どんな仕事
テレビ、映画、雑誌など多くのメディアに出演し、あらゆる役柄を演じます。
学歴は?大学や専門学校
女優や俳優になる為には学歴は求められるかと言えば求められることはほぼありません。ただ今後、俳優や女優の道を志すにしても大学は出ておきたいという方もいらっしゃるかと思います。では演技を学ぶ為の大学、額はどこが良いのでしょうか?演技を学ぶ為にであれば芸大の演劇学科が最も広範に学ぶことができるでしょう。
また専門学校ですが俳優・女優になりたい方が通っている学校もあります。具体的にどういった事が学べるかと言いますと、発声や演技力、表現力、また舞台俳優、ミュージシャン女優になる為のダンスレッスン、アクション俳優になる為のアクション講義など幅広い実力を身につけることができます。
養成所
女優、俳優になる為に大学、専門学校という選択肢がありますが、もう一つ養成所という選択肢があります。養成所というのは学校ではありませんが俳優、女優を養成する所で、我が子を小さい頃から子役養成所に通わせている方もいらっしゃいます。
ただ養成所と一言で言えないほど授業料の違いや指導、教育方針の違いがあるので、もし養成所に通うとなった場合はじっくりお調べになられた上で入所なさってください。決して授業料が高いところが良いとも限りませんし、指導法、教育方法だけでは見えてこない業界の情報が得られたり、芸能界とのパイプが太い細いがあり、協力なパイプがあるところからチャンスが与えられるかもしれません。
やはりタレントも芸能界の力のあるなしは仕事量に影響しますし、全ては実力次第で動いているわけではありません。また俳優、女優といってもテレビドラマなどをメインに出演したいという方もいれば、ミュージカル、舞台をメインに…という方もいらっしゃると思いますので、どの選択がベストかお間違いのないようになさって下さい。
必須の国家資格
俳優・女優・役者になる為の国家資格はありません。また直接的に有利になるような資格はありません。
有名な女優・俳優・役者の経歴
ここでは有名な女優さんや俳優さんがどのようにしてプロになったのかをご紹介させていただきます。引用:Wikipedia
- 小栗旬
小6の時にオーディションに応募。その後エキストラとして活躍。16歳の時にドラマ『GTO』・吉川のぼる役で連続ドラマに初めてレギュラー出演する。
- 向井理
明治大学卒。社会人になりバーテンダーとして勤務中、偶然取材を受けた写真が 雑誌に掲載。そこからデビューを果たす。
- 妻夫木聡
17歳の時に受けたアーケードゲームのオーディションイベントで第1回グランプリを獲得しデビュー。
- 綾野剛
高校卒業と同時に上京。モデル・バンド活動を経て、2003年に仮面ライダー555で俳優デビュー。
- 北川景子
明治大学商学部卒業。高校2年の時、地元神戸のモデル事務所・ノイエにスカウトされ、芸能界入り。
- 仲間由紀恵
14歳の時にタレント養成学校「沖縄タレントアカデミー」に入学。翌年に沖縄テレビ放送『青い夏』の一般公募オーディションでグランプリでデビュー。
- 長澤まさみ
東宝「シンデレラ」オーディションに応募し、史上最年少の12歳(小学6年生)でグランプリに選ばれ、芸能界入り。
- 吉高由里子
中学生の時にモデル活動をしていたが、高校1年生の時に原宿で芸能事務所からスカウトされデビュー。
- 吉田羊
大学3年生の頃に女優に挑戦してみたいと決意。養成所に入るなどはせずに、情報誌『ぴあ』に掲載された舞台女優の劇団に応募して小劇場の舞台で女優としてデビュー。
- 黒羽麻璃央
17歳の時のジュノン・スーパーボーイ・コンテスト準グランプリ。19歳でミュージカル出演
- 堀内敬子
高校卒業後の1990年に、劇団四季附属研究所入所。1991年に『ミュージカル李香蘭』で初舞台(アンサンブル)を踏む。
役者や俳優になりたい!中学から?高校から?近道は?
