車は年々便利になっていき、自動運転の時代もいよいよ到来してきましたが、現在自動車を取り巻く環境というのは決して良いものではありません。その代表となるものが『あおり運転』です。あおり運転はSNSやニュースでも取り上げられ社会問題となり、それを受けて罰則も厳しくなりました。
そしてもう一つが携帯、スマホのながら運転です。これはケースによって一発免停の厳しい道路交通法の改正となりました。このように自分が注意深く運転をしていても第三者の不注意や理不尽と思える身勝手な運転によって自分が損、被害を被る場合が多々あります。
また高齢者ドライバーのアクセルとブレーキの踏み間違い、さらに酷い場合は高速道路を逆走して事故を起こすケースもあります。やはり車は便利でもあり、一歩間違えれば危険な乗り物ですから、そういった災いが降り掛かって来ないように神社、寺院で車のお祓い、祈祷を受けて未然に防ぎましょう。ここではその車のお祓いに良い日柄をご案内させていただきます。
大安など六曜
車のお祓いに良い日のカレンダーをご案内にするにあたり、それぞれの日柄の意味を掲載致します。
まず六曜(六輝)は多くの方がご存知だと思います。それぞれ簡単に触れていきたいと思います。
- ≪大安≫
万事に吉とされる縁起の良い日。
- ≪先勝≫
万事に急ぐことが良いとされている日。
- ≪友引≫
朝は吉、昼は凶、夕は吉ですので、この日に車のお祓いに行くなら午前中、もしくは夕刻です。
- ≪先負≫
午前中は凶、午後は吉ですので車のお祓いには午後からが良し。
- ≪仏滅≫
仏事は良いですが車のお祓いには不向き日。
- ≪赤口≫
午の刻(午前11時ごろから午後1時ごろまで)のみ吉で、それ以外は凶ですので、この二時間以内なら車のお祓いをしても問題ないということです。
車のお祓いに良い日柄カレンダー
車のお祓いは当然、一回しか行いません。もちろん人によっては車を購入された時以外に、事故を起こした際などで複数回お祓いされる方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的には一度だけだと思います。だかこそ失敗のないように、またご神徳、ご加護をしっかりいただける日にしたいものですね。
そういった観点から大安、仏滅といった六曜だけでなく他の日取り、日柄もご紹介させていただきますので車のお祓いに良い日、あるいは悪い日を選別して下さい。
鬼宿日・巳の日・己巳の日・寅の日・大安・一粒万倍日・天赦日・神吉日・大明日・月徳日・母倉日・天恩日
- ≪甲子の日≫
十干十二支で60日周期で一番最初にくる日で縁起の良い吉日。甲子の日から始めたことは長く続くとされており、また大黒天の御縁日でもあり、商売繁盛・縁結びの徳を頂ける日ですので良縁結びに動き出したり、大黒天を祀っている神社に熱誠祈願すると願いが通じやすい日とされています。
- ≪鬼宿日≫
婚礼に関する事は控えるのが良い。特に車祓いで避けるべき日ではありません。
- ≪巳の日・己巳の日・寅の日≫
金運に良い日です。事故を起こすというのは違う側面からすると修理費、治療費など場合によっては余計な出費がかさむこともでありますので金運の良い日に車のお祓いを行うという事は間接的に事故から自らを遠ざけることですので、この日に車のお祓いをすることは良いです。
- ≪一粒万倍日≫
一粒万倍日は、この日に新しく始めた事が何倍にも膨れ上がる日と言われているので、神社、寺院で車祓いをしたご神徳が何倍にも膨らむことですので車のお祓いに向いている日です。
- ≪天赦日≫
天赦日は暦の中で最上の吉日と言われるほどの吉日ですので迷いなく車祓いの日とすべき日です。
- ≪神吉日≫
神社参拝に向いている吉日です。この日も車のお祓いとして候補に挙げるべき日です。
- ≪大明日≫
建築、移転、旅行などに良い日です。特に車祓いに良くも悪くもない日です。
- ≪母倉日≫
天が人を慈しむ日ということで神様が大きなご神徳を授けてくれる日ですのでお祓いに最適な日です。
- ≪月徳日≫
自宅の建築やリフォームなど契約を行う日に適した日。特に可もなく不可もなくの日柄です。
- ≪天恩日≫
吉事には良い日ですので車の祈祷には良い日です。
- ≪天一天上日≫
