北海道の函館市は人口が約25万人で夜景がキレイな観光スポットとしても知られています。また洋館や教会、古民家、和洋折衷様式の商店やモダンな建物など函館にしかない独特な建物でも知られています。ここでは函館八幡宮の御朱印やお守りさらに、アクセスといった交通案内や御朱印帳についてもご案内させていただきます。
創建
函館八幡宮は1445年年に創建され、社殿は、本殿、幣殿、拝殿が連続した「聖帝八棟造り」と言われる形式です。
ご利益や御祭神
函館八幡宮の御祭神は以下となります。
- ≪御祭神≫
品陀和気命(ほんだわけのみこと)
- ≪相殿≫
住吉大神・金刀比羅大神
品陀和気命とは応神天皇のことですが商売繁盛や家内安全のご利益があると言われている神社です。
鳥居や石段・社号標
立派な鳥居で中央に菊の御紋があるのが印象的ですね。石段はあまり急な傾斜ではありませんが、それなりに段数があります。一歩一歩石段を上がっていくのも神社参拝の楽しみの一つですね。
由緒書き
由緒書きには次のような記載があります。
『社伝』によれば文安2年(1445年)、河野政通公が蝦夷地渡来し、現在の元町公園辺りに館を築いた時、その東南のすみに八幡神を鎮祭したのが始まりと言われる。この八幡神は永正9年(1512年)、アイヌの蜂起により、赤川村(現市内赤川町に移ったが、慶安年間(1648~1651年)に再び、もとの地に移された。
寛政11年(1799年)幕府の東蝦夷地直轄にあたり、蝦夷地奉行(後に箱館奉行と改める。)が置かれたことになり、八幡宮がある河野館跡地を奉行所用地とした為、文化元年(1804年)会所町(現八幡坂の上)に移された。その後、明治11年(1878年)の大火で社殿を焼失し、翌12年にも仮殿を焼失した為、同13年(1880年)この地に移った。
大正4年(1915年)に完成した現在の社殿の形式は聖帝八棟造りで藤原時代に発達した日吉造りと権現造りを併せた、大正式八幡造りの代表作と云われる優雅で壮麗な建物である。
参道
境内から参道を見下ろした画像です。こういう景色は個人的に好きですね。こういう景色は福岡県福津市の宮地嶽神社のようですね。
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宮地嶽神社の光の道の整理券や時間や時期
手水舎・第三鳥居
第三鳥居です。扁額に神威と表記されています。神威と表記されているくらいですから、すごく神気が漲っている神社なのでしょうか?手水舎でお清めです。
鶴若稲荷神社
函館八幡宮の境内本殿の左側に真っ赤な社殿である鶴若稲荷神社があります。すごく目立つので参拝しておきたいスポットですね。
函館八幡宮の御朱印帳や時間は?
函館八幡宮の御朱印です。御朱印自体はお気持ちでとのことでしたので2枚分で1000円お支払いしました。一般的には300円です。
- ≪御朱印の授与時間≫
- 9時~16:30頃(直接お電話で受付時間を聞きましたので間違いないですが変更となっている場合はご容赦下さい)
オシャレな御朱印
函館八幡宮の御朱印帳です。すごくオシャレな感じですね。菊の御紋が描かれています。初穂料1,800円です。
子授け守・身代わり守
お子さんを授かりたいという方には子授け、子宝のお守りは必須ですね。また身代わり守りは何らかの災いが降りかかってきた時に身代わりとなってくれるものですから予防という意味や大難を小難に振り替えると意味でも持っておきたいものですね。
- ≪子授け守≫
初穂料:800円
- ≪身代わり守≫
初穂料:1,000円
ご利益がある学業や健康お守り
- ≪錦守≫
初穂料:300円
- ≪勝運守≫
初穂料:500円
- ≪学業守≫
初穂料:500円
- ≪合格守≫
初穂料:700円
- ≪健康守≫
初穂料:500円
- ≪肌身守≫
初穂料:500円
交通安全のお守り
- ≪キーホルダー守≫
初穂料:500円
- ≪交通金守≫
初穂料:300円
- ≪小型房付守≫
初穂料:800円
- ≪ステッカー守≫
初穂料:500円
- ≪水晶守≫
初穂料:1,000円
病気平癒のお守り
- ≪福鈴ふくろう守≫
初穂料:700円
- ≪病気平癒守≫
初穂料:1,500円
- ≪鳩守≫
初穂料:800円
- ≪交通錦守≫
初穂料:1,000円
- ≪房付守≫
初穂料:800円
- ≪木札守≫
初穂料:500円
安産や縁結びのお守り
- ≪縁結守≫
初穂料:500円
- ≪夫婦守≫
初穂料:1,000円
- ≪安産守≫
初穂料:1,500円
- ≪厄除守≫
初穂料:500円
- ≪福守≫
初穂料:800円
商売繁盛などの神札
商売繁盛や家内安全などの神札です。神棚をお持ちの方や商売繁盛をされている方は祀るのも良いかもしれませんね。
アクセス
名称 |
函館八幡宮 |
住所 |
北海道函館市谷地頭町2-5 |
受付時間 |
9時~16時30分 |
お問い合わせ |
0138-22-3636 |
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参拝メモ
函館八幡宮は谷地頭電停から坂を登った上にあります。初詣でも大変賑わう神社で、地元の人は「八幡さん」という愛称で親しまれています。
坂の上にあるので、海を見下ろせる場所にあり階段上からの眺めもとてもいいです。
開拓・航海・漁業の守り神と言われています。
函館八幡例祭でも有名で、鳥居をくぐってからの階段では神輿や馬の駆け上がりも見られます。階段の参道は木々に囲まれていて気持ちも洗われる感じがします。
境内はとても広くなんだか清々しい気持ちになります。聖帝八棟造りと言われる本殿はとても大きく威厳がある感じです。
こちらの絵馬は函館ならではの五稜郭の形をしています。
厄災割符という御札があり、災いや厄を割、福を招き運気を高めるものです。
半分に名前を記入して、半分に割り、名前を書いた方を置いて、残りの半分をお守りとして持って帰ります。
ちょっと面白い厄除けですね。
神社の裏手には碧血碑へ行ける小道もあります。箱館戦争の幕府軍の慰霊碑です。徒歩3分ほどで行けるのでお時間のある方は行ってみるのもいいですね。
谷地頭電停から海側へ行くと立待岬があります。谷地頭電停から徒歩15分ほどです。天気の良い日は下北・津軽半島が見えます。
岬へ向かう途中には啄木一族の墓があります。
Hakodate Hachimangu Shrine