グラフイックデザイナーになるには≪収入や独立は？役立つ資格は？≫

1 どんな仕事
2 必要な学歴
3 大学卒業後の就職先は？
4 役立つ資格はある？
5 仕事内容
6 給料や年収（就職の場合）
7 フリーの収入や相場
8 単価
9 関連ページ
10 この職業・お仕事の良い面悪い面など口コミを募集中！

どんな仕事

雑誌の広告やポスター、電車の中刷り、チラシ、商品パッケージなど、印刷物のデザインをします。

必要な学歴

グラフイックデザイナーは学歴は関係ないと言われていますが新卒の場合、広告代理店やデザイン事務所の採用条件が美大や芸大卒となっているところも一部ありますが、あくまで大きな企業やデザイン事務所です。

大学卒業後の就職先は？

美大、芸大だけでなくデザイン系大学、学科の卒業後は出版社や広告代理店、広告制作プロダクション、デザイン会社などに就職するのが一般的です。

役立つ資格はある？

グラフイックデザイナーなどデザイン業界は資格はほとんど意味無しと言われていますが技能、技術を習得する関連資格をご紹介させていただきます。各資格は下記をご参照下さいませ。
広告デザイナーの役に立つ資格の一覧

仕事内容

グラフィックデザイナーとは、雑誌や新聞の広告やポスター、電車の中刷り広告、チラシ、カタログ、商品パッケージ、看板などの様々な媒体に、文字や画像を使うグラフィックという技法を用いてデザインする仕事をしている人です。デザインを考え、レイアウトや編集を行って印刷や出版の入稿ができるまでのデータを制作します。

商品や企画など何らかの宣伝を行いたいメーカーや企業、その依頼を受けた広告代理店、出版社などから、グラフィックデザイナーへと依頼が回ってきます。

依頼が来るとまず、その商品情報や企画の意図するところ、年齢層や性別などのターゲットを企画会議を通して確認していきます。企画する内容にもよりますが、グラフィックデザイナー１人で仕事をするのではなく、プロデューサー、ディレクター、カメラマンなどその商品や企画に携わる職種とチームを組んで作り上げて行きます。

一旦出来上がっても、チーム間や依頼主と何度も何度もチェックや修正を重ねて最終的に完成させていくので、かなり時間が掛かり根気のいる仕事となります。就業先は広告代理店、印刷会社、商品開発部、制作プロダクションがありますが、その場合はまず、アシスタントとして経験を積むことが一般的です。

資格などが必要な職種ではありませんが、グラフィック作成ソフトが使えると就職に有効です。今までは紙媒体での依頼が主でしたが、近年では紙媒体の印刷物は減りつつあります。逆にウェブ上での広告が増加しているため、グラフィックの知識と技術を今後はこちらの方向へ利用できるように、さらなる専門的知識と技術の向上が必要となるでしょう。時代のニーズに合ったグラフィックデザイナーとなれるよう、自らも勉強することが大切です。

給料や年収（就職の場合）

ここからは広告デザイナーの収入について触れたいと思いますが特定企業に就職した場合とフリーとして活躍した場合とをご紹介させていただきます。まず特定企業で雇用された場合は実際の求人をご紹介させていただきます。なお掲載の求人は全て東京都内のものです。

業務内容：店舗向け販促ツールのデザイン・商品企画及びパッケージ制作・イラストレーターへの発注・管理
応募資格：学歴は不問、実務経験:2年以上、必要スキル:Photoshop、Illustrator
月給：23万円～

業務内容：自社商品のパッケージデザイン、販促物デザインの担当
応募資格：学歴は不問、実務経験:必要、必要スキル:Photoshop、Illustrator
月給：20.5万円～

業務内容：デザイン企画制作
応募資格：学歴は不問、実務経験:記載なし、必要スキル:Photoshop、Illustrator、InDesign
月給：20万円～40万円

フリーの収入や相場

広告デザインの現場は外から見ているほど華やかではなく過酷な仕事で、あまりの残業の多さにフリーを志望したり、異業種、関連業種に転職をされる方が決して少なくないわけですがフリーで活躍する場合、どのようにして生計を立てればいいのでしょうか？

まずどんなお仕事でも「①質の良いものを作る」「②売る・広める」という二つを考えなければなりません。例えばどんなに美味しいラーメンを作っても広まらなければ繁盛しません。もちろん来店客が口コミサイトやSNSで広めることによって繁盛するケースはあります。

これをフリーデザイナーの仕事に当てはめてみると、まず自身がデザインを手がけた作品を広める工程が必要です。広める方法は様々です。ブログやTwitter、Facebook、Youtubeなど巨大メディアへ低コストで広めることができます。その発信によってご自身に興味関心を持ってもらい受注につなげるという方法があります。

こういったWebの世界に発信する以外に、ご自身が特定のデザイン事務所や企業に勤めている間に人脈を作っておくのも一つの手です。

もしすでに退職されたのであれば、広告代理店・デザイン制作会社・印刷会社などに再就職をして人脈作りに励むのも手ですし、さすがにそこまでできないという事でしたら個展や美術館等に出向いて人脈作り、代理店で働く人とオフ会等で交流を深めて人脈作りなど。

やはり人が仕事を運んできてくれるわけですから、職人気質な良いものさえ作れば軌道に乗るという考えの方は独立には向いていないかもしれません。

大切なことは自己満足ではなくクライアント満足です。クライアントの想定以上のものを作るのがプロフェッショナル、商業家と芸術家は似て非なるものですから。

単価

制作料金は制作者と発注依頼者が協議して決めるべきものですが、何を基準に決めるか？これはクライアントによります。相場というものを全く知らないクライアントもいれば、その業界に詳しいクライアントであれば、おおよその相場は知っているので妥当な金額に落ち着きます。

ただ実績を積むまではどうしても安価な仕事をしなければいけない部分もあり、だからといって安売りはできないとの葛藤があるかと思いますが、見積もりや契約はどの業態でも探り合いの部分はあります。

ですから実績例を積み上げる価値をどれくらい見積もるかで変わってくるかもしれません。ちなみにフリーの場合は事務作業も全てご自身でしなければなりません。もちろん身内の協力やスタッフを雇えばご自身で行う必要はありませんが、フリーになる場合は仕事の受注部分だけでなく、事務や経営、税金などをしっかり理解されておくことが重要です。

その他にフリーで活躍する場合はクラウドワーキングやデザイン系の依頼サイトに登録をしておけば、それを見たクライアントからWebから依頼が舞い込みます。

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Manabi