Manabi

【回答者（男性）：30代】
完璧主義のメリットはどんなことにも手を抜かない、キッチリと丁寧に作業し結果を出すことです。また責任感が強く、言われたことや自分で決めたことに対してベストを尽くすので信頼性が高く人から頼られたり、一目置かれる存在でもあります。

例えば仕事である資料を作ることになった場合、完璧主義の人に頼めばしっかりと丁寧でわかりやすい資料を作ってくれる上に、こちらが希望する案件も盛り込んでくれるので期待以上の仕事をしてくれることが多く、完成度の高い資料が出来上がります。マニュアル化された単純な作業にも集中して的確に行ってくれるので、完璧主義者から得られる成果としては申し分ないものが得られます。

責任感が強く、妥協できない、ちょっとした失敗も許すことができないため。周りからは一目置かれても少し距離を置かれることが多いです。完璧主義＝めんどくさい人と捉える人も少なからずいるので、友達は少ないです。仕事では丁寧にしっかりと仕事をしてくれる反面、時間がかかってしまうため、納期ギリギリになってしまうことも多々あります。

日常的に様々なことで気になることが多く、許せないことがあるのでストレスをためやすいため、精神的に病んでしまうことも少なくありません。完璧主義者の人は、その気にしすぎてストレスを貯めやすい性格ゆえにうつ病になりやすい傾向にあります。

【回答者（女性）：20代】
とにかく完成度が高くないと気が済まないので、仕事の資料作成にしても会議の準備に関しても細かいところまで完璧にしようとするので、仕事に関しての上司からの評価は高いです。「この仕事重要だけど、誰に任せる？」と言われるとまず自分が指名されます。

そのおかげで仕事量が多くなってくるのは大変ではありますが、その分、お給料にしっかりと反映されるのでメリットは大きいと思います。また、仕事やプライベートで何か間違っていると上司や先輩だとしても指摘するので、正義感が強い人が人というイメージがついて部下たちからも信頼が厚くてよく頼られたり相談を受けたりもします。

「こうあるべき」という気持ちが強いので矛盾していることをしている人や、「するべきなのにしていない」「する気がない」人がいるとイライラしてしまいます。その人にとっては何かしら理由があるのかもしれませんが、効率が悪いし間違っているしでイライラしてしまいます。

また、自分がこうあるべきと思うところをしてくれない人にはもう「嫌い」という気持ちがすぐに生まれてしまいます。1度嫌いになってしまったらもう表向きだけでも仲良くすることはできませんし、態度に出てしまうのでそのまま人間関係が悪くなってしまいます。そのせいでか、心から仲の良い人ってそこまでいない気がします。

【回答者（女性）：30代】
たまに作品作りをしますが、芸術面においてこの性質があるととても素晴らしいものが出来上がるように感じます。音楽などもそうですが、芸術はそれを見る人聴く人がいるので自己満にも終わらず鑑賞する人のことも考えて中途半端なものであってはいけないと思います。また物事を知ることについても良い面が見られるように感じます。

何か大切なことや重大な問題・事実を知る時に、ちゃんと知っておきたいと思うので凄く調べたりします。そうでないとそのことを深く知らずに問題を見逃したり軽く見てしまうので、いろいろなことに思考力や想像力が働かなくなっていくように感じます。

人に対しても白黒はっきりだったり度々それを求めたり追及してしまったりするところがあるので、あまり人に好かれにくい面があると思います。完璧主義は自分に向けたものだったり、外に向けたものであっても権力者などに向かうのはいいと思うのですが、自分の身近な人だったり普通の人にもその性質を向けてしまうと人が疲れてしまうのでちゃんとコントロールしないと悪い性質になってしまいます。

どっちかはっきりさせたくてもそれは自分の勝手で、それが難しい人や合わない人だっているのでそうしたことを考えないとただの頭の固い人に思われてしまいます。ただでさえ完璧主義という言葉が堅苦しいのに、その性質をいい方向に向けないと自分を頑固にさせてしまう面があるように感じます。

【回答者（女性）：40代】
完璧主義な性格だと、日常の生活面においても仕事面においても、無駄のないきっちりした結果を求めるので、中途半端ではない丁寧で質の高い良いものを提供できると考えられます。そこに至る過程では、目の前のことに集中してひたすら真面目に物事をこなす傾向にあるので、周りから見てもその姿勢は責任感があると感じられ、大きな仕事を任せる時にも信頼度が高いはずです。

さらに、完璧なものを求めることで、一つ一つの目標に対してありとあらゆる角度から細かく考え、結果を想定しながら行動することができるので、分析力や発想力に長けている人が多いとも言えると思います。

