毎日充実感がないと感じる方は決して少なくなく、どうしたら充実感を得られるのだろうか? 充実感を得るには自分に何が足らないのだろうか…といった事に意識を向けられている方が増えてきているようです。またお仕事にしろ、恋愛にしろ、あまりやる気が出なかったり、特に不安になったり、極度の悩みで苦しんでいるわけではないけれど、なぜか充実している感じがしない…と感じ方や状態は様々のようです。
充実感を得られない原因は?
この充実感を得られない毎日の原因は何なのかと言いますと環境です。ここでいう環境というのは、就いている仕事、あるいはお仕事だけでなく置かれている生活環境、生活習慣の事です。では充実感を得る為に何が必要なのか?自分の人生に何を付け加える必要があるのかを考えていきましょう。
自らの肯定評価・前向きな見方
まず充実感を得ている、充実しているという状態は、今やっている事に対して、肯定的、前向き、有益、合理的、社会貢献など今の状態に対して良い評価や良い見解を持っている必要があります。
例えばお仕事で言えば、自分が従事している仕事は社会に役立っている、今の仕事は楽しい、人に喜んでもらえている、人間関係が良好…など何らかのポジティブな評価が持てないと充実感は得られません。
極端な言い方をすると人を騙して苦しめて詐欺をして充実感を得られますか?というお話です。良心がある通常の人なら充実感より自責の念に駆られるはずです。ですからお仕事の場合に特化して言えば、何らかの肯定な取り組みをしているという自分の見方、評価があれば良いのです。
自分は特別社会に役立つ仕事なんてしていない…とお感じの方もいらっしゃるかも分かりませんが、そんな事はありません。働く事自体が社会貢献であり、皆、働くのをやめたら国は滅亡しますので。またどうしてもお仕事で充実感を得れそうにないという場合は仕事からではなく、他の部分で得られるようにすれば良いのです。
充実した一日を作る
例えばボランティアに行く。ボランティアといっても様々です。肉体労働や定期的に行う街のゴミ拾い、高齢者の方の為のボランティア、小さいお子様の為のボランティア、生き物などペット関連、神社仏閣…なと挙げればキリがないほどありますし、あとは単発バイトなども良いですよね。
充実感というと毎日同じ動作の中で生まれて行くものだと思われていますが、必ずしもそうではありません。仮に自分の夢だった仕事に就くことができても、実際に就いてみると理想と現実とか違ったり、最初は充実していたけれど、続いていくうちにマンネリ、飽き、停滞などモチベーションが上がらなくなるなどはよくあることです。
つまり何が言いたいかというと充実感がない毎日の中にボランティアをしたり、単発バイト、あるいは、たまの非日常的な行動を挟む事によって、その非日常の一日だけでも満足感ある日にする事ができれば、これは大きな収穫です。
また自分が本当にやりたい事を簡単に見つけられると思ったら大間違いです。そんなに簡単に見つける事ができれば、世の中こんなに仕事で悩み人など出てきませんし、体調やメンタル疾患になれ方も出てきませんし、さらに言えばストレス社会などと言われる事はないのです。
そして森羅万象、常に変化をしています。仕事を始めても、昇進したり、異動になったり、その仕事の業界も栄枯盛衰、変化をしますし、自らも年齢を重ね、周りも年齢を重ねていくことで様々な良き事、悪しき事が起こります。
ですから充実というのは固定された何かというよりも、その変化の中で自らを楽しめるように創意工夫することであり、良い悪いを過度に分別するのではなく、変化時代を楽しめることができればもっと充実感は違うステージに昇華します。
自分に合う充実方法
まず充実感ある人生を手にしたいのであれば、ボランティア、趣味、ワークショップ、習い事、セミナー、オフ会、バイト、恋活、婚活…。自分がやれる範囲、もしくはご自分が少し頑張る程度のトライをして、非日常の充実した一日を作って下さい。
その時々感じられる一日を作る事ができたら、またその一日を味わう為に生活にハリが出たり、その一日を楽しむ為に違う日々も充実してきて、結果的に充実した毎日になるのです。
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