タロット占いの方法≪やり方や始め方の無料講座！≫

ここでは現役のタロット占い師が教えてタロット占いの方法について解説いたします。

1 タロット占いを始める為に揃えるもの
2 大アルカナとは？
3 小アルカナとは？
4 タロットカードの種類はどれがいい？
5 タロット占いの手順
6 スプレッド(展開法)とは？
7 関連ページ

タロット占いを始める為に揃えるもの

①タロットカード
②分かり易そうな入門書

①できればフルデッキ（78枚）が良いですが、全くの初心者であれば大アルカナ22枚セットで十分でしょう。

②言葉は占い師の命ですから、なるべく新しく出版された本のほうが良いです。最初は無理をしてフルデッキやマルセイユ版タロットなどに挑戦をしなくてもよいです。大アルカナ22枚の入門書を手にとって、自分にとって読みやすそうな内容でカードの意味が「恋愛」「仕事」「総合」など分けて書いてあるものが占いやすいです。

ちなみにタロットカードのフルデッキ（78枚）の意味は下記でご覧になれます。
タロットカード意味一覧≪78枚≫

大アルカナとは？

　
大アルカナとは？
タロットカード全78枚のうちの22枚を取り出して「大アルカナ」と呼んでいます。初心者向けのタロットの教科書では、大アルカナのみの内容になっていることが多いです。おそらく日本人にとって最もなじみの強いタロットカードですが、実は成立は小アルカナより新しいとされています。大アルカナだけでほとんどの占いをすることができますが、小アルカナはエネルギーが強い大アルカナをさらに詳細に読むために補助的に読まれることが多いです。「死神」「悪魔」といった名前を聞くと怖い結果を想像してしまいますが、必ずしも怖い名前のカードが怖い結果ではありません。

小アルカナとは？

　
小アルカナとは？
小アルカナはフルデッキ（78枚）で占った場合に、大アルカナだけですと逆に占い師が解釈しづらいのでその補助的な解釈に使われるカードです。大アルカナよりはエネルギーが弱いとも言われます。タロットカードの成立においてマルセイユ版小アルカナは最も古く歴史があると言われています。よく知られている絵柄の小アルカナは「ウェイト版」（ウェイト・ライダー・ユニバーサルタロット）ですが、ウェイト版の元になったのがその数百年前に成立したと言われる「マルセイユ版」タロットであり、マルセイユ版小アルカナは数札になっています。

タロットカードの種類はどれがいい？

無理にフルデッキ（78枚）を購入する必要はありません。大アルカナがセットでついている1000円以下のタロット入門書でOK。購入する場所ですが、今ならインターネットで十分でしょう。検索をすればAmazonや楽天など大手モールでも本格的なタロットカードを扱っていますし、“人気タロットカードランキング”などランキングサービスが充実していますので参考にすればしっかりした商品を選ぶことができます。

タロットの正位置・逆位置の意味は？

タロット占いにはマルセイユ版タロット占術、ウェイト版タロット占術など種類が様々あり、どれを選択するかによっても意味や解釈が異なります。

その豊富にあるタロット占いの占術の中に正位置、逆位置と呼ばれるものがあります。これはどういうものかと言いますと下記の画像をご覧下さい。

タロット占いはカードをシャッフルして一番上のカードを引くわけですが、その時にカードの向きが上になったり下になったりします。上記の画像は同じカードになるのですが左側を「正位置」と呼び、右側を「逆位置（リバース）」と呼びます。同じカードでも正位置と逆位置では占い結果や解釈が異なるということです。

誤解が多いのですが「正位置と逆位置でカードの意味が変わるのがタロット占いである」と思い込んでいる人が大勢いらっしゃいます。

最も歴史が古いマルセイユ版タロット占術では、正位置と逆位置はなく全てが正位置になります。正位置と逆位置の区別があるのはウェイト版タロット占術ですが、カードによっては正位置と逆位置がそれほど変化しないものも多いです。

小アルカナなどは、“この札は正位置も逆位置も意味が同じ”と市販されてるタロット系の本に記載されているものもあったり、占い師によりますが、“正位置ですと質問者（お客様）の願望が叶いやすいが、逆位置だと無理”という占いの方法をとる場合もあり、絶対的なことは言えず、この正位置と逆位置をどう活用するは個々の判断になりますが初心者の方は正位置や逆位置を取らないことから始められるのが良いように感じます。