どんな資格
世界中の技術者の開発・協力によってさらに進化をし続けているOSであるLinux。Webサーバーや企業の基幹サーバーとして現在急速にシェアを向上中です。そのLinuxを扱う技術者としての資格で、ネットワークの運用や管理などエキスパートとしてのスキルを所持していると認定されます。
受験資格
どなたでも受験可能です。
試験日
随時
試験地
国内220箇所(ピアソンVUEのテストセンター)
試験内容
試験時間は90分、マウスで選択する問題とキーボードで入力する記述式とがあります。
問題はサイコメトリックス(計量心理学)に基づいて作成され、問題によつて配点が異なることも特徴となっています。
【レベル1(level1)】全科目必須
101試験:Linux 一般1
102試験:Linux 一般2
【レベル2(level2)】全科目必須
201試験:Linux 応用管理
202試験:Linux ネットワーク管理
【レベル3(level3)】全科目必須
300試験:Mixed Environment Exam
303試験:Secunty
304試験:Virtualization and High Avallability
合格率・難易度
LPICの合格率ですがLPI-Japanは非公開としておりますので全てのレベルの正確な合格率は不明です。ただ受験者数等から推測した場合60%~65%であろうかと思います。
勉強方法
Linux技術者認定試験の勉強方法ですがLPI-Japanが教材等を紹介されていますのでご参考になさってください。
http://www.lpi.or.jp/
仕事
世界共通基準の資格のため、取得すれば世界で同じ評価が受けられることから就職や転職活動には武器になりますし、キャリアアップにも期待ができます。LinuxはOSの種類のことですが、Webサーバーで使用されることが多くIT企業のシステムなどは、このLinuxを使用して構築されていることもあります。地方自治体や政府などの公共システムでも使用されていますし、コスト削減やセキュリティ強化にもなることで取り入れる企業は今後も増えると予想されています。様々なITベンダーが力を入れていることや、多様なサービスが展開によりクライアントから要望が増えつつあることでLinux技術者に対する需要も高まっています。エンジニアとして有効な武器になる資格です。就職先としてはITベンダー、通信関連企業、一般企業のシステム部門などが多いでしょう。エンジニアとしての有効な武器となることは間違いありません。
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