大分県はもちろんのこと、九州でも指折りの一度は参拝しておくべきスポットといっても決して過言ではないのが、こちらの宇佐神宮です。大分県というと別府温泉が有名ですが、温泉に行かれた際は是非、この宇佐神宮にも参拝していただければと思います。ここでは宇佐神宮の御朱印や受付時間、さらにご利益をたくさんもらえる参拝方法や限定御朱印帳についてもご案内致します。
境内
まず、宇佐神宮は全国に約4万600ある八幡神社の総本宮で皇祖である天照大神を祭神とする伊勢神宮(三重県伊勢市)に次ぐ、皇室第2の宗廟と位置づけられています。また43万㎡という広大な境内ですので、効率よく回らないと無駄に歩行距離が増えたり、疲れたりしてしまいますので、宇佐神宮の見どころと併せて参拝方法もご案内致します。
大鳥居
宇佐神宮の大鳥居です。やはり鳥居はいよいよ神域に入っていくということでテンションが上がる場所ですね。きちんとご神気を全身に浴びて、人生をさらに切り開いていきましょう。
手水舎
宇佐神宮手水舎です。上宮で神様にご挨拶をする為に手と口、心身を清めます。この水盤は山口県の徳山みかげを使用し、重さが24トンあり、国産御影石では最大を誇ります。
この手水舎から表参道を歩いて上宮まで徒歩8分ほどです。
祓所
宇佐神宮の神職さんもこちらで神事、祭事の前に穢れを祓いますが、私たちも本殿に行く前に手水舎で手と口を清め、祓所で全身の穢れを祓います。心身を清めて参拝された方が当然神様とよく感応します。
夫婦石
縁結びや夫婦円満にご利益があるとされる夫婦石です。夫婦や恋人同士は2人で手をつないで片方づつに足を置いてお祈りします。まだ恋人がいらっしゃらない方は両足で2つの石を踏むと良いご縁が無syバレると言われています。
一之御殿から三之御殿
宇佐神宮の一之御殿から三之御殿の画像です。一番上は上宮、南中楼門の一之御殿(御祭神 八幡大神)です。二番目は上宮、南中楼門のニ之御殿(御祭神 比売大神)です。一番下が上宮、南中楼門の三之御殿(御祭神 神功皇后)です。順番に心込めて神様と対話なさってください。
若宮神社
824年、ご神託があって、852年に造営使を派遣して造営創祀されました。応神天皇の若宮であられる大鷦鷯命(仁徳天皇)と皇子をお祀りしています。除災難・厄難の神様として有名です。
神棚や玄関に
こちらは「御霊水」で、3つの井戸があり、八幡大神が顕現したと言われる場所です。この御霊水はペットボトルなどに入れて持ち帰ることが可能です。ただ飲料としては基準を満たしていないので飲んではいけないので、神棚の榊の水として使用されたり、何か神聖なものを洗うお水に使ったり、あるいは玄関やお庭に撒くと魔除けになるので撒くのも良いでしょう。
ただ注意したいのは下宮に参拝に行かなければいけないので、上宮に参拝した後にこちらによって水を持ち帰るとなると重くて大変ですので、霊水を持ち帰る方は最後に立ち寄りたい場所です。
宇佐神宮で頒布されている限定御朱印帳
宇佐神宮で頒布されている蒔絵の限定御朱印帳です。美しい御朱印帳ですね。これは映える御朱印帳で間違いないです。初穂料は3,000円です。
授与所の営業時間(受付)
宇佐神宮の御朱印は参道の途中にあります。手水舎の近くにあるので分かりやすいです。授与所の受付時間は直接神職の方にお聞きした所、9時~19時(御本殿の前の授与所)ということです。
初穂料1,500円の御朱印帳
蒔絵の限定御朱印帳だけでなく初穂料が1,500円の御朱印帳も3種類頒布されています。
拝受していただいた御朱印です
宇佐神宮で拝受していただいた御朱印です。期間限定の御朱印などないのかなと色々とお調べしましたが宇佐神宮はそういったものは授与されていないみたいです。独特な字体ですよね。御朱印とかって字を見て上手いとか下手くそとか言う方いますが、有名画家の絵を見て、上手いとか下手とかいう次元でないのと同じで、そもそも御朱印って上手い下手の次元のものではないように個人的に思いますけどね…。
願掛け地蔵
宇佐神宮に参拝に来た際は必ず訪れておきたいスポットが『願掛け地蔵』です。この地蔵さんは一生に一度だけ願いを叶えてくれるというものです。誰にも見られないで参拝すると願いが叶うと言われています。一生に一度だけ願いを叶えてくれるということなので、これは是が非でも叶えたい…という願い事があるのでしたら、お願いをしてみるのも良いかもしれません。
ただその願い事をした事を忘れて数年後、数十年後に、また願い事をしてはいけないので気を付けたいところですね。一生に一度なので今願い事はせずに、あとに取っておくと方も多いみたいです。
神仏習合の発祥の地
こちらは宇佐神宮の境内にある看板ですが、実は宇佐神宮は神様と仏様が初めて出会った場所、つまり神仏習合の発祥場所なのです。神仏習合は神道と日本の仏教が融合し一つの信仰体系として習合されたもので、神仏混淆(しんぶつこんこう)とも言います。
西大門
参道を登り切ったところに西大門があります。この門は1740年に建立された勅使門で、表参道の大鳥居をくぐり、上宮への階段を登るとあります。大分県指定有形文化財となっています。すごく見ごたえのある門です。
大楠
このご神木である大楠はダンスユニットのEXILEのUSAさんが祈願したことで有名になりました。このご神木からご利益を得るにはご神木の周りを1周して、木に触れながらご利益を願うと御神徳がいただけます。
