新潟県は妙高高原など定番の自然を感じることができるスポットや新潟産100%のワインを作るカーブドッチワイナリーなど楽しめるところも盛りだくさん。またお米のコシヒカリといえば新潟という方も多いはず。ここでは弥彦神社で頒布されている御朱印帳や御朱印、受付時間からお守りの返納、そして車でお越しの方に無料駐車場もご案内です。
由緒
越の国開拓の神業を終えられたのち、弥彦山に葬られた天香山命を御子である第一嗣・天五田根命が奉ったことがはじまりとされています。第十代崇神天皇の御代には、第六嗣建諸隅命の仰せごとにより、社殿が建立されました。以降、歴代の天皇の仰せごとにより社殿の修造がなされました。
御祭神や読み方
弥彦神社は正式には「いやひこ」という読み方をしますが、神体山とする弥彦山など関連する地名が全て「やひこ」と読む関係で、一般には「やひこ」とも呼ばれています。
また古事記に高倉下として登場する天香山命が、主祭神として祀られています。越後国開拓の詔により越後国の野積の浜に上陸し、地元民に漁業や製塩、稲作、養蚕などの技術を伝えたそうです。神体山として祀られている弥彦山頂にある御神廟が神廟にあたるとされています。
ご利益
弥彦神社は、新潟県屈指のパワースポットとして知られています。天照大神の孫である天香山命が祀られていることから、仕事運の向上のご利益を強く授かるといわれています。参拝の際には、拝殿へ向かう前に摂社、末社に祀ると、運気があがるそうです。
大鳥居
遠くからでもその姿を望むことができる高さ30.16mの壮大な鳥居です。両部鳥居としては、日本一の高さを誇ります。鳥居の後ろには、雄大な弥彦山がそびえています。大通りの交差点にあるので、車が大鳥居の下をくぐっている珍しい光景が見られました。
一の鳥居
高さ6m、木製の立派な鳥居です。神額には、彌彦神社の文字が書かれていました。かつて社殿が朱色だったことから、鳥居も朱色に塗られているそうです。一の鳥居の柱は、6cmほど地面から浮いて建っています。浸水で腐らないように浮かせて設置されました。
参道
一礼し、一の鳥居をくぐると緑豊かな参道が続きます。参道を横切るように川が流れているので、耳をすますと、川のせせらぎと木々のそよぐ音が聞こえてきました。凛とした空気に、気持ちが引き締まります。参道の端を通り、境内へ向かいました。
拝殿
二の鳥居をくぐり、参道をまっすぐ進むと、国の重要文化財に指定されている拝殿がみえてきます。随神門をくぐると、幣殿・祝詞舎に、入母屋造りの御拝が設けられた拝殿があります。作法にならい、二礼四拍手一礼で参拝しました。
弥彦神社で頒布の御朱印帳や受付時間
上記が弥彦神社で頒布されている御朱印帳です。初穂料(値段)は2,000円です。
拝受できる御朱印
拝受できる御朱印です。初穂料(値段)は500円です。
随身門
昭和15年に紀元二千六百年を奉祝して建立された立派な門です。彌彦神社では、一般的な随身門ではなく随神門と表記しているそうです。
左右には、熊野から伊夜日子大神様に随行し、宮居を警護された長気・長邊兄弟神が祀られています。随神門奥に、凛とたたずむその姿を拝むことができます。随神門前には、国の登録有形文化財に指定されている狛犬が置かれていました。
お守りの返納や種類
古くなったお守りや神札の返納ですが弥彦神社で古札納所をくまなく探しましたが見つかりませんでしたので、授与所で手渡しで返納するのだと思います。
ここから弥彦神社で頒布されているお守りをご紹介してまいります。まず摂社・末社守という珍しいお守りです。
これは弥彦大神様とご縁の深い神様(摂社)及び、弥彦神社でお祀りしている末社の頭文字を記したお守りです。
縁結びや交通安全守
受験生や試験に臨まれている方の為の合格守、交通安全のお守り、良縁の恋御守、開運守など。初穂料(値段)は交通安全守のみ1,000円、他は500円です。
おみくじと絵馬
