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オーディションを受ける

現在、吉本新喜劇に入る為にはオーディションを受け、その審査に合格をした方が吉本新喜劇の舞台に立つことができます。ただ必ずしもオーディションを受けなれば絶対になれないというわけではありませんが、現在は一般的にオーディションからなるケースが多いようです。

年齢や学歴

この吉本新喜劇のオーディションの応募要件は18歳以上で学歴や芸歴は問われません。

審査

オーディションの審査ですが以下となります。

• 1次審査… 書類選考
• 2次審査… 面接＆特技披露（一発ギャグ、モノマネ、歌、ダンス、バク転、楽器演奏など）
• 3次審査… 芝居選考
• 最終審査

※なおオーディションの応募要件や審査内容は今後変更となる場合がございます。

非常に狭き門の吉本新喜劇

吉本新喜劇は毎日なんばグランド花月で公演されておりますし、関西地方ではテレビ放映もされておりますが、吉本新喜劇に限らず、舞台で演じる役者さんは無限にいらっしゃるわけではなく、同じ役者さんが毎日演じおられます。ですからオーディションの開催といっても頻繁に行われているものではなく、不定期開催で数年に一度となる場合も多いので、吉本新喜劇に入るのは非常に狭き門となります。

吉本興業（よしもとクリエイティブ・エージェンシー）といえば新人タレント養成所「吉本総合芸能学院」（通称：NSC）を思い浮かべる方もいらっしゃるかと思います。このNSCの一期生にはダウンタウンのお二人もいるわけですが、このNSCは基本的には漫才やテレビ番組等で活躍することを目指す芸人さんが通うところです。

ですからバラエティ番組で活躍しながら吉本新喜劇にも出演されてらっしゃる方もいますが、数は少ないです。また先にバラエティ番組で活躍した後に吉本新喜劇に入ろうと思っても、簡単に入れるものではなく会社でいえば所属は同じ会社であっても、部署が違うと思った方が良いかもしれません。

入団までの道

ここからは吉本新喜劇で活躍してらっしゃる座員さん、タレントさんがどういう道を辿り入団されたのかをご紹介させていただきます。

• ≪宇都宮まき≫

高校二年生の春に高校野球の中継を行っていた毎日放送の「17（セブンティーン）リポーター」として活躍。その後、Ｗヤング・平川幸男に入門。翌2001年に吉本新喜劇入団。

• ≪吉田裕≫

吉本総合芸能学院（NSC）大阪校に入学。23期生。26歳の時に受けた吉本新喜劇の「第1個目 金の卵オーディション」に合格し、入団を果たす。

• ≪今別府直之≫

NSC23期生として吉本に入り、28歳の時に新喜劇に入団。

• ≪酒井藍≫

21歳の時に吉本新喜劇の「第3個目金の卵オーディション」に合格したことを機に、勤めていた奈良県警察を退職。

座長や座員のギャラや年収（給料）いくら？

気になるのが吉本新喜劇の座員さんのギャラですが、名前は伏せますが、サラリーマンから新喜劇のオーディションを受けて座員になられた方が、ある番組で1回の公演ギャラは800円とおっしゃっていました。これは入団間もない頃だと思いますので、現在の単価は上がっているとは思います。

また現在は座長となっている小籔千豊さんは最初に提示されたギャラは1日2回公演で2,500円で毎日出られるわけではないから、コンビ時代よりも収入は減ったと明かしておられます。

その他としては、すっちーと乳首ドリルでコンビを組み、ブレイクされた新喜劇の吉田裕さんは「ドリルバブルで月収１００万円になった」と自ら明かしていたようです。ただこの収入が今後も安定して続くというわけではなく公演ギャラ以外での収入によって100万円以上になったものと思われます。

すっちーは座長就任１周年記念公演の会見で座長昇格で月収が3倍以上になったともご自身でお話しをされていたので、座長になることは月収アップに直結するのでしょう。

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