完璧なものを求めるが故に、思う通りの結果にたどり着けるのかという不安が常につきまとう傾向にあります。そのため、プレッシャーで自らを追い込んでしまいがちで、気持ちに余裕がなく焦ったりイライラしたりと、ストレスを感じやすく、精神的に疲れたり、壁にぶつかると自分を責めてネガティブな感情を持ってしまうところがあります。

さらに、自分が納得いくものだけが成功という思考なので、まだ足りないと感じると気が済むまでやりたがってしまうことで、頼まれた相手を待たせてしまったり他の仕事を後回しにしたり、自分の休む時間や睡眠時間を割いてしまうことも多いと思います。

【回答者（女性）：40代】
完璧主義のメリットは、細かい部分まで手抜きをせずに完璧に仕上げることが出来るところです。これは、日常生活であれば、食事の支度や洗濯や掃除といった家事全般から、子育てなども手抜きせずに、丁寧にこなすことが出来ます。

周囲からもキチンとしている、家事も子育ても丁寧にこなしていて手抜きしていないと、少し前の表現で言えば、良妻賢母と良く評価されることも多いです。また、仕事などの面では、丁寧に完璧にこなすので周囲からの評価も高く、重要な仕事などを信頼して任されることも多くあります。完璧主義は周りからの信頼や評価も高くなるので、日常的にも社会的にもメリットが多いです。

完璧主義のデメリットとして、自己満足の傾向が強いということがあります。日常の家事なども、完璧にしないと気持ちが悪く落ち着かないので、どんなに忙しくても家事をこなします。体調がすぐれなくて休んだほうがよい場合でも、家事をこなさないと落ち着かないので休めません。

子育てに関しても、子どもが忘れ物した時などは、準備が完璧ではなかったことで、とても不満な気持ちになります。仕事面でも、多少の融通や幅をもたせなくてはならない場面で、完璧さや固さが出てしまい、自分では良いと思って仕事をしても、逆効果になることがあります。完璧主義のデメリットは、自己満足におちいりやすい部分と、融通がきかないという部分になります。

【回答者（女性）：20代】
物事や企画がスムーズに進みます。ムダな考えや手間を省くことができるので、時間を有効に使うことができます。また、優柔不断だと人に迷惑をかけてしまうこともあるので、何事も速やかに答えを出せた方が自分のため、人のためです。

特に仕事やオフィシャルな場においては、白黒はっきりつけた方が良いと感じています。「責任の所在はどこにあるか」「このタスクの問題点は何か」「誰にこの役割を任せるべきか」というような疑問にいつまでも悩んでいると先に進むことができません。それぞれ大事な問いですが、即決できれば次の仕事を速やかに行うことができ、作業効率の上昇につながります。

白黒はっきりつけたり、善悪だけで物事をはかったりするだけでは「人の気持ち」は動かせません。例えば、いくら相手のことを考えて言ったとしても、結局は自分の考えの押し付けになってしまいます。完璧主義は自分の価値観や思想が深く関わってくるものなので、自分のことを考えるときは良いですが、他人にまで強制するのは良くありません。

特に人間関係、日常生活における会話ではうまくいかないと感じています。相手の気持ちに寄り添って考えるときは、白黒はっきりつけると相手が傷ついてしまうこともあります。気分を害したりする方もいます。ですので、そのような点はデメリットだと思います。

【回答者（男性）：40代】
完璧主義な人は決断力があって、こだわりが強いので迷うことが少ないことがメリットといえます。自分が思っていることに対してこだわりが強いので、迷うことがなく決断することができ選ぶことができます。また、こだわりを持ってしまうとなかなか変えることや妥協することをしないので、周りに流されることなく、ブレることなくできることがメリットと言えるかなと思います。

そして、好き嫌いもはっきりとしており、こだわりが強く決断力があることから、周りの人から芯の強い人と思われることもあり、人から頼られたり相談や依頼をされることが多く人望が厚くなっていきます。

デメリットとしては融通が利かない所ではないかと思います。こだわりが強く決断力があることから、自分がこれと決めたことやこだわっていることをなかなか変えることが出来なかったり、自分が決めた行動プランをなかなか変えることをしなかったりすることもあり、物事を柔軟性に考えることが難しかったりすることがあります。

また自分が好きなことをしている人に対しては良いのですが、嫌いなことをしている人に対しては、偏見の目をもったり、あまり関わらなかったり、親しい間柄の人には口に出したりしてしまうこともあり、交友関係が上手くいかないこともあったりすることがデメリットでもあります。