この記事では価値観の違いを感じるカップルが上手くやっていく方法、価値観の違いから破局したカップルの復縁について述べたいと思います。
まず価値観の違い…。これは性格の違いよりも広範かつ曖昧なものです。何を持って価値観が合うのか合わないのか?明確な基準はなくそれぞれがどう感じるかのものです。
価値観とは
価値観とは細かく説明しようと思うと膨大な情報量になるので簡単に言えば、こういう時にどう感じるか?こういうものに対してどういう考えがあるか?そういう価値基準、価値の有無、優先度の違い等の観念のことを言うわけですが、あらゆる事に対して価値観が一致しているか否かを細かく見ていけば、間違いなく人それぞれで違ってくるでしょう。仮に100の項目に対してそれぞれの考えを照らし合わせれば合わないことがたくさん出てくるはずです。
そもそも生年月日や性別、育ってきた環境や得てきた知識の種類や量、今まで出会ってきた人など全てが違う存在です。またお付き合いをすると同じ考えでなければならないという観念も、当てはめようと思えば一つの価値観と言えます。
何を言いたいかと言うと、まず最初の段階として価値観は違って当然であるという事を理解された上で、どう歩むべきかを考えていきたいと思います。
本当にその違いは重要か?
まず価値観の違いといっても本当に共に歩んでいく上で絶対的と言えるくらい譲れないものと、さほど固執する必要のないものがあります。
例えば、すごく自己に絶対的な自信を持っている自信過剰型で他者を見下したり否定する度合いが酷く、それがあらゆる場面で出てくる。また猜疑心が強い方、何事も深読みする、褒め言葉を言っても謙虚なのではなく卑屈に捉える、天邪鬼タイプ。
大体人が敏感に反応するのはこういった価値観というよりも負といわれる感情が起因している場合が多いわけですが、価値観というのは生まれた瞬間から今に至るまでの過程において形成された観念です。
アインシュタインは言いました。
常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクション
つまりこの人は常識がない…というのは今までの過程においてしっかり教育を受けてこなかった、あるいは得てきた情報や接してきた人によって形成されたものであるということ。だからこそ価値観というのは常に変化していくものであり価値観は経験によって上書きされていくものなのです。
例えば自分勝手で人に対して思いやりの気持ちを持てない方が、親と死別したり、結婚をして我が子を授かることによって人間性が変わったり、誰にしても攻撃的であった人が人生の師と仰ぐほどの人物に無償の愛を注いでもらい、人の大切さや与えることの大きさを知る。
こうやって変わっていくものなのです。そしてあなたから見て少し負の感情が強いと思うお相手もそうやって形成されてきたものであり、明るく快活的にできない部分があったり和めない部分があるのは、実は親の教育の被害者でもあるわけです。
知っていただきたいことは明るく前向きに笑い合える関係が良いのは皆同じでしょう。
しかし親から否定され罵倒され比較され、必要性を感じず、社会は敵だという思想を植え付けられれば誰だって攻撃的な性格になります。
人は自分の世界で生きています。つまり生まれた国や親の影響、学校、テレビ、ネット、友人…。先天的に持っているものもありますがそうやって後天的に得てきた情報の中で生きているということです。
カップルのお金の価値観?
