力自慢を競っていましたので力石という名が付いたようです。古くより神社、寺院で行われ、個人や団体で競った時代の様子を伝える民俗文化財です。この石自体もパワースポットですね。

蒸気機関車

ドイツ製の蒸気機関車です。大正5年から昭和40年頃まで実際に走っていたそうです。なかなか神社で機関車を見かけることはないので、ちょっと得をした気分ですね。

参拝ガイド

宇佐神宮は本当に広いので、くまなく境内を楽しもうと思うと半日以上を要します。またガイドをつけて案内してもらいたいという方の為に対応もしてくださいます。申し込み方法は宇佐神宮の参道入り口前の宇佐市観光協会に申し込むと、ガイド付きで案内してもらえます。ガイド料は1団体1000円（30分～2時間以内、1人から申し込み可能）です。詳細は宇佐市観光協会に問い合わせ下さい。（0978-37-0202）

アクセス

• ≪車≫

「宇佐IC」から国道10号線（別府方面）へ約6キロ（約15分）

• ≪宇佐駅からバス≫

「四日市方面バス」に乗車
「宇佐八幡バス停」下車

• ≪大分空港から≫

タクシーの場合：1時間程度で到着します。
バスの場合：「中津・宇佐・豊後高田方面　大分空港リムジンバス」に乗車、
「宇佐八幡バス停」下車。（1,550円）

神社（Shrine）

• 宇佐神宮の御朱印や時間≪参拝方法や限定御朱印帳も！≫
  往路に使用したの神橋の隣にある橋を使用しました。神橋を横からみると太鼓橋のようですが、昔を思い出しますね…
• 宇佐神宮のモノレール乗り場の無料駐車場≪動画＆地図付き≫
  この季節は紅葉を見る事ができるので、ちょっとした観光だけでなく鑑賞も兼ねて紅葉を楽しみに来られる方がいるので人数が多い…
• フクロウ郵便局≪受験や金運アップのパワースポット≫
  こちらの郵便局の特徴は何と言ってもフクロウなのですが、なぜフクロウなのか？縁起の良い生き物として知られており、県境にある神社も数多くの参拝者で連日賑わっています。こちらの神社も…
• 石切神社の「お百度参り」やり方≪効果や守るべきルールとは？≫
  病気平癒のご利益があるとされ、全国から多くの方が参拝する機会があったので自分用と友人のお土産を買いに行きましたのでお話させていただきます…
• 猿田彦神社から内宮への徒歩の行き方（画像付きで詳細に）
  外宮がありますが、どの位置にあって、どこからどれくらいの所要時間がかかるのか地元の人でないと分かりませんね。このページでは当該の神社から内宮へ徒歩で行く際のルート…
• 五十鈴川駅から内宮のバスや徒歩・タクシー全て解説！
  参拝者もいる中、手を合わせます。二度目の内宮でしたが今回ばかりは心の底から感謝しました。「ここまで来れて本当に良かったです。ありがとうございます」…
• 内宮の最寄り駅は？≪駅までの距離や所要時間も！≫
  今回の参拝旅のために待機していた甲斐もあり、電車乗れるとなったので改札まで走り特急へ飛び乗りました。座席は全部埋まっていたので、困りましたが立ち続けます…
• 外宮から内宮へのタクシー料金やバス運賃≪移動時間も！≫
  伊勢行きのバスがストップしてしまい、完全に立ち往生。「きっと伊勢市に行けたとしても二見浦に行ってる時間ないだろうなあ」と思いながら、神宮へ行ったり駅で時間を過ごしたり…