Manabi

復縁と言っても様々な理由がありますが理由の種類に関わらず離婚をした場合の復縁に要する期間や労力は、通常の恋愛よりも期間は長く費やす労力も多いのが実情です。

やはり恋愛は気軽に付き合えるからこそ気軽にやり直す事ができる側面もあり離婚は重いからこそ、お相手もじっと耐えてくれる半面、その縁という糸が切れるとなかなか関係を取り戻すことは容易ではありません。

ただ復縁といっても別れた理由、置かれている状況によっても異なりますので少し触れてみたいと思います。

離婚の原因も細かく挙げればいくらでもありますが一般的なものとしては以下のような理由です。

• 性格の不一致・価値観の違い
• 不倫・浮気（不貞行為）
• DV（暴力）
• モラスハラスメント
• 浪費癖（金銭問題）
• 義両親など相手方との親族問題

どういう問題があったにせよ離婚にまで至るには一回の浮気で離婚をすることもないとは言い切れませんが性格の不一致や金銭問題など一度何か問題が生じたからといって、すぐに離婚とはならないケースがほとんどです。

またお子様がいるいないによっても離婚に踏み切るまでの葛藤は大きくなるわけですが復縁をされたい場合は、どのような問題があったとしてもお相手に与えた苦痛や苦労の何倍も誠意を見せなければ、なかなかお相手としても復縁とはなりません。

そしてこれは他の記事でも申し上げていますが別れた理由は復縁する為の条件ということです。

お金の問題で別れたのであれば、お金の心配をこれからはしないで済むんだという相手方に思ってもらえるように言葉だけで伝えるのではなく、その状況を作らなければなりません。

他の理由においても種類こそ違えど、その離婚の決定打になった理由をいかに改善しました、離婚によって猛省し、心を入れ替えますという事を相手方に分かってもらわなければなりません。ただ長年の蓄積によって離婚になったわけですから、本当に夫婦関係を取り戻すには多くの時間を必要とするケースが多いです。

ただ再度入籍とまでいかなくても同棲をしている内縁関係のようなご夫婦、別居をしているけれどもたまに会って食事に行かれている方もいらっしゃいます。ですから復縁や夫婦として…ということに固執しなくても、まずは最低限連絡を取り合えたりする関係で良しとすべきです。

無理に迫ったところで、その無理に推し進めようとするところが余計に嫌と言われるのがオチです。長きに渡り蓄積したものは緩やかに回復軌道に乗せること、言い換えれば少しずつ少しずつ信頼を取り戻し、その長年の反省の姿勢や誠意によって本当の復縁が図れるものです。

お子様がいらっしゃるご夫婦の場合は養育費を払うなど会う口実や連絡を取り合う口実があるので、その中で継続された質の高い誠意を見せ続けること。またお子様がいらっしゃらないなどで連絡手段が現在ない場合は、どうにかして連絡手段を確保すべきです。その為に必要な誠意をどういう形で見せるかでしょう。恥を覚悟で損得抜きでまずは誠意を見せて次につなげるべきです。

ただDVや暴力など、お相手を散々苦しめた挙句、離婚をされたケースはお相手が恐怖心を抱いていたり、もう絶対に会いたくないという場合があります。そういう場合に誠意と言っても執拗な行動をすると警察沙汰になるので、復縁をする為の記事ではありますが度を越えたDVなどの場合は諦めましょう。

何をやっても許されるものではなく、何をやっても関係修復を望む権利があるといいというわけではありません。

最後に、これをご覧になっている方は離婚をされている方であると思いますが私が執筆しました『理想の夫婦とは？』をご覧下さい。私は良い夫婦関係構築には夫や妻である前の一人の人間としての人格が必要であると思っています。

これから復縁に向けて行動されている方も、今現在、元妻、元夫と接しておられる方も、ご参考になる部分があれば幸いでございます。

[ishii]