京都は学生さんの修学旅行先としてもよく訪れる人気のスポットですが、京都に無数にある神社の中で平安神宮は修学旅行でよく参拝されるようです。最近は御朱印がブームとなっておりますが、平安神宮の御朱印や御朱印帳、料金、値段などもご紹介させていただきます。
御祭神
平安神宮は御祭神は以下の天皇です。
桓武天皇は光仁天皇の皇子として西暦737年に誕生され西暦781年に第50代の天皇として即位されました。孝明天皇は仁孝天皇の皇子として西暦1831年に誕生され、西暦1847年に第121代の天皇として即位されました。
創建
平安神宮は明治28年に第50代桓武天皇をご祭神として創建されました。当時、明治維新によって事実上首都が東京へ遷ったことでかなり荒廃していたのですが、京都市民の力で数々の復興事業を展開し、教育、文化、産業、生活などすべての面において新しい京都が模索され、平安神宮が創建されました。
その後、昭和15年には、市民の懇意によって平安京有終の天皇、第121代孝明天皇のご神霊が合わせ祀られ広く崇敬を集めることとなりました。
由緒
二度目の朝鮮出兵中の1598年8月18日に伏見城で亡くなり、翌年秀吉の遺体は伏見城から運ばれ、阿弥陀ヶ峰山頂に葬られました。そして4月に仮殿が竣工して方広寺の鎮守社と定められ、豊国社には「豊国大明神」の神号が宣下され、正一位の神位が授与されました。
鳥居
平安神宮の大鳥居です。鳥居はやはり大きくて立派なものの方が荘厳な雰囲気があって良いですよね。
参道
参道です。平安神宮は何もかもがスケールが大きく、敷地の広さはかなりのものですので思い切り参拝を楽しめます。
蒼龍の手水舎
蒼龍の手水舎です。迫力ありますね。
大極殿
大極殿(だいごくでん)は国指定の重要文化財です。大極殿は古代の役所の建造物の中で最も重要な建物で、天皇が政務を執られ、朝賀・即位などの重要な儀式が行われました。朝賀とは毎年元日の朝に天皇が大極殿において皇太子以下の文武百官の拝賀を受ける行事です。
平安神宮の御朱印の受付時間
平安神宮の御朱印の受付時間は以下となります。一般的な神社よりも早くいただけるのは有難いですね。早朝は参拝者も少ないのでゆったり回れます。
また上記の御朱印は初穂料:300円となっております。
期間限定の平安神宮奉納公演の御朱印
上記は9月23日に行われた「水樹奈々 平安神宮奉納公演~蒼月之宴~」の際の御朱印になります。八坂神社は御朱印が10種類以上ありますが平安神宮はあまり御朱印に力を入れていないのか現段階で1種類のみで、平安神宮奉納公演のように時々こういう短い期間の御朱印が拝受されます。
2種類の御朱印帳
平安神宮で頒布されている御朱印帳は2種類です。上記画像の見本と記載されているものが一般的な御朱印帳で初穂料1,500円で、画像にあるようにこの御朱印帳以外に初穂料3,200円の『神仏霊場御朱印帳』もあります。
八坂神社は御朱印が豊富
八坂神社は御朱印集めに熱心な方にとっては、すごく収穫高い神社です。八坂神社の御朱印の詳しい内容は以下のページをご参照下さい。
左近の桜
平安時代に紫宸殿で儀式が行われる際に、天皇を守る左近衛府の官人がこの桜の傍に並んだことから左近の桜と名付けられたようです。平安神宮は桜の名所としても知られているのですが、正面の応天門を通って境内に入ると右側に左近の桜が見えます。残念ながら桜の季節に参拝に行ったわけではないので桜を見ることができませんでしたが、是非3月~4月の見ごろに参拝に来たいと思います。
平安神宮神苑
平安神宮の敷地面積は約10,000坪の日本庭園である「平安神宮神苑」を含め、約20,000坪ほどあります。平安神宮の神苑は明治を代表する池泉回遊式の近代日本庭園です。神苑の見学には拝観料金が必要ですが、年に2回だけ無料開放されます。一回目は6月上旬と「平安の苑」が開設された9月19日です。6月は毎年日程が変わります。
平安神宮神苑の拝観時間
- 3月1日~3月14日:午前8時30分~午後5時
- 3月15日~9月30日:午前8時30分~午後5時30分
- 10月1日~10月31日:午前8時30分~午後5時
- 11月1日~2月末日:午前8時30分~午後4時30分
名称 |
平安神宮神苑 |
住所 |
京都市左京区岡崎西天王町 |
定休日 |
(10月22日午後閉門) |
拝観料 |
大人600円・子ども300円 |
八坂神社から平安神宮への徒歩の行き方
八坂神社から平安神宮へは距離は1.8kmくらいで所要時間は渋滞の状況によっても変わりますがおおむね以下となります。
・徒歩の場合:約25分
・車の場合:約10分
また八坂神社から清水寺、八坂神社から安井金比羅宮への行き方などは下記ページで地図をつけてご説明させていただきましたのでご参考になさってください。
名称 |
平安神宮 |
住所 |
京都府京都市左京区岡崎西天王町97 |
境内参拝時間 |
6:00~17:00 |
お守・お札・朱印授与時間 |
7:30~17:00 |
お問い合わせ |
075-761-0221 |
護王神社の御朱印
護王神社といえば「足腰の守護神」として老若男女問わず信仰されている神社です。ご祭神は和気清麻呂(わけのきよまろ)。旅の途中に痛めた足が猪の加護によって回復したという逸話から、足腰の健康や怪我の回復にご利益があると信仰を集めています。また京都御苑のすぐ近くに鎮座しています。
ちなみに京都御苑は広く国民に開かれた公園となるように休憩所、児童公園や運動施設などが苑内に新たに整備されて、非常に癒しの空間となっています。
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参拝メモ
平安神宮は桓武天皇、孝明天皇が祀られている神社であり、平安京の中心施設である朝堂院をおよそ8分の5に縮小して復元された、国指定重要文化財です。平安神宮に訪れると、まず目につくのが神宮道にそびえ立つ大鳥居です。近くに行き、真下から見上げると、よりその大きさに驚嘆させられます。
大鳥居を超えてしばらく歩くと、広々とした参道があり、その先に大きな應天門が見えます。大鳥居の迫力も大きかったですが、應天門もそれに負けない、迫力とパワーを感じました。そして應天門をくぐると、広大な境内が広がり、正面に大極殿があります。大極殿へ行く道中、両端に向かい合うように建つのが白虎楼、蒼龍楼です。
どちらも変わった建物の作りをしているため、とても印象的でした。また、白虎楼は神苑の入り口になっていて、そこで入場料を払い、神苑の庭園を見学することができます。
今回は残念ながら神苑へは行かず、大極殿に参拝に行きました。参拝を終えて應天門へ戻ると、出口付近に社務所があります。様々なお守りや絵馬などが売られていましたが売られているものはシンプルなものが多い印象でした。御朱印も一種類のみで簡素なデザインでした。平安神宮はとにかくスケールの大きさが他の神社とは違う点だと思いました。
この大きさで昔の平安京朝堂院の8分の5のサイズだというのだから驚きです。また、平安神宮の周りには、美術館やコンサートホール、博物館など、たくさんの観光スポットがありますので本当におすすめスポットですね。
Heian Shrine Kyoto