ご自身やご友人で男性の見る目がなくダメな男性ばかりを引き寄せて、結局、苦労の多い恋愛をしてしまっている女性がいらっしゃいます。ここではそういった女性の特徴や改善方法についてお話しさせていただきます。
そもそもダメな男性なのか?
男を見る目がないということは、いわゆるダメ男と言われる方とお付き合いをしてしまう場合を言うのが一般的ですが、そもそもダメな男性とはどういう男性を言うのか?これは人によって異なりますが一般的には自立していなかったり女性に対しての依存心が強かったり、また人として未成熟な部分が多い男性を指すことが多く、こういった部分に焦点を当ててお話を進めさせていただきます。
恋愛条件
まず簡単なところから申し上げると、男を見る目がない女性の特徴としてはルックスだけで判断をしたり、職業だけで判断をしたりと、その男性が持つ性格や素養以外の外面だけで恋愛対象としてしまうケースが非常に多いです。恋愛が長続きするかどうかは行き着くところ本人同士の相性や価値観などで決定づけられるといっても過言ではありません。
ですからルックスだけで恋愛対象としまう場合は合わない男性と付き合う可能性は高まります。特に若い方は結婚を考えておらず、今が楽しければいいという考え方になる傾向にあるので、ルックスなど外面的な一つの要因でお付き合いをしてしまう傾向にあります。
ただ学生時代にじっくり内面を見つめて熟考してから恋愛…というのもあまりなく、人生経験の一つとして考えて軽くお付き合いをするのも良いかもしれませんが、何度も何度も恋愛で失敗するようでしたら少し考えなければいけません。
恋愛失敗の原因は自分自身に原因あり
性格的に惚れやすい性格の方もいらっしゃいますが、だからといって誰でもOKというわけではありません。必ず惚れる対象、惚れない対象が存在します。まずご自身が惹かれる男性の特徴はどういうものか挙げてみて下さい。実際に理想を挙げても合コンや友達からの紹介、社内恋愛などでは理想通りというよりも何となく楽しそうだからとか気が合いそうだからというフィーリングが入ってくると思いますが、なぜダメ男に惚れるかと言えば、それはご自身に原因があるわけです。
ではどういう原因があるかですが、まずご自身の性格を知らなければなりません。
なかなか気づかないのですがご自身が惚れる男性とご自身に合う男性は必ずしも一致しません。
というよりも一致していない女性が男性関係で苦労をするのです。
合わない男性を引き寄せている
例えば、すごく勝ち気で白か黒かをハッキリつけたがる女性がいたとすると、こういう女性に合う男性は?というと男性が従順で女性側がリードしてくれたり、決定事項も女性が決めるのが望ましい。一例としては女性が年上の方が良いですよね。
また何でも尽くしてしまう女性に合う男性は依存心が少なく、自立している男性です。間違っても何でもやってくれることに甘えたり、どんどんやってくれる事に対して平然と受けて入れる男性ではうまくいきません。
つまり恋愛とは相性なのですから、尽くしたい願望が強い女性であっても、それ自体に良いも悪いもなく、それでうまくいくタイプを知り、そういった男性とお付き合いをすることで男の見る目がない女性から脱却できます。
年齢的成熟度
誰しも年齢を重ねていけば社会経験などを積んでいくことで、ある程度は大人な考え方や人として成熟の方向に向かいます。逆にいえば社会経験や目上、目下との人間関係の経験がないとなかなか人格的な成長はしていきません。この点は実は重要で若い時は自分自身が人生経験が浅いので人の見る目が養われていないのは当然です。
振り返ってみれば中学生や高校生の時と社会人になった時とでは異性の見るポイントやご自身の考え方なども変わっていっているはずです。これは社会人になっても同じで22歳の時と30歳の時で全く同じ考えのままかと言えば違います。8年なら8年の社会経験、恋愛経験によって考え方は変わります。
ではどういった考え方が変わるか?それは恋愛観や結婚に対しての意識などです。しかし一番何を知るかと言えば様々な経験によって今まで知らなかった自分を知ることで考え方が変わっていくのです。
そして自分に合う男性、自分に合わない男性が段々と見えてくるようになるのです。
つまり深くご自身を知るというのは、ご自分の形、ご自分のパターンが分かるということですから、その形に合うものも必然的に見えてくるのです。
恋愛の難しいところ
恋愛の難しいところは絶対的な正解がないということです。つまり一目惚れで恋愛をするのはダメかと言えば一目惚れから結婚に至った方もいれば、じっくりお相手を観察した後に恋愛を始めたけれども上手くいかなかった…。
こういう風にもなるので恋愛は難しいところなのですが、やはりご自身を知り、それに合う男性とはどういう男性なのか?その正しい答えを出さなくてはいけません。
また仮に正しいであろう答えを出せたとしても合コンだったり、何となく寂しいからとお付き合いをしてしまったりするケースもありますが、これはこれで誤りでも間違いでもないでしょうけれども、やはり合わない人は合わないんですよね。
仮に100人の男性がいて、その100人全てとうまくやっていける女性は存在しません。言い換えれば必ずその中には合わない男性もいらっしゃいますが、合う男性も存在するということです。
合う合わないの判断というのは、男性と付き合う前の食事だったり接している中で価値観や人生観、成熟度もある程度は分かるので、まずここでどういうものを有している男性か観察しなければなりません。ただしここで注意しなければいけないのは、観察する女性側の成熟度に応じた評価しかできないということです。
つまり大人でしっかりした考えを持っている男性だと判断できるのは、女性側がしっかりした考えを持っているから見抜けるわけです。例えば小学生に大人な男性とは?と問うてもそれなりの答えは返ってくるかもしれませんが、やはり年齢に応じた見方しかできません。
また小学生に異性を好きになるポイントは?と問うてもかっこいい、勉強ができる、スポーツができる、面白い…。こういう類の答えだと思いますが、社会人になってもこの回答では少し厳しいので、やはり人を観察する観察力を身につけて欲しいと思います。
恋愛やお仕事でも基本的には同じような資質が求められます。部下から慕われる上司とは?人に尊敬される男性とは?人に尊敬される女性とは?人から必要とされる人材は?
これらの問いに対しての回答は恋愛でもある程度は当てはまるものと思います。
恋愛というのはお相手に必要とされるから成立するものです。何でも与えてしまって男性をどんどん堕落させてしまう女性もいますが、そこに欠けているのは人としての成長です。それは男性側だけでなく女性側、双方に求められるものです。
私は様々な恋愛のご相談を受けてきましたが、やはり人としての成長を無視した関係性は長続きしませんし、女性と男性の成長の開きがどんどん大きくなってくると価値観の違いという風に、少しずつ「この人は違う」「この人とは合わない」と感じ出してしまいます。
ですから根本的な解決は?と問われればご自身が様々な経験を積んで何が正しいのか?人をダメにするとはどういうことで、人を成長させるというのはどういうものか?それをご自身の環境から見出していただきたいと思います。