正しい参拝方法
宇佐神宮は珍しくご本殿が二つあります。上宮、下宮なのですが、どちらも同じ神様を祀っています。ですので上宮だけ、あるいは下宮だけなど片参りにならないように上宮へまず参拝していただき、次に下宮に参拝をしてください。
そして上宮、下宮それぞれ一之御殿、二之御殿、三之御殿がありますので、こちらも順番に参拝なさって下さい。詳しくは上記画像の左上をご覧下さい。また一般的に参拝をする際は二礼二拍手一礼ですが、宇佐神宮の場合は異なり二礼四拍手一礼です。これは本殿だけでなく宇佐神宮にある末社、摂社においても二礼四拍手一礼で参拝を行って下さい。
ランチ
宇佐神宮に参拝された際は葱屋本舗の『ネギ焼き』を食べて頂きたいですね。お値段も600円~700円ほどでお腹も膨れるので、参拝する時間が結構かかるので、宇佐神宮のランチとしてお勧めです。営業時間は11:00~17:30です。
アクセス
神社名 |
宇佐神宮 |
住所 |
大分県宇佐市南宇佐2859 |
参拝時間 |
5時30分~19時(4月~9月)
6時~19時(10月~3月) |
お問い合わせ |
0978-37-0001 |
- ≪車≫
「宇佐IC」から国道10号線(別府方面)へ約6キロ(約15分)
- ≪宇佐駅からバス≫
「四日市方面バス」に乗車
「宇佐八幡バス停」下車
- ≪大分空港から≫
タクシーの場合:1時間程度で到着します。
バスの場合:「中津・宇佐・豊後高田方面 大分空港リムジンバス」に乗車、
「宇佐八幡バス停」下車。(1,550円)
駐車場
名称 |
表参道駐車場(↑の画像) |
駐車可能台数 |
200台 |
駐車料金 |
12時間:400円 |
お問い合わせ |
0978-37-0001 |
名称 |
外苑駐車場 |
駐車可能台数 |
150台 |
駐車料金 |
12時間:300円 |
お問い合わせ |
0978-37-0001 |
名称 |
八幡駐車場(↑の画像) |
駐車可能台数 |
200台 |
駐車料金 |
1日:400円 |
お問い合わせ |
0978-37-0247 |
名称 |
呉橋駐車場(↑の画像) |
駐車可能台数 |
120台 |
駐車料金 |
1日:400円 |
お問い合わせ |
0978-37-0202 |
西寒多神社(ささむたじんじゃ) の御朱印
西寒多神社は、応神天皇の勅命により西寒多山に祠を建立されたことから始まります。その後、南北朝~室町時代の守護大名 大友親世により社殿を現在地に遷されました。歴代の国司や武将の尊崇が厚く、大分県内では宇佐神宮につぐ神社です。下記ページでは西寒多神社の御朱印などをご紹介。
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参拝メモ
宇佐神宮に行ってきました。10時過ぎていましたが人もあまり多くなかったので、上宮詣りの前に、「願掛け地蔵」に行くことにしました。呉橋の方に向かってみると、丁度誰もいなかったので、神橋から入り、琴平神社 天満神社とお参りし、粟島社にある願掛け地蔵へ。
誰も会わずにお願いすれば一生に1回願いをかなえてくれる??と言われるだけあって、なんか圧倒される感がありましたがお願い事しました。そして、その後ろにも「願掛け地蔵」より小さめなお地蔵さんがいて、私には願掛け地蔵よりかなり来るものがあったので、一緒にお願い事してきました。
帰ってからいわれなど調べましたが分からなかったです。願い事はかなうでしょうか。
表参道に戻り、上宮へ向かいます。案内所でご朱印帳を渡しお詣りした後に受けるというシステムなようなのでまずは御朱印をお願いし、前にあるお手水で清めます。
奥に進むと、少し広くなったところに、左右に鳥居があります。左は上宮の右は下宮の入り口となります。上宮の方へ向かいます。
もうすぐ上宮というところで、夫婦石がありました。縁結びには両足で踏むと良縁が、夫婦や恋人は手をつなぎ片方ずつ石を踏むと幸せになるそうで、丁度若い女の子たちが順番に石を踏んでるところでした。ある意味彼女たちのパワーの方が私には伝わるようです。
夫婦石もパワースポットとして有名なところですが、石の写真しか情報がなく見つかるのか心配でしたが、きちんと看板があり、心配ありませんでした。看板の先を見ると大きめの対の石が並んでるので、誰でも見つかると思います。
四拍手は出雲大社と宇佐神宮だけ
そこから、すぐ宇佐鳥居があり西大門に着きます。中に入り私には1番最初に目に入ったのが、大元神社遥拝所で、心のままそちらからお詣り。遥拝所からのぞき左手の方に見える御許山はニ之御殿の比売大神が降臨されたと言われています。
宗像三女神である比許大神は八幡の神様でもあるんですね。本殿には入れないので、南中楼門からお詣りします。一之御神 ニ之御神 三之御神の順で二礼四拍手一礼でお詣りします。
四拍手は出雲大社と宇佐神宮だけだそうですが理由は諸説あり不明です。一之御殿の横に四拍手について説明書きがありましたが、そこにも詳細は不明のようです。 片参りにならないよう下宮にもお詣りします。下宮も御祭神は同じです。やはり楼門より中へは入れず、楼門から、上宮と同じように、一之御殿、二之御殿、三之御殿を一礼四拍手二礼でお詣りします。
先程預けた御朱印を受け、限定の御神酒を購入し、帰ります。