上記に掲載しました有名な女優さん、俳優さんのデビューまでの道のりですが、一人ひとりが違うのでどの道に進むことが正しいのか?一人ひとり正解は違うということでしょう。
小学生、中学生など幼少の頃から演技に触れている方、オーディションでグランプリを獲得する方、また吉田羊さんのように大学生の時に思い立ち、そこからデビューまで漕ぎ着ける方など、それぞれで高校からでは遅い、大学からでは遅すぎるという思ってらっしゃる方にもチャンスがあるということかもしれません。
スカウトの場合は演技力があったから女優になれたわけではなく、街中で一際輝いた何かを持っていたのかもしれませんし、一般のオーディションの場合は高い演技力を評価されたのでしょう。
何にせよ人が持っていない何かが必要なのか言うまでもありません。その個性、その色が他者と違い、オーディションでそれを発揮できればデビューできるかもしれません。また養成所に通うことで演技力を磨くことはもちろんですが芸能界に近い人物とコンタクトを取れたり、コネクションができる場合もあります。
ただ一般的にはオーディションからデビューという形が一般的だとは思いますが、ここで大切なポイントはテレビドラマ、映画、舞台などオーディションにも様々ありますが、オーディションごとに見られるポイント異なるということです。
例えば、暗くて悲しい役者の映画オーディションがあったとすれば、それにふさわしい人物が合格となります。また劇団四季の研究生オーディションの審査は非常に厳しい審査で、もちろん発声や審査、演技などあらゆる要素で高い水準を求められますが、それ以外の光るもの、個性は何なのか?ご自分で分かっていなければ人には伝わりませんし、これが武器だと思えるまでにも相当な時間を要します。
審査員はロボットではありませんし、それぞれ求める人物像は必ずあります。ですからオーディションごとに求められるものは違うので、自分の資質、才能に合ったオーディションを受けることがデビューまでの近道となるでしょう。
またどういう努力をすべきかは一人ひとり違います。もしスリムアップする必要がある方は体重を落とさなければいけないでしょう。あまりにも自己PRが苦手な方はそういった学校、ワークショップなど内面的な努力が必要でしょう。自分にはどういう武器があって何が足りないのか?それを知ることが自分をスターにする道筋であると言えます。
主な仕事内容
俳優・女優は、テレビや映画、舞台などで役柄を演じることを仕事としています。名の知られていない俳優・女優は、積極的にオーディションを受け、役柄を勝ち取ります。有名な俳優・女優となっても、自分の惚れ込んだ作品に出会った場合は、オーディションを受けることもあります。
いずれにせよ、競争の激しい業界で、日々演技力を磨く努力が必要でありますので、劇団や芸能事務所に所属する人が多く、そこで日々レッスンを重ねます。仕事の流れは一般的に、「読み合わせ」という台本を読むことからはじまります。一人で読むのではなく、出演者・演出・制作スタッフが一同に集まり、俳優・女優は自分の与えられた役の台詞を話します。
この読み合わせの前に、俳優・女優は与えられた役の役作りをしていますので、実際に読み合わす際に、他の共演者が作ってきた役や台詞の間の取り方などを捉えながら進めていきます。そしていよいよ本番の撮影になりますが、ドラマや映画ではロケ地やスタジオで演じます。
その場その時で監督などから演技の指示をもらいながら行うことも多いです。出演の場が舞台の場合は、多くの時間を稽古に費やし、一発勝負の本番に挑みます。自分自身が思い描く役というのもあるでしょうが、基本的に俳優・女優は、監督や演出家が思い描くストーリーを作り上げる役割の1つなので、求められた演技をいかに確実に行うかが重要です。
そしてその演技でいかに視聴者を感動されられるか、心を動かすことができるかが俳優・女優の本質だと言えるでしょう。近年ではネット配信の作品も増え、俳優・女優の活躍の場は広がっています。成功することは厳しい世界ですが、諦めずに努力する気持ちを持っていればいつかチャンスは訪れるでしょう。
平均的な役者の年収や収入は?
女優、俳優、役者の年収や給料ですが、有名な女優、俳優になれば年収億超えは当たり前です。というよりも俳優業、女優業としてたくさん稼げるというよりもCM契約によって大きな収入を得る形が一般的です。やはり人気女優ともなるとCM契約は5社、10社となり年収1億円~5億円も珍しくありません。
また劇団四季の場合は一番下のアンサンブルで年収300万円弱、主役になると年収900万円~のようです。ただし劇団四季は完全実力主義です。一度主役を任されても、その役に必要な力を満たしていないと思われば主役の座から降ろされます。そうすれば給料も変動します。
テレビドラマ等で活躍をしている女優、俳優の皆さんも若い内は稼げますが年齢を重ねてくると需要が減ります。40代、50代でも活躍をされている方はいますが、そういう方はごくごく一部です。もちろんテレビドラマだけが仕事ではなく舞台、ミュージカルに移行をされる方もいらっしゃいますが、ギャラの面から言えば舞台やミュージカルよりもテレビドラマや映画の方が良いと言われています。
またテレビへの露出も減ることからCM契約も若い時ほど得られないともよく言われています。ですからドラマに出るような女優、俳優を目指す場合は若いうちから頑張るか?脇役として浅く広く長く役者の仕事を続けるか?仕事量はコントロールできませんが考えなくてはならないでしょう。
特定の劇団に所属をして公演等で役者を演じている、まだ無名な役者の場合は生活はかなり苦しいと言わざる得ません。これは女性も男性も同じです。ギャラはどの程度もらえるかは、その劇団であったり、その公演の規模、スポンサーによります。さらに言えば公演をする場合はチケットノルマと言って、劇団員がチケットを売らなければならず、ギャラと言えるほどのものはもらえないのが現状です。
一般的には1ステージ1万円~3万円程度と言われていますが、これは公演に対して支払われるもので稽古中は給料は発生しません。ただそもそも給料云々の話をしている方は役者志望ではないというか、その次元ではないので苦労を覚悟で日々精進されています。
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どういった資質が役者に求められるのか?
