防府天満宮の御朱印帳や受付時間≪ご利益なども≫

由緒

防府天満宮は学問の神様である菅原道真公が亡くなった翌年の延喜2年に創建された日本で最初の天神様です。

菅原道真公が太宰府に西下される前に着船なさったのが防府でした。菅原道真公が亡くなったあと、酒垂山に瑞雲が浮かびました。このことから、菅原道真公のご霊魂が光と雲に姿を変えて帰ってきたと考えられ、この地に天神様が建てられました。

また防府天満宮は京都の北野天満宮，福岡の太宰府天満宮とともに日本の三天神といわれています。

御祭神

防府天満宮の主祭神は菅原道真公です。菅原道真公の他に、天穂日命、竹夷鳥尊、野見宿禰の三柱が祀られています。

ご利益

学問の神様である菅原道真公を祀られていることから、合格祈願、学業成就にご利益があります。また菅原道真公は家族への慈愛で知られたことから、良縁や恋愛成就、家内安全などにもご利益があります。

参道

石畳が整備された広い参道が続きます。参道の途中には、青銅鳥居と日本最古の石大鳥居の2つの鳥居があります。一礼して奥へ進みました。両脇には、土産物屋が並んでいます。参拝の前後にお店をのぞいてみました。

楼門

石段を登った先にある、朱色があでやかに映える重厚な楼門です。周辺の木々の緑とのコントラストが美しく、みとれてしまいます。楼門前の大石段では、5月の｢幸せますウィーク｣のときに、花を用いて「幸せます」の文字を彩る花回廊が作られます。

防府天満宮の限定御朱印帳や受付時間

防府天満宮で頒布されている限定御朱印帳になります。菅原道真は梅を愛していたことで知られていますが、その梅が描かれています。御朱印帳の初穂料（値段）1,000円とお求めやすいですね。

また御朱印帳袋も1,000円で頒布されています。

そして御朱印は後ほどご案内致しますが御朱印をいただける時間ですが8：00～17：00です。

授与所

防府天満宮の授与所になります。学業成就などのお守りがたくさん頒布されていました。

一般的に拝受の御朱印

こちらは一般的な防府天満宮の御朱印になります。初穂料（値段）300円です。

七夕まつり限定の御朱印

防府天満宮では7月上旬に七夕まつりが行われます。日本の良き伝統文化継承の一助として七夕祈願祭を執り行い、幸せや恋愛成就、夫婦和合、家内安全等を願います。※通常は雨天決行ですが、開催場所など一部内容の変更はあります。

この七夕まつり期間中に拝受の限定御朱印になります。初穂料（値段）700円です。また限定500枚です。（年によって変わるかもしれません）

梅まつり限定

防府天満宮には約16種類1100本の梅樹があり、毎年2月上旬から3月中旬の開花時期にあわせて、『梅まつり』が行われます。「梅は天神様のシンボル」と言われるように境内一杯に咲き誇り、ふくよかな香りで包まれる春の日に多くの方に楽しんで頂けます。

この梅まつり期間中に拝受の限定御朱印になり、書き置きです。初穂料（値段）700円で限定1,000枚です。（年によって変わるかもしれません）

酒垂神社

防府天満宮の参道脇にある神社です。お賽銭をいれる朱色の大きな樽が目をひきます。酒垂山の岩から湧き出る水がいつしか酒にかわったことから、酒垂岩を祀る酒垂神社が建立されました。山の中腹にあった神社を、平成30年に移設鎮座したそうです。

貞宮

防府天満宮内にある3歳で夭逝された明治天皇の第十皇女貞宮多喜子内親王のご遺物が納められている遥拝所です。貞宮さまを見守るように、養育主任だった楫取素彦夫妻の銅像も建てられています。ご命日である1月11日には、遥拝式が執り行われます。

