しっかりと境内社などを見て回ろうと思うと、なかなか一日では難しいくらいに広い伊勢神宮の広大な敷地ですが、ここでは瀧原宮について触れてみたいと思います。内宮や外宮の全体的なイメージがあって、あまり個々にスポットが当たらないので、深く掘り下げるだけ掘り下げれたらと思います。
御祭神
伊勢神宮の瀧原宮の御祭神は以下の神様です。両宮とも天照大御神の御魂をお祀りし、古くから「遙宮(とおのみや)」として崇敬を集めています。また神域内には樹齢数百年を越える杉の木立に囲まれた参道と谷水の流れを利用した御手洗場は内宮を連想させます。お参りは瀧原宮、瀧原並宮の順にされるのが一般的です。
- ≪瀧原宮≫
天照大御神御魂
- ≪瀧原並宮≫
天照大御神御魂
社号標
瀧原宮の社号標です。伊勢神宮は本当に他の神社と違う神気、空気がありますよね。
鳥居と参道
鳥居と参道です。伊勢神宮は荘厳な派手さはないですがパワースポットであることは間違いないですね。
由緒漫画
駐車場前に分かり易い由緒漫画がありました。伊勢神宮にこういう漫画があるのが意外です。どなたが作者なんでしょうね。
手水舎
瀧原宮の手水舎です。岩をくり抜いたような感じですね。宿衛屋の前にあります。
瀧原宮の御朱印や受付時間や料金(値段)
伊勢神宮の瀧原宮で拝受していただける御朱印です。初穂料(料金)は300円です。御朱印は宿衛屋(授与所)でいただけます。
瀧原宮の御朱印の受付時間は季節によって異なりますのでご注意下さい。
皇大御神
瀧原宮は皇大神宮(内宮)の別宮で、天照坐皇大御神御魂をお祀りしています。皇大御神は第十代崇神天皇の御代に大和の皇居をお出になられ、大宮地を求めて近畿周辺各地をお巡りになられました。ついで第11代垂仁天皇の皇女倭姫命が御杖代として、皇大御神を奉戴して、宮川下流から上流へと御鎮座の地を求めてお進みになられ、この地に新宮を建てられたのが起源です。
その後、皇大御神の御神意によって、再び伊勢の方へ向かわれましたがこの由緒により、皇大御神の御魂をお祀りして今日に至っています。
瀧原竝宮
上の画像が『瀧原宮』、下の画像が『瀧原竝宮』です。瀧原竝宮の遷御の儀は瀧原宮と同日(平成26年11月7日)に斎行されました。また瀧原宮では参拝する順番が決まっています。若宮神社、長由介神社については下記でご紹介しております。
若宮神社
若宮神社のご祭神は瀧原の地に縁のある水の神と言われている若宮神です。瀧原宮の向かって右に鎮座されています。
長由介神社
長由介神社(ながゆけじんじゃ)は、伊勢神宮皇大神宮(内宮)の別宮である瀧原宮の所管社です。ご祭神は瀧原宮の御饌(みけ)の神といわれる、長由介神で長生き神様として信仰がありました。
授与所(宿衛屋)
授与所(宿衛屋)ですね。こちらで御朱印をいただけます。
ハート石の場所
瀧原宮には縁結びのご利益があるキレイなハートの形をした石が二つあると言われています。この石を二つとも見つけられた人は、近い将来、良いご縁が到来すると言われています。このハート石を見つけて縁結びのご利益をいただく為に瀧原宮に来られる方もいるようで、やはりご利益効果があるということでしょうね。
ハート石の場所は御手洗場?
ちなみに瀧原宮のハート石の場所はですが御手洗場の近くで見つけましたという声が多いですね。
古殿地
古殿地とは、遷宮以前の社殿が建っていた旧土地のことです。
ゼロ磁場
ゼロ磁場で有名なパワースポットは長野県の分杭峠ですが、瀧原宮・瀧原竝宮にもゼロ磁場の気が充満していると噂になりパワースポットとして多くの方が参拝に来られています。瀧原宮内のどの場所がゼロ磁場なのか、目に見えるものではないので定かではないようなのですが、言われてみれば気が漲っているかなと思います。
ちなみにゼロ磁場というのは地球は北極がS極、南極がN極の巨大な磁石であり、地表近くで+と-の力が押し合い、互いの力を打ち消し合っている地点を「ゼロ磁場」と言います。プラスとマイナスのエネルギーの均衡が保たれているエネルギー場はどちらかに偏っているよりも良い気であることは何となくでも分かりますよね。
アクセス
伊勢神宮の内宮から瀧原宮へのアクセスですが下記のグーグルマップにあるように距離は約40kmで車の場合で35分~40分程度を要します。JR滝原駅より約1.5kmです。
名称 |
皇大神宮別宮 瀧原宮 |
住所 |
三重県度会郡大紀町滝原872 |
お問い合わせ |
0598-86-2018 |
無料駐車場
瀧原宮の参拝者用の無料駐車場です。
外宮からの行き方
外宮から瀧原宮への行き方ですがこちらも距離は約40kmで車の場合で35分~40分程度を要します。
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