話を戻しますがこうやって形作られてきたものなので、まずできる範囲でお相手を責めることはやめましょう。あなたが普通の感覚を持って、特に人間関係も偏りなく生活ができているなら良い友人、良い環境に恵まれて育ってきたということであり、親の教育に感謝をしましょう。ご自分が問題ないからといって悩んでいる方を否定したりバカにするのは違う問題です。
ここまでご覧になって得る情報や環境によって価値観は変化していくもの、家庭環境等が如何に影響をもたらすかということをご理解いただけたかと思います。
次に具体的な例を挙げてご説明します。
25歳同士の社会人のカップルがいたとします。
お互いすぐにではないが、この人と結婚をしようと思っている者同士。
男性は若い時は今だけなのだから特に貯金をしないで楽しもう派。
女性は将来を考えデートも楽しいけれど貯金をしたい堅実派。
どちらも正しいしどちらも誤り。それが価値観というものですが、お金の部分を価値観の違いと捉えるか単なる金銭感覚の違いと捉えるかはここでは割愛させていただきます。
結婚を意識されているカップルの中にはこういうお金の考え方についてのお悩みがある方が多いようですが、さきほど価値観は情報等によって変化していくと申し上げました。
あまりにも先のことを考えない浪費家…ということでしたら将来的に必要なお金を知ってもらう、或いはこういう状況になったら本当にヤバイ、怖いという感情に訴えかけるような情報に触れてもらうことです。
ご結婚をされて金銭感覚に乏しい旦那様の多くは一人暮らしを経験したことがない、毎月どういう事にどれくらいの出費が必要かという家計事情を把握していない場合が多いので、こういった方には単なる理屈というよりも貧困の実情など、より感情に働きかける情報が効果的です。
逆もそうであまりにも今を楽しむことを放棄して必要以上に先のことを考え過ぎる、石橋を叩いて渡るタイプの度が過ぎる方にも、人は死なないように、何とか生き延びようとする為に生きているのではないのですから、そういった情報などに触れていただくことでしょう。
どれくらい効果的なのかは個々に度合い、置かれている状況によって違いますが価値観を変えるとはこういう事という意味でお話をさせていただきました。
またお金の使い方に関して言えばお金とは数値化できます。これくらいの生活費が必要というものは感覚ではなく数値で示せるわけです。
お金以外にも適用できますが数字とは曖昧なものを明確化させる為にあるものです。
勝負の世界では数字は必須です。どちらが勝ったか得点やタイムなど数字で決めているわけで、数値化も時には有効ですが、あまりにも数値で示し過ぎたり数値を用いてまで白黒ハッキリしなくて良いものに対しても数値化するとお相手は嫌気が差しますので要注意です。
効果的な方法は感情への働きかけ
また先ほども申し上げましたが人は理屈よりも感情が優先されます。交通事故の恐ろしさを本で読むのと実際に動画で見る、あるいは実際の事故現場に遭遇するのとでは印象の強さが全く違います。怖ければ怖いほど効果的、楽しければ楽しいほど効果的ということです。
男と女の無駄と合理的思考
脳の働きは女性と男性で違います。さらに男女二つのどちらかと明確に分けられるものではなく、女性的男性、男性的女性の方もいらっしゃるので単純に二つのどちらかと言えませんが、やはり性別によっての違いはあります。
あくまで一例という前提ですが女性は決断が苦手な方が多いように感じます。また理性よりも感情を大切にされる場合が多いように感じます。逆に男性は理性的、合理的な傾向にあります。
男性は女性の『今日こんなことがあった』『ここに行ってこうだった』というお話に対して『そのお話に意味はある?』と意味や理屈を問う傾向にあり、女性がお仕事の愚痴を彼氏に言うと『そうであればここはこうすべき』『こういう風に打開すれば?』と建設的な提案をする傾向にあります。
ただ女性側は『アドバイスをして欲しいのではなく、単に聞いて欲しいだけ』という場合があります。つまりは男女の違いは確実にあるということも理解をしておかなければいけません。
もちろん実際的に女性がお仕事の愚痴を漏らした時に具体的な解決策を求めている場合もあります。ただそこに一貫性を求めても仕方ないでしょう。愚痴を言った時は合理的提案をする事に一本化、しない事に一本化。そこに一貫性を求めること自体が誤りです。こういう一貫性を求める方はご自分が追い込まれた時に一貫性の困難さが分かります。
本当にお仕事で追い込まれた時に弱音を吐いたり、少し話しを聞いて欲しいという心理はきっと持たれるはずですし、高熱にうなされたり、重病で苦しんでいる時に合理的な解決提案など必要ないでしょう。
これが空気を読むということです。
価値観の押し付け
価値観の違いは誰にでもあるわけですが、違いを強く意識する人、違いを同じにしようとする人(価値観の押し付け)…様々です。
ご自分に”絶対的”を持つとトラブルになりやすいです。”絶対的”というのはそれ以外は否定をすることです。さらに言うとその否定にも度合いがあります。
自分は○○だ!だからあなたは絶対に間違っている!という場合もあれば、自分は○○が絶対的に正しい!でも他は他で素晴らしい、他は他で認めます。
つまり違いがあるから上手くいかないのではなく、違いを違いとして意識し過ぎたり、ご自分に”強烈な絶対”を持つから他者を”絶対排除”となるわけです。
これってお相手の問題?それともご自分の問題?
