神社参拝は本当にパワーを充電でき、季節ごとのまた違った神社の姿を見ることができ、さらに心も晴れやかに清々しい神気を浴びることもでき、本当にいい事づくではあります。このページでご紹介する伊勢神宮のは正にそういったスポットで、毎日多くの参拝者、観光客で賑わっていますが、御朱印は一か所ではありません。また種類は複数あるのですが、一か所で全てもらえるわけではありませんので、どうすれば最短距離、最速で全て拝受できるのか?順番や地図でご案内です。
7種類
伊勢神宮には内宮、外宮以外に様々な末社がありますが、拝受していただける御朱印は7つの種類があります。その7つとは以下になります。
- 内宮
- 外宮
- 月読宮
- 月夜見宮
- 倭姫宮
- 瀧原宮
- 伊雑宮
初穂料
7種類ある御朱印は全て初穂料(値段)は300円となっております。
住所や印受付時間
御朱印7ヶ所、それぞれの住所、所在地は以下です。瀧原宮、伊雑宮は伊勢市に鎮座していないことがお分かりいただけます。また御朱印の受付時間は季節によって異なります。
内宮 |
三重県伊勢市宇治館町1 |
外宮 |
三重県伊勢市豊川町279 |
月読宮 |
三重県伊勢市中村町742-1 |
瀧原宮 |
三重県度会郡大紀町滝原872 |
伊雑宮 |
三重県志摩市磯部町上之郷374 |
倭姫宮 |
三重県伊勢市楠部町5 |
月夜見宮 |
三重県伊勢市宮後1-3-19 |
位置関係
伊勢神宮で御朱印をいただける7ヶ所の位置関係です。地図をご覧いただければお分かりか思いますが一日で7つの御朱印をいただこうと思った場合、ポイントとなるのは『瀧原宮』『伊雑宮』です。
最速でもらうには?電車・バス・タクシーでも可能?
伊勢神宮の7ヶ所を一日でもらう為に、まず抑えておかなければいけないのが、かなりハードスケジュールになるということです。一日で7つの御朱印を貰うこと自体は不可能ではありませんが、ゆっくり各神宮を参拝したり、道中を楽しんでいては間に合いません。
そして一日で7つ全てをもらう為に必要なのは車です。自家用車でも良いですしレンタカーでも良いですが、車でないと厳しいです。電車やバスでも可能かどうか各駅の時刻表や参拝予想時間、徒歩での移動距離を加味しましたが、かなり厳しいと言わざる得ません。
なぜ厳しいかというと電車、バスは待ち時間があるからです。そして駅から神宮まで徒歩移動があるからです。もちろんタクシーを使われても良いですが、各所タクシーを使うというのも現実的でないと思いますので、実際のところは徒歩移動されるかと思います。
さらに伊勢神宮に参拝に行く時期、時間帯にもよりますが混雑している場合は待たなければいけず、これは時間が読めません。そして最後は参拝を全く楽しめません。各神社を回って観賞しながら写真を撮ったりと、ゆったりと楽しめないのでこれでは本末転倒ではないかと思います。ですのでここでは車で伊勢神宮の御朱印の完全制覇をお伝えします。
伊勢神宮の御朱印の効率的な順番など地図で解説
まずグーグルマップで伊勢神宮の上記7ヶ所の位置関係をある程度把握しておいてください。そして一日で7ヶ所全てもらう為には最初の『瀧原宮』に何時に到着しているかが大切なポイントです。車の場合は電車やバスと違って待ち時間がないのでスムーズです。
ではご説明させていただきますと、『瀧原宮』に着いてから御朱印をもらうのにあまり時間は要しないと思いますが、当然ゆっくりと境内を見て楽しんでいると時間はかかります。
また冬場の場合は早朝5時や6時頃に行っても、真っ暗で少し怖いですので明るくなってからの方が良いですが、まぁ参拝時間やその辺りは人それぞれですので考慮せず、単純に移動時間にスポットを当ててご説明します。『瀧原宮』の御朱印や駐車場などは下記をご参照下さい。
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上記は『瀧原宮』から次の御朱印の場所である『月夜見宮』までの距離と所要時間です。距離は約40km、所要時間35分ほどです。
月夜見宮から外宮は徒歩?
