Manabi

那智の滝

熊野那智大社の所要時間をお話する前に三か所の見どころスポットがあります。まず熊野那智大社の別宮である飛瀧神社の御神体である滝です。

熊野那智大社の拝殿から徒歩20分～30分のところにあり、国の天然記念物に指定されています。大雲取連山から流れる流水が滝になり、その高さは133m幅13m、滝壺の深さは10m以上です。滝の飛沫に触れることで延命長寿のご利益があるとされています。拝観料を納めると、滝の正面までいくことができます。

青岸渡寺

もう一つの参拝スポットは青岸渡寺です。ユネスコの世界遺産の一部として登録されている寺院で熊野古道三十三所巡礼の札所1番目としても知られています。

本堂に祀られている如意輪観世音は、4世紀頃インドの僧裸形上人が那智の滝壺で見つけたものといわれています。熊野那智大社の鮮やかな朱色と対照的な落ち着いた木造の重々しさが心に残ります。

熊野那智大社の参拝の所要時間

ここから熊野那智大社の参拝の所要時間をご案内致します。最後に説明をまとめますので、最後だけご覧いただくのも有りです。

熊野那智大社を参拝するに際して時間を要するのは石段などの移動時間ももちろんですが、それ以外に自家用車で来られた場合はご自分で駐車場を決めるわけですが、どこに停めるかによって所要時間は変わります。

熊野那智大社周辺には数多く駐車場があるのですが、下記画像の緑の丸をしたところに停めると、石段を上る必要がなく、すぐに青岸渡寺の本堂や熊野那智大社の境内に行くことができます。ただしこの駐車場に停める為には800円必要です。

またこの駐車場に停めたまま飛瀧神社に行くと、結局ここまで上って来なければなりません。熊野那智大社周辺にはどういった駐車場があるのか？詳しくお知りになりたい方は下記ページをご覧下さい。

青岸渡寺を参詣する為の所要時間は20分ほど、熊野那智大社の拝殿や境内を参拝する時間も30分～40分ほどです。

熊野那智大社の参拝時間には三重塔も含んでいます。ここまでを踏まえて二つの寺社の参拝に要する時間は約50分～1時間ほどです。

ただし御朱印をいただく時間は含みません。私は日曜の午前中に参拝に来ましたが、特に御朱印待ちの行列などはありませんでした。御朱印は青岸渡寺でも頂けます。青岸渡寺、熊野那智大社の二つで御朱印をもらうとなると+15分ほどかと思います。

熊野那智大社から飛瀧神社へ

この熊野那智大社から那智の滝がある飛瀧神社に徒歩で行く際の所要時間は20分～30分ほどです。

そして飛瀧神社自体の参拝時間ですが、鳥居から那智の滝まで少し歩く必要があります。またより近くで那智の滝を見る為のお滝拝所舞台に行くことも想定すると飛瀧神社の参拝時間は30分ほどです。飛瀧神社でも御朱印を頂くことができます。

飛瀧神社のお滝拝所舞台の料金や御朱印については下記で詳しくご説明しております。

まとめ

ここまでの説明をまとめた上で所要時間をお話しますが、あくまで800円を支払う青岸渡寺の駐車場に停めた場合の所要時間で、なおかつ御朱印を頂かない場合です。

• ①青岸渡寺の参拝時間… 20分
• ②熊野那智大社の参拝時間… 30分
• ③熊野那智大社から飛瀧神社への移動… 20分
• ④飛瀧神社の参拝時間… 30分
• ⑤飛瀧神社から駐車場へ戻る時間… 20分
• 合計時間… 120分

合計約2時間の所要時間ですが、ツアーなどの観光バス、路線バス、あるいは自家用車でも他の駐車場に停めた場合でもご案内を致します。

熊野那智大社には駐車場が何ヶ所もありますが、上記画像の緑の丸の駐車場はバスの停留所であり、観光バスが止まっているケースもあります。また時期によっては有料ですが自家用車も無料で停めることが可能です。この駐車場に停めた場合でお話を進めます。

石段

先ほど述べた駐車場に停めた場合は石段を上る必要が出ていきます。この駐車場から石段の入口までは徒歩5分ほどで、石段を上る場合はどうしても所要時間に個人差が出てきますが、熊野那智大社の鳥居までは15分～20分ほどです。

そして熊野那智大社、青岸渡寺への参拝、飛瀧神社への参拝、そして飛瀧神社から駐車場までの徒歩の時間全てを含めた場合の所要時間はおおむね以下となります。こちらも御朱印を頂く時間は含んでいません。

• ①駐車場から熊野那智大社の鳥居まで… 25分
• ②熊野那智大社の参拝時間… 30分
• ③青岸渡寺の参拝時間… 20分
• ④青岸渡寺から飛瀧神社への移動… 15分
• ⑤飛瀧神社の参拝時間… 30分
• ⑥飛瀧神社から駐車場へ戻る時間… 20分
• 合計時間… 2時間20分（140分）

熊野那智大社のお守りの返納や種類

ここからは少し熊野那智大社のお守りについて触れたいと思います。熊野那智大社は古札納所が常設されているので古くなったお守りや神札をお持ちになってご返納下さい。

八咫烏神殿守

熊野の神様のお使いである『八咫烏』はお導きの神様です。このお守りは購入された方を良い方向へお導きし、お出かけの時には無事でありますようお守りくださいます。

勝守

勝負運が授かる勝守、健康守です。共に初穂料（値段）800円です。

金運や安産守

勾玉守、安産守です。金運足腰健康守、共に初穂料（値段）800円です。

おみくじ

おみくじをひいてみました。糸みくじというものです。大吉でした。

今まで通り続けていけば、全く安泰な時です。むしろここで新しい変化を求めたり、軌道修正をすると良い結果は得られません。平凡に見えても、その堅実さが平和な日々を約束します。

こういう時は全てにゆったりと心の余裕をもって、特に人間関係を豊かに楽しくするように心掛けましょうとのことです。

またこの糸みくじみは色が付いた糸がついており、私は緑糸が入っていました。緑糸は健康を引き寄せる糸らしく、心身のバランスを整え、癒しと安らぎをもたらし、健康を引き寄せるでしょうと書かれていました。

大楠

境内にある、天然記念物に認定されている大きな楠です。熊野三山造営の勅使として平重盛が、熊野那智大社に参拝した際に植樹したものといわれています。樹齢は850年にもなります。那智の大楠とも呼ばれる大木の高さは27m、直径は8mです。

アクセス

下記のグーグルマップは熊野那智大社から飛瀧神社へのルートです。

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