これではお相手が変わっても、誰とお付き合いをしても同じでは?という事も考えられます。
ただ価値観というのは優先度があります。多少ご自分が折れても良い問題と、これは譲れないという問題。
これは譲れないという問題でどう頑張っても折り合いがつかない、修復の余地が全くないということでしたら別れることも必要です。その譲れない点に触れさえしなければやっていけるのでしたら触れなければ良いですが、生きていく上で共にやっていく上で毎日のように違いを痛感するのでしたら、それはもはや幸せに向かっているわけではなく、幸せになれないのは、何となく分かっているけれど孤独が怖い、一人になるのが嫌だからと依存的な心理に囚われているだけです。
ここまで価値観の違うについてお話をさせていただきましたが価値観の違いを感じるカップルの修復方法は何となくお分かりいただけたかと思います。また価値観の違いによって別れたカップルの復縁についても解決の本質的な部分はお分かりかと思います。
元カレ・元カノとの復縁
つまり違いをどう捉えるかです。違う事が問題で別れたのか?違いに過敏になり、違いの対処の誤りで別れたのか?またご自分は違いに対して過敏な性格ではないけれど、お相手が過敏な性格、固執や偏見が強いという場合がありますが、正直こういう方の対処は難しいのは事実です。
ただ恋愛は何か問題が発生してもご自分の対処や受け取り方を変えるか、お相手を変えるか?によって変わっていきます。
ですから復縁をしたいという事でしたら、まずはお相手とコミュニケーションを取れる状態や回数確保が重要です。つまりLINEブロックやメール、電話の拒否は避けなければいけません。そういう意味で初動が大切です。
もう話をしたくない!とお相手に思わせないよう柔軟にお相手に対応すること。その上でとりあえずLINEのブロックをされることはない、頻度は少なくても時々電話もできる…。こういう状況作りがまず最初にするべきです。
その上で先ほど申し上げたように価値観は情報によって上書きされるので、そういう情報に触れてみる、もちろん一度何かを見聞きしたからと言って劇的に変わるものではありません。
だからこそ時間をかけるべきであり、価値観の違いというのは魔が差して浮気をして破局というのとでは復縁の難しさは全く違います。それくらいの深さのあるものです。
誰だって20歳の価値観のまま60歳になる事はありません。
つまり社会生活を営んだり、ご自分が苦労、挫折をすることによって、一人の限界を知り謙虚さを学び、人の有り難味を知るわけです。
また価値観の違いに対して今すぐに白黒出さなくてもというケースもありますし、やはり同年代とばかり接していればその価値観のまま進みますが人生の先輩に出会うことで色々な良きものを吸収できます。
その良き先輩が職場の上司であれば良いですが全ての上司がそうとは限りません。
そういう場合はそういう素晴らしい人と出会える趣味を持つこと、カップルで共にそういうところに出向くのも一つの手です。
これは復縁でも同じ。もし元恋人と会ってどこかに行けるタイミングに差し掛かった時は価値観に影響を及ぼす人に会う、もしくは良い記憶や清涼さを感じる絶景や観光地に行くのも良いでしょう。
最後に、人は一人ひとり価値観も違えば性格も違います。しかし違うからこそ困る事もあれば、違うからこそ助かる場面、感動をもらえる場面もあるということを心に留めておいて下さい。
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