ここではヤキモチ焼きの女性の特徴、またこういうヤキモチ焼をどのようなすれば直す事ができるのか一般女性にアンケートを取りましたので、そちらと併せて述べてまいります。
愛情欠乏の心理
ヤキモチを焼いてしまう心理というのは、実は人の根深い部分が関係している場合が多いです。一般的にヤキモチを焼いてしまう心理は独占欲が強い、独り占めしたいというイメージがあるかと思いますが、正にこれも関係しています。家庭環境で姉妹や兄妹間でおもちゃを独占したいと喧嘩をしたり、母親や父親からの愛情を独り占めしたいなど、こういう部分が影響しています。
この時に愛情を十分受けて来なかったり、コンプレックスというのが作られます。このコンプレックスが極めて人生に大きな影響を及ぼすのです。つまりどういう事かと言いますと独占したい心理がある背景にはコンプレックスがあるのです。恋愛においてなぜ独占したいと強く思うかと言うと、分かりやすく自分だけを見つめてくれないと不安になるからです。
このコンプレックスが不安の気持ちを増大させるわけです。孤独になるのが嫌だ、ありのままの自分に根深いところでコンプレックスがあるので違う異性の元に行ってしまわないかという心理が一般的な方よりも強く働くわけです。性格の多くは幼少の頃に基礎的なものが作り上げられるので、如何に家庭環境が大切なのか?
仮に今後ご自身にお子様がお生まれになった際も十分お気をつけになられた方が良いです。
ですから嫉妬というのはどちらかというと生まれる前、つまり先天的なものというよりも家庭環境によって形作られているので、本人の意思とは関係なしに嫉妬心が芽生えてしまうのです。
自分は特別な女性だ
あと、もう一点は男性のところでも述べましたが、わがままであるという点、女性自身が自らの事を特別な存在であるという特別感を持っている場合もあります。自分は特別な女性だから特別な扱いをするのは当然という心理を持っている女性もいらっしゃいます。
こういう方は家庭環境で人としての教育をあまり受けて来なかったり、一人っ子で特に何も注意されたり叱られた経験がないので、思い通りにならない事に対する免疫が弱い場合があります。繰り返しになりますが幼少の頃の親の接し方、また学生時代であれば部活など上下関係を学ぶ経験というのは大人になって大きな差を生みます。家庭、もしくは外部のどちらかで人間関係を学べる機会は私は必須ではないかと思っています。
さてここからは一般女性の皆様にヤキモチを焼かない女性はどういう女性だと思われますか?という内容でアンケートを実施致しました。嫉妬やヤキモチを焼く女性という内容で私がここまで述べてまいりましたが、あえてヤキモチを焼かない女性という逆の角度からのご意見ですのでご参考になれば幸いでございます。
自分への自信
≪30代女性≫
嫉妬を抱かない女性は、自立していて、自分に自信をもってイキイキとしているタイプが多いと思います。自分のライフスタイルに満足しているから、他人に嫉妬することもなく、充実した日々を送っているのだと思います。恋人が誰といようが、自分に自信があれば、不安に思うことも心配することもないでしょう。
自分に自信が持てるようになるには、やはりきれいでいる努力だったり、仕事に一生懸命だったり、自分に磨きをかける向上心が必要だと思います。その向上心が、自信につながり、他人を気にせずにイキイキ過ごすことが出来るのだと思います。嫉妬心は、人を醜くすると思います。嫉妬心なんか抱かない女性は、だから美しいし、モテるし、輝いて見えるのでしょう。
嫉妬は無駄
≪20代女性≫
嫉妬をしない女性は、まず嫉妬するということが無駄なものと考えていると思います。イライラしたり、そのことで他のことが手につかなくなったり、嫉妬するということはエネルギーを無駄に要します。自分に得することが何もないので、特に利己的な女性は嫉妬はしないのではないしょうか。
また、パートナーのことを信頼していれば嫉妬する必要はまずありません。嫉妬や束縛というのは、パートナーを信頼しきれていないからこそ起きることだと思います。また、自分に自信がない女性は嫉妬しやすいのかもしれません。たとえパートナーが自分以外の異性と連絡を取ろうが親しくしようが、相手は自分のことが好きだという自信があれば、気持ちにも余裕ができ嫉妬をしなくて済むと思います。
私は私という女性(彼女)が嫉妬しない
≪30代女性≫
嫉妬心がない女性、珍しいですが稀にいらっしゃいます。恋人を愛しているのに、疑わしいことがあっても一切嫉妬しないというのは、きっと自分にすごく自信があるのだと思います。自信があるといっても、他の誰かと比べて明らかに容姿がいいとか、頭がいいとか豊かだとか、相対的に有利だから自信があるというのではなく、「私は私だから」自信があるという状態です。
自分に欠けているところも含めて、丸ごと自分を受け止めており、「これが自分だ」という確固たる核のようなものを確立しているのだと思います。ですから自分以外の人が(相対的に見て)劣っていようが優れていようが、それも単なる「個性」として受け止め、同じく自分のことも唯一無二の個性として受け止めます。
良いも悪いも、上も下もない、と思うからこそ、誰かと比べて苦しんだりしないのだと思います。もし、恋人が自分以外の異性に気を取られている感じがしても、それはそれ、あの人より私が劣っているなどと言う話ではないわ、と達観しているのだと思います。
恋人が他の人を気にしている=自分の否定、というとらえ方をしないのです。そういう女性は、恋人の異性に対する態度のみならず、万事につけて嫉妬しないし、余裕のある態度でいられると思います。
俯瞰できる女性かな?