月夜見宮の御朱印や無料駐車場などの情報は以下ページをご参照下さい。
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以下は月夜見宮から三番目の外宮ですが、この二つは近く、距離が約550mほどですので徒歩の方が早いかもしれませんが、渋滞状況は日によって違いますね。
外宮
外宮は午前中が混雑します。車の移動、駐車場の出し入れも時間を使うかもしれません。また御朱印を頂く際に少しお時間がかかる場合があります。
また敷地が広いということもあり、参拝は他の別宮と違ってそれなりに時間を使うはずです。外宮の詳しい情報は以下をご参照下さい。
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以下は月夜見宮から三番目の外宮ですが、この二つは近く、距離が約550mほどですので徒歩の方が早いかもしれませんが、渋滞状況は日によって違いますね。
倭姫宮
そして三番目の外宮の次、四番目に御朱印をもらう場所は『倭姫宮』です。距離は約2.5kmで所要時間は7分ほどです。倭姫宮の御朱印や無料駐車場などの情報は以下ページをご参照下さい。
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月読宮
そして倭姫宮から五番目に御朱印をもらう場所は『月読宮』です。距離は約1.6kmで所要時間は6分ほどです。月読宮の御朱印や無料駐車場などの情報は以下ページをご参照下さい。
この辺りで何時頃になっているかというのはそれぞれの神宮での参拝時間や混雑、渋滞状況にもよりますが、かなりお昼を過ぎていると、ここから急がないと厳しいですね。
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内宮
月読宮から内宮までは距離が約3km、移動時間は11分~15分ほどです。この内宮の御朱印をもらうのにどれほどの時間を要するかですね。
駐車場の出し入れも時間がかかったり、御朱印の混雑、授与所である神楽殿までの距離なども考えれば、結構時間が必要と予想されます。内宮の詳細は以下をご参照下さい。
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最後の御朱印場所である『伊雑宮』
六番目の内宮で御朱印の拝受が終了したら、いよいよ最後の『伊雑宮』です。距離は17km、所要時間は30分ほどです。10月・11月・12月は御朱印の受付時間が午後5時ですので。伊雑宮の詳細は以下をご参照下さい。
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初詣やゴールデンウィーク
お正月やゴールデンウィークといった時期は渋滞、混雑緩和の為にパーク&バスライドが実施されまます。パーク&バスライドとは簡単にいえば伊勢神宮の駐車場に停めないで伊勢市が指定する駐車場に停めて、そこから無料バスで現地に向かうというものです。
パーク&バスライドの場所は以下でご説明しております。
パーク&バスライドについて
当然通常時よりも時間がかかりますし、御朱印をもらうまでの混雑も考えると一日で全て貰うのは難しいと思います。そして何より大切なことは無理に一日でもらおうと急ぎ過ぎると事故を起こすなどトラブルが発生しかねませんので、くれぐれもご注意下さい。最後までご覧いただきありがとうございました。
神宮
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宇治橋
内宮の入口、五十鈴川にかかる全長101.8mの木造の橋です。ヒノキを使用した純日本風の反り橋ですが、橋脚の部分には、ケヤキが使用されています。神聖な世界と日常とを結ぶ架け橋といわれ、幻想的な雰囲気が漂っています。欄干にある16基の擬宝珠のうち、西詰北側2本目の擬宝珠には、橋の安全を祈って饗土橋姫神社の萬度麻がおさめられています。
この擬宝珠を触って帰ると、また参拝に訪れることができると言われています。宇治橋の正面には、高さ7.4mの大鳥居が立っています。宇治橋の前で一礼し、左端を通って内宮へ入りました。
三ツ石
外宮正殿から別宮にむかう道の脇にあります。古殿地の南側にある、しめ縄で結界をはられた川原祓所に3個の石を積み重ねてあります。三ツ石は神様が祀られている場所なので、温かさを感じたり、パワーをいただいたりするために手をかざす行為は失礼にあたるそうです。三ツ石の前では、御装束神宝や奉仕員を祓い清める式年遷宮の川原大祓が行われます。
