どんな仕事
訪問介護員(ホームヘルパー)とは介護サービスを利用されている方のご自宅を訪問し、食事、排泄、入浴などの介助(身体介護・生活援助)を通じ、利用者の生活を支えるサービスを提供するという仕事に就く方々を指します。
訪問介護員になる為のルートは?
訪問介護員になる為には必ず全ての方が介護職員初任者研修を修了しなければなりません。この介護職員初任者研修をは介護職の入門的な資格として多くの方が受講し、立派に介護職員として活躍されています。
介護職員初任者研修についての詳しい内容は以下をご参照下さいませ。
- 介護職員初任者研修の独学や安い講座
全科目時に介護職初任者研修における目標・評価の指針」中『各科目の到達目標・評価・内容』において定める「修了時の評価ポイント」…。初任者研修を修了した方にはその分研修及び受講費…
仕事をしながら取得できる?
働きながら介護職員初任者研修を修了することができるのか?ですが、実際にお仕事をされながら資格を取得された方が多いです。まず介護職員初任者研修は通学制、通信制とあり、通学制の場合でも多くの資格学校は夜間コース、週末コースなど受講者の方のニーズに応えられるよう様々なコースを用意されています。
また通信制であってもスクーリング実習は必ず受けなければなりませんが、こちらも同様に土日コース、週末コース、夜間など無理なく通うことができるよう配慮されているので働きながらの資格取得は全く問題ございませんのでご安心下さい。
仕事内容
訪問介護員(ホームヘルパー)の仕事内容は、炊事・洗濯・掃除などをする「生活援助」と、食事介助・入浴介助・トイレ介助・おむつ交換などをする「身体介護」に分けら、その他にも相談や助言も行います。「生活援助」では、利用者の許可を得た場所の掃除、利用者に合った調理や配下膳、洗い物、洗濯や買い物の代行などを行います。「身体介護」では、日常生活上困難なことを利用者の機能や能力に応じてケアします。主な内容は、トイレ誘導・下半身洗浄や清拭・おむつ交換と排泄物の処理・トイレ掃除などトイレの介助全般、利用者に合った食事の調理・食事摂取介助や見守りなどの食事介助全般、更衣介助、入浴介助、口腔ケア・整髪・髭剃りなどの身だしなみ介助、服薬介助、体位交換、買い物などの外出や病院などの付き添い介助となります。
介助や援助を行う場合においては、緊急時の対応も考えておくことが必要です。「相談・助言」では、生活や介護について相談されたら助言やアドバイスを行います。利用者やその家族から相談を受け、訪問介護員(ホームヘルパー)が助言するためには、信頼関係ができていることが重要です。また問題点が起きた場合や一人では解決できない相談内容の際には、他のスタッフやケアマネージャーに相談します。
人手不足な職種ではありますが、最近では働きながら資格を取得させてくれる介護施設も増え、賃金の見直しもされています。訪問介護員(ホームヘルパー)は今の高齢化社会において重要であることは間違いなく、今後も活躍の場を広げていくことでしょう。ちなみにケアマネージャーになる方法は下記をご参照下さいませ。
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