おみくじ、絵馬も500円で奉納できます。おみくじは大吉でした。願い事は吉運に向いて思わず早く叶うらしいので期待しています。
また長閑な庭の美しい花の咲き匂って春の盛りの楽しいように上吉の運に向かうが、油断せずに信神して行い正しくとも書かれていたので注意します。
鼓楼
拝殿の右手にある、趣のある建物です。大正時代に旧社務所に隣接して建てられたものを、昭和37年に移設したそうです。
朝5時、正午、午後10時の1日3回時刻を知らせる大太鼓が鳴り響きます。瓦葺き屋根の平屋1階建ての木造建築は、国の登録有形文化財に指定されています。
玉の橋
一の鳥居をくぐって、参道を進んでいくと左手にみえる朱色の半円型の橋です。弥彦の杜の脇を流れる御手洗川にかかる橋は、神様がお通りになる神聖な橋です。御神橋とも呼ばれています。鬱蒼とした緑にかこまれ、神秘的な雰囲気が漂っていました。
弓道場
一の鳥居をくぐり、参道をすすんだ右手にある建物です。2015年にご鎮座100周年の記念に建築されました。
毎年1月7日には、厄除けと五穀豊穣を祈願する弓始神事が行われ、多くの人でにぎわいます。直径60cmの的に、狩衣姿の神職や弓道愛好家たちが100本の弓矢を射る百射の儀では、的に当たった数で、その年の吉凶を占います。
相撲場
2015年に、ご鎮座100周年の記念として弓道場、みずほ館とともに建設されました。
相撲場が完成したさいには、当時の横綱日馬富士がこけら落としとして、土俵入りを行ったそうです。夏には、伊勢ヶ濱部屋の朝稽古の一般公開が行われています。
宝物殿
神社境内にある2階建ての宝物殿です。125代分の天皇陛下の肖像画が飾られています。
1階には、国の重要文化財に指定されている鉄製仏餉鉢など、新潟県ゆかりの著名作家の作品が展示されています。2階では、主に刀剣類が展示されています。国の重要文化財にも指定されている刃渡り2.2mの志田大太刀などの貴重な品をみることができます。
重軽石
手水舎の近くに置かれている吉凶を占う、「火の玉石」「重軽石」「津軽火の玉石」「重い軽いの石」などと呼ばれています。
と呼ばれる石です。
ひっそりとした場所にありますが、目立つように火の玉石を示す赤い看板が置かれています。
願い事を頭に思い浮かべながら、石を持ち上げます。持ち上げたさいに、石を軽く感じると願い事は成就するそうです。一方、石を重いと感じると、その願いを叶えることは難しいとのことです。願いを心に秘めて、石を持ち上げてみました。
万葉の道
7世紀後半から8世紀後半にかけて編纂された万葉集の中には、彌彦神社にちなんだ歌が2首おさめられています。
そのことにちなみ、万葉集の歌に詠まれている草木のうち、78種が植栽されています。拝道わきから、弥彦山駅の沿道にかけて植えられた草木は、もともと弥彦山に自生していたものだそうです。植物のそばには、万葉集で詠まれた和歌を書いた立て札があります。さまざまな植物が生える道を、小鳥のさえずりを聞きながら散策をしました。
桜苑
学術研究用に、約50種類、1000本の桜が植えられています。桜の種類により開花時期が異なるため、4月から5月上旬にかけての長い期間、ソメイヨシノやヤエザクラなどの桜を鑑賞できます。
無料駐車場
弥彦神社には参拝者用の無料駐車場があります。第一駐車場は345台、神社脇駐車場は約50台停めることが可能です。拝殿まで徒歩約5分です。
アクセス(最寄り駅)
弥彦神社の最寄り駅はJR弥彦駅で駅から弥彦神社まで距離は約1.1km、徒歩の場合は15分ほど要します。
名称 |
弥彦神社 |
住所 |
新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦2887-2 |
受付時間 |
9時~17時 |
お問い合わせ |
0256-94-2001 |
神社(Shrine)
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