月夜見宮
外宮北御門から西へ伸びる神路通りの先にある別宮です。外宮別宮の中で、唯一宮域外に鎮座しています。月夜見尊・月夜見尊荒御魂がひとつの社殿に合わせて祀られています。周辺には、樹齢100年を越えるクスノキをはじめ、多くの木々が植えられています。
伊雑宮
伊勢神宮の別宮のうちのひとつです。伊勢神宮がある伊勢市から離れた、志摩市にお宮があります。天照大御神の御魂が祀られています。宿衛屋では、御朱印も拝受いただけます。宿衛屋の横には、巾着のような形をした可愛らしいクスノキがあります。その姿から、巾着楠と呼ばれているそうです。
毎年6月24日に行われる御田植式は日本三大田植祭のひとつで、国の重要無形民俗文化財に登録されています。
月読宮
天照大神の弟神である月読尊が御祭神として祀られています。右から月読荒御魂宮・月読宮・伊佐奈岐宮・伊佐奈弥宮の四別宮が並んで鎮座しています。参拝は、月読宮・月読荒御魂宮・伊佐奈岐宮・伊佐奈弥宮の順に行います。静寂に包まれ、周辺には澄んだ空気が漂っていました。
瀧原宮
ゼロ磁場のパワースポットとして知られるお宮です。皇女倭姫命が天照大御神を祀るための聖地として、大河の瀧原の国に瀧原宮を建てられたのがはじまりだそうです。瀧原宮・瀧原並宮とふたつの別宮が並立しています。お宮への参道には、樹齢数百年を越える杉の木が植えられ、厳かな雰囲気が漂っていました。
いずれのお宮にも、天照大御神の御魂が祀られています。神宮の遙宮と呼ばれる瀧原宮には、神体を入れる御船代を納める御船倉が併設されています。参拝は瀧原宮・瀧原並宮の順に行うのが一般的だそうです。
倭姫宮
天照大神の御神教をうけ、約二千年前にに皇大神宮をご創建された倭姫命が祀られているお宮です。内宮と同じ内削ぎの千木、6本の鰹木、かやぶきの神明造で造られています。大きな功績を遺されたご神徳をお慕いし、大正12年11月5日に創建されました。伊勢神宮内宮と外宮を結ぶ御幸道路のちょうど真ん中あたりに位置しています。
鳥居をくぐると、木々に囲まれた長い参道が続きます。宿衛屋では、お守りや御朱印を拝受いただけます。宿衛屋の西側には、参道をへだてて祓所、手水舎、祭器庫などがあります。
五十鈴川
内宮への入口、宇治橋がかかる全長約20kmの一級河川です。皇大神宮をご創建された倭姫命が、御裳のすその汚れを濯いだという伝説があることから、御裳濯川の別名もあります。
神路川を源流に皇大神宮内宮の西側を流れています。ほとりには、古くから参拝者がお清めを行っていた御手洗場があります。多くの方が、参拝前に御手洗場で手と口を清めていました。川沿いの石畳は、徳川綱吉の母である桂昌院によって寄進されたと言われています。河畔には、ソメイヨシノの木が植えられ、春は満開の桜が川を彩ります。
おかげ横丁
伊勢が最もにぎわった、江戸時代から明治時代にかけての風情溢れる雰囲気を再現した57軒の飲食店やお土産屋が4000坪の敷地内にたちならぶエリアです。
伊勢神宮内宮の鳥居前にあるおはらい町とよばれる通りのなかほどに位置しています。横丁の建物の特徴は、伊勢の人々が「神様のお住まいと同じ平入りでは恐れ多い」と妻の部分に玄関を設けた妻入りと、雨風の強い伊勢ならではの外壁仕上げのきざみ囲いです。建物の外観をながめながら、のんびり散策をしました。
外宮
豊受大御神が祀られているお宮です。豊受大御神は、内宮の天照大御神のお食事を司る御饌都神であることから、衣食住や産業の守り神としても崇め奉られています。鳥居をくぐると、玉砂利の参道が続きます。参道は左側通行で、左手に手水舎があります。
玉砂利を踏みしめるたびに、心がひきしまりました。外宮神域内の石段を上った先には、豊受大御神の荒御魂が祀られている多賀宮が鎮座しています。
内宮
正式には皇大神宮といい、皇室の御祖先である天照大御神が祀られています。
八咫鏡をご神体として伊勢の地にお祀りしたことから伊勢信仰が全国に広がりました。現在も、全国の神社の本宗として崇め奉られています。正宮の北側に鎮座する第一別宮、荒祭宮には天照大御神の荒御魂が祀られています。
末社や摂社とは?
伊勢神宮には内宮、外宮と同じ敷地内にあるものもあれば、徒歩では無理な遠方にあるものもあります。
摂社というのは平安時代の「延喜式神名帳」という国の神社の台帳に登録されている「式内社」という由緒ある古社です。末社は「神名帳」には記載されていないが、平安時代に神宮から天皇に神社の存在を報告した公式文書に記載されている社です。
所管社というのは正宮や別宮に所管される社で、神社の土地や御料を守護する神様をお祀りしています。