和歌山県の南部には熊野があり、歴史を感じさせてくれるスポットが盛りだくさんで年々参拝者、観光客が増えているようです。このページでは熊野那智大社周辺で停めることができる無料駐車場や有料のパーキングを画像や入り方、停め方など画像と地図を交えて詳しくご案内致します。
停める場所
熊野那智大社や那智の滝がある飛瀧神社へ参拝する為に考えなくてはならないこと、それは料金と移動距離です。料金は高いより安い駐車場が良いでしょうし、安いより無料の方が良いのは当たり前ですが、さらに重要なのが駐車する場所です。
実際に現地で参拝をして、それぞれの駐車場を確認してきましたが停める場所によって歩行距離が結構変わってきます。
例えば熊野那智大社の参道に近いところに駐車をすると飛瀧神社まで遠かったり、逆に飛瀧神社近くに止めると熊野那智大社が遠かったりということがありますので、ご自身の参拝プランや参拝当日どれほど時間的に余裕があるのかなども考慮に入れて駐車する場所をお決めになって下さい。
位置関係
熊野那智大社周辺には多くの駐車場があるのですが、行った事がない方からすると、どの駐車場がどこにあるか位置関係が分かりにくいと思いますので、上記画像を用いて駐車料金と位置関係も併せて解説致します。
熊野那智大社の無料駐車場や近いパーキング
まず最初にご紹介する熊野那智大社の駐車場は那智山観光センターです。こちらは通常時は無料ですが、大型連休などは1回500円となりますので、その際はご注意下さい。駐車可能台数ですが目測で30台~40台ほどかなと思います。
この那智山観光センターの駐車場の位置ですが、まず画像に赤矢印を確認いただけると思いますが、車で走ってくると、この赤矢印のところを通ってくることになります。そしてしばらく道なりに走っていると、那智観光センターの外観が見えるので、そこに隣接している無料駐車場に停めればOKです。
那智山観光センターの駐車場は上記画像の赤丸部分です。
注意点
まず上記画像は那智山観光センターでご案内した画像の一部を拡大したものですが、画像をご覧いただくと駐車場の「P」という表示が数多くあるのが見て取れると思います。
要するに熊野那智大社にはこれくらいたくさんの駐車場があるということですが、車を走らせていると車道に女性が立っていて、自分が運営している駐車場に誘導しようとしてきます。その誘導に従って停めるのもありですし、それを無視して先ほどの那智山観光センターの駐車場などに停めても可です。
こういう誘導をしてくる駐車場はもちろん有料です。駐車料金は大体1回400円ほどです。1時間400円ではなく、1回切り400円ほどです。
ですので那智山観光センターなど無料駐車場に停める場合は、こういう誘導に従わないようお気を付け下さい。
ランチができる貝岐商店(条件付き無料)
↑↑二番目にご紹介するのは貝岐商店(かいはみ)… お食事処でマグロ丼など海鮮系のお料理をいただけます。こちらでお食事をすると駐車料金は無料になります。お食事をしない場合でも400円で駐車可能です。
駐車可能台数は10台ほど。ここから熊野那智大社の表参道入口は徒歩7分、那智の滝の飛瀧神社鳥居まで徒歩5分ほどです。下記赤丸が貝岐商店の位置です。
奥之院
↑↑三番目にご紹介するのは熊野那智大社周辺の駐車場、次は奥の院駐車場です。料金は1回500円です。収容台数20台ほどかなと思います。場所は貝岐商店のほぼ前ですから熊野那智大社、飛瀧神社までの距離は先ほどと同様です。
那智の滝第二パーキング
↑↑四番目にご紹介するのは那智の滝第二パーキングです。料金は1回500円です。収容台数20台ほど。上記画像の赤丸部分です。どちらかというと飛瀧神社寄りの駐車場になります。ここから飛瀧神社は徒歩3分ほどです。
和か屋本店の駐車場
↑↑五番目にご紹介する和か屋本店は2015年3月にオープンしたお土産店で佃煮の和か屋、磯揚げのまる天、お滝もち、その他地元の特産品が取り揃えられています。営業時間:8:00~17:00、不定休です。
こちらに駐車場があり、特に料金を徴収されていない感じでしたが、私が行った時は駐車場に誘導する方がいましたし、和か屋で何も買い物もしないで停めて参拝に行くのは無断駐車になると思います。
ここを無料駐車場と案内されている方もいますが、その辺りはモラルの問題なのか何とも言えません。場所は以下の赤丸部分です。熊野那智大社の表参道の前ですので場所としては一番良いです。
本殿まで近い青岸渡寺の駐車場
↑↑六番目にご紹介する青岸渡寺というのは熊野那智大社に隣接している寺院になります。駐車場自体は無料ですが、ここに来るまでに通行料が800円必要ですので実質無料ではありません。ただここは最高に歩かなくても良い立地です。
ここまでご紹介した駐車場を利用された場合は下記のように表参道の階段を上らなくてはいけませんが、この青岸渡寺の駐車場からであれば本堂まで徒歩5分、熊野那智大社の拝殿まで8分ほどで階段などはありませんので高齢者の方、小さいお子様連れ、足腰に不安のある方も安心です。
青岸渡寺の無料駐車場の位置は上記画像の赤丸です。またそこに至るまでの道や入口は赤矢印のところです。
那智の滝第一パーキング
↑↑最後にご紹介するのは那智の滝第一パーキングです。那智勝浦の町から車で走ってきて、一番最初に目に飛び込んでくる駐車場になります。上記画像の赤丸部分です。一回500円、収容台数20台ほどです。飛瀧神社へは最も近いですし、熊野那智大社までは最も遠いです。
ただこちらのP1駐車場に停めた方は、少し歩いたところに美山亭というソフトクリーム、かき氷、うどん、牛丼といった定食といったランチも出来る飲食店があり、そういったものが割引になるようです。
どれほどの割引率になるのか分かりませんが、もしソフトクリームやランチをされるのであれば、駐車料金が安くなって良いですね。
もしP1に停めて美山亭で何か食べられる際は店員さんに停めていることを伝えれば良いようです。年中無休で営業時間:8:00~17:00です。
まとめ
ここまで熊野那智大社周辺の無料駐車場、有料駐車場をご案内させていただきましたが、冒頭で述べましたように停める場所によって料金も異なりますし、徒歩での移動距離も変わってきますので、ご自身の参拝プランと照らし合わせて駐車する場所をお決めくださいませ。
熊野那智大社の御朱印や所要時間
熊野那智大社は那智の滝や青岸渡寺などかなり広いので歩かなければなりません。ではどれくらい所要時間を要するのか?下記ページでは参拝に必要な時間や御朱印、御朱印帳も併せてご案内をしております。
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飛瀧神社と青岸渡寺
那智の滝があるのが飛瀧神社です。そして熊野那智大社に隣接しているのが青岸渡寺です。この二つの社寺を下記それぞれのページで詳しくご案内しております。
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