≪20代女性≫
人は人と受け入れられていて精神的自立が出来ている人は、全く嫉妬しないという訳ではありませんが相手を攻めたりとか如実に感情を露にする事がほとんどないために周りから見てもドライな印象を与えるのだと感じます。あと小さい頃から苦労している人は、恋人に限らず相手に対して多くを求めたり自分の価値観を押し付けたりしなくて何かあっても自分のせいとして捉える所があるので解決も一人でする事が多く、嫉妬深くない印象に繋がるのだと思います。
常にどこかで俯瞰していてその場において何が正しいのか理性を働かせて行動してるのがもう習慣というか性格になっていて、乱すとか争う事を一番に嫌い、そうなる位だったら自分の気持ちを我慢した方が良いと諦めの気持ちを含んでると、自分の身近で嫉妬深くないなと思う方から感じました。
心に余裕のある方は嫉妬心がないのでは?
≪30代女性≫
過去の恋人に対してもそうだった、というケースであれば、相手への気持ちや思いの深さではなく、自分の自信や余裕が関係しているのではないかと思います。例えば、男性が自分に対して優しくしてくれたり、プレゼントをくれたりすれば、これもまた、自分の自信へと繋がる。
「私はここまで思われている」「私だから相手は選んだ」と思えることができている女性は、さほど嫉妬心は持たないと思います。十分男性から愛情表現を受けている場合、そして自分に魅力がある、他の女性とは違う良さがあると自覚出来ている場合は、その女性の中で余裕が生まれる。
不安や心配、自分の自信のなさがそこにあれば、この余裕は生まれず、嫉妬心を持つようになる。「見て欲しい」「他は見ないで欲しい」という願望や欲求が膨らみ、尚且つ余裕がない状態となれば、男性側に求めてしまい、男性がそれに応えないとなれば、嫉妬心へと変わることも少なくないと思います。
自信の欠如
≪30代女性≫
女性のヤキモチについてですが、ヤキモチを焼きやすい女性とあまり焼かない女性との違いは相手の男性に対する「信頼度」の違いだと思います。もちろん一概にはいえませんがその信頼度の違いががヤキモチを焼く大きな原因のひとつにあると思います。
私はどちらかというと嫉妬をしない方の女性です。彼にもたくさんの女性の友達がいますが信頼しているので気になりません。それともう一つは「自分に対する自信のなさ」も嫉妬心を持つ理由にあると思います。彼が自分を大切にしてくれているという自信がなければ、もしかしたら彼の近くに他の女性がいるのではなどと気になり出します。なので自信を持って彼のまわりを詮索しすぎなければ嫉妬心も生まれて来ないのではないかと思います。
自己肯定感が強い女性
≪40代女性≫
嫉妬深くない女性は自分の軸をしっかりと持って確立しているため、たとえ家族であろうと恋人であろうとお互いに節度を持った自由な状態を望んでいます。恋人である相手に対して不必要に嫉妬をしないでいられるのは、恋人であっても自分の所有物ではなく相手の存在を尊重しているので、相手をコントロールすることも無く、望むようにすればいいという寛大な精神的な余裕があるのです。
また、自分なりに自信を持っており、自己肯定感が強い女性は特に嫉妬深くないと言えるでしょう。例え自分のもとから去ったとしても、劣等感を抱かず現実を受け入れられるからです。他人に求めることで自分を満たすのではなく、自分自身を満たせる精神性の高さがあるので嫉妬をせずにいられるのです。