方角神である天一神が天に上がっている期間を指し、癸巳の日から戊申日までの16日間です。この期間は天一神は天上に帰ることから天一神の祟りは無くなり旅行や移転等、どこに行っても良い期間とされていますが、車の祈祷に関していけば、積極的に選びたい日柄というわけではありません。当ページでは16日間の天一天上日の始まり日を[天一天上始まり]と表記し、終わり日を[天一天上終わり]と表記しております。
好ましくない日取り
この世は善と悪、陰陽、天使と悪魔、北極南極という風に必ず二極が存在している絶対法則があります。ここからは吉日とは逆に車のお祓いに向いていない日柄をご紹介致します。
- ≪不成就日≫
不成就、つまり願いが叶わないとされる日ですので、車のお祓いには不向きです。
- ≪受死日・十死日≫
何をするにも良くない日で十死日は受死日に次ぐ凶日。
- ≪帰忌日≫
金銭やモノの貸し借りは控えるべき日で、特に車祓いに影響を及ぼさない日です。
- ≪重日・復日≫
どちらも良いことは更に良くなり、悪いことは更に悪くなる日です。自動車の祈祷に問題ありません。
- ≪天火日≫
棟上、屋根拭きなどを行えば火災が起こると言われていますが車祓いに影響なし。
- ≪地火日≫
ご自宅の基礎工事、柱建て、井戸掘りなどに好ましくない日。祈祷に問題なしの日。
- ≪大禍日・狼藉日・滅門日≫
万事に悪い日。
- ≪三隣亡≫
建築に関する凶日なので車祓いに影響なしです。
縁起の良い日や最適な日は以下をご参照下さいませ。
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お祓いを受ける方法
車のお祓いを神社などで受ける方法ですが、まず所定の位置に車を駐車させます。そして神社の社務所、あるいは祈祷受付所に行きます。多くの神社ではお電話などで予約を受け付けていないので、事前に予約をせずに神社に出向き、申し込みをしてください。
申し込みをしていただきましたら所定の申込書に必要事項を記入します。記入していただきましたら神職さんが祈祷を行って下さいます。その間はご自身は車の脇に立って祈祷を受けます。祈祷が終わりましたら神社から授与されるお守りや交通安全ステッカーなどを授与していただき終了です。
所要時間
車のお祓いの所要時間ですが、その神社が他に祈祷を行っていたり、行事、祭事などを行っている場合は祈祷そのものを受け付けていない場合もありますので、お祓い行かれる当日が何らかのイベント、行事がないかホームページなどでチェックされるのが望ましいと思います。
また車のお祓いで有名な神社仏閣は多くの方がお祓いに来られているので、まとめて10台、20台と行う神社もあります。いずれにせよ申し込みから最終の授与品をいただくまでは40分~50分もあれば終了します。
車の事故や交通違反
車運、事故運というのも存在し、自分が加害者になるケースもそうですが、自分が被害者と数が多い方も事故運は決して良くありません。またよく警察に捕まって違反点数超過で免許停止、免許取り消しになる方も同様に事故運、自動車運は良くありません。
こういう方はどうしてもスピードを出すのが好きだったり、ハンドルを握ると人が変わったかのようにイライラしやすい性格に豹変する場合も多々あります。こういう方は交通違反で切符を切られないような運転をすべきなのですが、なかなか難しいのが現状ですので、車の保険にはしっかり加入するなど万が一に備えておくべきことは最低限必要です。
災いというものは起こるものは起こります。ただその災いをどれほど小さい災いで食い止めるか?逆に言えば、災いを必要以上に大きくする場合もあります。ですので車のお祓いに日柄を選んでいくことも一つの災いを小さくする素晴らしい決断です。
人は事故や病気は起こってから後悔するものであり、当たり前のように健康に過ごせて、事故も起こらずカーライフを送っていることに普段なかなか感謝の気持ちを持てません。しかし神様は日頃の心的態度や神仏に向かう姿勢は当然見ておられますので最大限神様を活用し、ご守護いただきましょう。
この人は運がいいなぁという人は、意外に普段から神社参拝に行かれている方が多かったり、自宅に神棚を祀っていたり、ご先祖様を大切にされているなど神仏、ご先祖様を敬っているケースがほとんどです。万が一、車の運転をしていて、白バイやパトカーで交通違反の検挙をされ、免許停止になった場合、講習がありますが、それはどういった内容なのか?下記で詳しく述べておりますのでご参照いただければ幸いです。
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