迫戸祇園社

酒垂山のふもとにある神社です。素戔嗚尊、大己貴命、少彦名神が祀られています。祇園社とかかれた立派な石柱があります。

防府稲荷大明神

防府天満宮の表参道に並行するように、赤の鳥居が階段上にいくつも並ぶ姿が壮観です。稲荷神社なので、狛犬ではなく、お稲荷様が祀られています。

須賀社

素戔嗚尊など十柱が祀られています。農業発展や厄除けにご利益があるそうです。

うめてらす

表参道の両脇にあるお土産屋やお食事処が並ぶエリアです。観光案内所やレンタサイクル貸出なども行っています。お店のほか、休憩所もあります。疲れた時にゆっくり休めるのは嬉しいですね。

紅梅殿

祈願受付所前にある総合休憩所です。飲食スペースやお土産処のほか、授乳やオムツ替えができる設備も整っています。赤ちゃん連れでの参拝も安心ですね。

天神餅

防府天満宮の名物の焼き餅です。通年で楽しめるヨモギ、白餡のほか、季節限定で芋餡や梅餡などの変わり種がいただけます。お店からお餅が焼ける美味しそうな匂いがただよっていました。

神牛

楼門の右側にある牛の像です。像をこすると体の痛みが取れると言われています。

神馬

楼門の左側にある馬の像です。立ち姿が凛々しいですね。

毛利重就公像

長州藩第7代藩主毛利重就の像です。木々が生い茂る中に、たたずんでいます。

芳松庵

菅原道真公と茶の深い関わりを伝えるために建立された茶室です。四季折々の草花と美しい庭園を眺めながらお茶とお菓子がいただけます。

参集殿

防府天満宮の社務所です。奥には梅の木があります。

拝殿

入母屋造りの本殿、弊殿とつながった複合社殿です。青銅色の屋根が美しい建物です。国の登録有形文化財に制定されています。

人形供養

捨てにくい記念の雛人形や、長い間可愛がってきたぬいぐるみ等を2月に一般にお預かりして毎年3月1日に人形供養祭が行われています。

奉納される人形の数雛人形やぬいぐるみの数は1000個以上にもなり、回廊内の雛壇に所狭しと飾られます。

そして3月1日に人形感謝祭を行うわけですが、その供養した人形が欲しいという方に里親としてお譲りしています。供養して欲しい人形、ぬいぐるみがある場合は初穂料：1箱3,000円で納めることが可能です。ただ受付してくれる期間は限られており、郵送は不可です。必ず現地に持って行く必要があります。

観音堂

本殿の左隣にある別当寺です。中にはお地蔵さまが祀られています。

大専坊

参道を進むと、左手にある別天坊跡です。明治初年の神仏分離令による破壊をまぬがれた大専坊は、県の史跡に登録されています。

紫雲石

東門の出口近くにある願い事が必ず叶うといわれる霊石です。紫雲石に願いをこめました。

天神水

手水舎の後ろにある小さな池には、酒垂山からの水が絶えず注がれています。ほとりには、松尾芭蕉の句碑があります。

歴史館

境内に建てられた博物館です。木造大日如来坐像などの重要文化財、県・市指定文化財をはじめ、絵巻や書物、天神山の出土品などの貴重なものが展示されています。

筆まつり

書道の上達を願い、古い筆を祓うお祭りです。祭典と、古い筆のお焚き上げが行われます。

アクセス（最寄り駅）

最寄り駅は山陽本線の防府駅です。下記のグーグルマップは防府駅から防府天満宮の徒歩のルートですが距離が1.5kmほどあり、所要時間は20分ほどです。

• ≪電車≫

山陽本線防府駅から徒歩約20分

• ≪バス≫

防府駅 天神口（北側）2番乗り場より
阿弥陀寺行バスにて防府天満宮下車（所要時間約5分）、徒歩3分

• ≪自動車≫

高速道路（山陽自動車道）
広島方面⇒防府東インターチェンジから約10分
福岡方面⇒防府西インターチェンジから約10分

神社（Shrine）

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