女優や男性俳優に求めれる資質、合う性格などがあるかもしれません。ここからは一般の方に女優や俳優に必要なもの、向いている人は?ということでご意見をいただきました。ご自身に当てはまるものや、更に一段上に行く為など役者になりたい!役者を目指しているという方はご参考になさって下さい。
飾らない人が役者向き
≪30代・女性≫
役者に向いている人というのは変にかっこつけない人が向いていると思います。なぜなら、変にかっこつける人は役をやるにしてもそういう役しかできないからです。そして、どんな役をやるにしても全然不満を言わずに喜んでやれる人が向いています。その理由はこれまで役者で大物になった人の多くがかっこいい役からかっこ悪い役まで見事にやってみせたというのがあるからです。なので、役者に向いている人というのはどんな役をやっても不満を言うどころかその役を喜んでやるくらいの気合を最初から持っている人が向いていると思います。そういう人が役者としても見応えがあります。
役者向きの人は内面から訴えかける力
≪30代・男性≫
人生自体が役に徹する場面もあるが、本当に役者向きの人は内面から訴えかける力を持っています。セリフなしの場面で演技がどこまでできるかがスキルの違いであり、現在主役級を務める人たちはすでにある一定の基準値の実力を持っています。また実生活と違うシーンを演じることも役者の場合は多く、生き方そのものが演技に出てきます。現代から歴史ものまで幅引く演じていくには、どんなシチュエーションでもぶれずに自分の演技に徹することができるかが重要なのです。NGが少なくて視聴者の心へ訴える能力があれば、その人は役者に向いています。
キャラクターをしっかり立てられる人
≪20代・男性≫
どのような俳優像を目指すかによって向き不向きは大きく異なりますが、一つの側面として「キャラクターをしっかり立てられる」方というのは役者に向いているのではないでしょうか。配役というものはそのキャラクターのイメージで決まります。この点はテレビにしろ舞台にしろ大差はありませんが、テレビで活躍される役者さんというのは人物像から連想されるイメージが固まりやすい傾向があります。例えばテレビを見ていると「この人いつも悪役だな…」とか「この人どのドラマでも犯人だ…」などと思われるような方もいると思います。ひょっとしたら心の中では別の役をやりたかったかもしれないし、汚れ役はごめんだと思う方もいるかもしれません。しかし、配役に一定の傾向があるということは逆に言えばそれだけ演技の実力を認められているということでもあります。名優と呼ばれるような方達は、カッコいい・美しい・悪い・怖い・気持ち悪い…など、様々な個性を良い意味で際立たせる方ばかりです。どういったイメージが自分に当てはまるかをしっかりと見据え、それを着実に実践し活かせる方というのが役者業に向いているのではないでしょうか。
庶民的な人が合ってそう
≪20代・女性≫
役者に向いている人として思い浮かべるのは、現実の世界に居そうな庶民的な人だと思います。その理由として、綺麗で身長が高い女優さんや男優さんも、もちろん素敵ですが、それよりかは、自分の姿を投影できるようなどこにでもいる雰囲気を出している人は、様々な役柄を演じていても親近感を持つ事ができます。それから、太っていたり、少し容姿が悪い役者さんには愛嬌があり役だけではなく実生活でも好印象を抱く方が多いです。なので、どんな役柄もこなせるような庶民的な方が役者さんに向いていると思いますし、ついついドラマを見ていても主役の方よりも魅力を感じます。
感受性が求められる
≪30代・女性≫
感受性が豊かな人が向いていると思います。人により、感じたことをそのまま表面に出せる人と、胸の中では色々な思いがあるけれど、それを表面には出せない人がいます。役者という仕事は、色々な役があるので、その一つ一つの役に感情を移入しなければいけないので、感受性豊かで、その感情を表面に出せる人が向いていると思います。また、知識や経験が豊富な人が向いていると思います。経験の分、感じることも多く、感受性が豊かになると思うからです。また知識が豊富だと感情移入もしやすいと思うからです。そして、何よりも人に見られることが好きな人、注目されることが好きな人が向いていると思います。
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