Manabi

由緒

烏森神社の由緒は天慶3年に平将門が乱を起こした際に、鎮守府将軍藤原秀郷（俵藤太）が武蔵国のある稲荷神社に戦勝を祈願したところ、白狐が現れて白羽の矢を与えたと言われています。

その矢によって速やかに乱を鎮められたので、どこかに御礼に「稲荷神社」を建てようと思っていたら、秀郷の夢に白狐が現れ、神鳥が群がる場所が霊地だとお告げしたと言います。そこで、秀郷が桜田村の森に来た時に、夢で見たお告げの通り烏が群がっていたので、そこに神社を創建したのが始まりとされています。

御祭神

烏森神社の御祭神は以下の三柱です。

• 倉稲魂命（うがのみたまのみこと）
• 天鈿女命（あめのうづめのみこと）
• 瓊々杵尊（ににぎのみこと）

ご利益

必勝祈願、商売繁盛、技芸上達、家内安全

参道

烏森神社はサラリーマンの多い新橋の街中に建っています。その為、参道には立ち飲み屋など様々なお店がひしめきあう一風変わった雰囲気となっています。

通常の参道と言えば、両脇に大きな木が茂っていて足元には砂利があり、静まり返ったところを歩くようなイメージがありますが、こちらの参道は全然違います。
新旧入り混じったお店を眺めながら境内へと向かっていくのもおもしろいですね。

参道に入る入り口には宝くじの高額当選がよく出ることで有名な「新橋駅烏森口宝くじラッキーセンター」もあります。以下が営業案内です。

拝殿

拝殿はこのような形となっています。拝殿も両横にビルが建っているという街中ならではの佇まいです。それでも写真の通り多くの参拝客が訪れる人気の神社です。

烏森神社で頒布の御朱印帳や受付時間

烏森神社で頒布されている御朱印帳になります。1種類のみの頒布です。御朱印の受付時間は以下となります。

授与所

授与所になります。こちらで御朱印やお守りを授与していただけます。

拝受の一般的な朱印

上記が一般的に拝受の御朱印になります。現在多くの神社が授与を始めたカラフルな色遣いやイラストが描かれている「カラフル御朱印」の先駆けがこちらの烏森神社と言われています。

通常の御朱印にも、赤・青・黄・緑の巴紋が四隅にスタンプで押され、大変キレイで目を引く仕上がりです。

御朱印と一緒に「無病息災御守」と「長寿梅茶」も授与してもらえます。常に梅茶ではなく「幸飴」という飴の場合もあるようです。500円の初穂料でこれだけ授与して頂けるのは嬉しいですよね。

これだけには留まらず、「限定御朱印」として祭りの際には、朱印の色が変わる特別仕様として授与して頂くことができます。

初詣期間のみの新春特別

上記は1月中旬まで授与の御朱印になります。新春奉拝です。

癌封じのお守りや種類や返納

烏森神社には癌封じのお守りが初穂料（値段）800円にて授与していただけます。また病気平癒のお守り、健康守も頒布されています。古いお守りを返納する場合は古札納所が設置されていないので授与所にて手渡しで返納下さい。

堀ちえみさんがステージ4の舌ガンを克服

ステージ4の舌がんを克服された堀ちえみさんがご自身のブログで烏森神社のガン封じのお守りを購入されたことが綴られていました。

お守りの種類

ガン封じなどのお守り以外に厄払いのお守り、烏森神社御守、社紋御守、その年の恵方からの天恵を通し、運を開く恵方開通護符。

また開運守、心願成就、出張安全守、学業成就、安産守、仕事守り、交通安全のお守り、招福金運守、子授御守、旅行安全御守。

芸能の神と崇められる「天鈿女命」にあやかった幸運の鈴守など初穂料（値段）は300円～2,000円となっています。

心願色みくじ

烏森神社では「心願色みくじ」も有名です。赤・青・黄・緑の中から好きな色を1つ選びます。そして、くじを引いて選んだ色に書かれている番号を伝えます。

すると、「おみくじ」「願い玉」「願い札」を渡してもらえます。願い札には「願い札書き処」で、選んだ色と同じ色のペンで願い事と名前を書きます。最後に「結び処」で選んだ色と同じ色の紐に結び付けましょう。

「おみくじ」「願い玉」は持って帰ることができますよ。結び付けた「願い札」は後日それぞれの色ごとに願いが叶うようにご祈願してもらえるとのことです。

御朱印といい、色を非常に大切にしていることが窺えますね。「おみくじ」の中には可愛らしいイラストも描かれているので、大切に保管をしておきましょう。

私の心願色みくじは中吉でした。総体運は冒険心が旺盛になる時期。一度こうと思ったら果敢にチャレンジするくじけない精神があなたを動かします。

大胆な希望ほど叶いやすいかもしれません。未知の世界に踏み込んでいく逞しさは、あとに続く人に勇気を与えますとのことでした。

力石

境内の中には楕円形の「力石」があります。力石には、「五拾貫余　汐留 兵吉　車屋 英治　芝土橋 久太郎」と刻印されています。重軽石と同様で、持ち上げて軽ければ願い事が叶い、持ち上げて重いと感じたら願い事が叶わないと言われています。

木遣り塚

力石の奥には「木遣り塚」があります。木遣塚は、江戸城普請のときに唄い始めた木遣節を後世に伝えるために建てたものと言われています。

この木遣塚は「め組一番組」の奉納物とされていて、江戸時代に江戸中が焼けたにも関わらず烏森神社は焼けなかったことから「明暦の大火」を凌いだ火伏せの信仰があるとも言われています。

無料駐車場

烏森神社には残念ながら参拝者用の無料駐車場はありませんので周辺のパーキングをご案内致します。一つ目はニュー新橋ビル地下駐車場です。烏森神社から100mほどです。

京急しんちか駐車場

京急しんちか駐車場は烏森神社神社から約300mです。

アクセス（最寄り駅）

烏森神社の最寄り駅はJR新橋駅、西口･日比谷口より徒歩2分、烏森口より徒歩3分。また地下鉄(銀座線・都営浅草線)新橋駅、徒歩3分です。

芝大神宮

芝大神宮は港区に鎮座している神社で伊勢神宮の神様「天照大御神」と「豊受大御神」をお祀りしている神社で関東のお伊勢様と呼ばれており、多くの方から信仰されています。ご利益は縁結びので有名で、特に女性に人気のパワースポットです。御鎮座は寛弘二年、一条天皇の御代に創建された由緒あるお社です。

神社（Shrine）

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