どんな仕事
ライブなどでギターの演奏を通して、曲のメッセージを表現します。
大学・学歴
ギタリストを目指すといってもクラシックギター、エレキギターの種類もあればJ-POP、ROCK、Metal、R&B、Jazz、Fusion、Blues、Folk…など、どのジャンルで活躍したいのかも人それぞれですので、ギタリストと一括りで申し上げることはできませんが欧米の音楽院等にはギター科などが設置されていますが、日本では大学に専攻としてギター科というようなギターを学べる学科は極めて少ないのが実情であり、学べるとしてもクラシックギターです。
もしエレキギターを学びたいということであれば専門学校に行くのがの望ましいかと思います。一般的にアーティスト科、ミュージシャン科と呼ばれる学科です。こういった学科で何を学べるかと言いますとギター奏法、テクニックだけでなく、音楽著作権の仕組みといったもの。また学校によってはエレキ・アコースティックの両方ならびにDTMなどのコンピュータによる作曲も教えてもらえます。
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プロのギタリストのなり方・有名なギタリスト
ここでは有名なギタリストをご紹介すると共に、どのようにしてプロデビューをしたのか?皆様の今後のご参考になさってください。引用:Wiki
- Char(チャー)
16歳でコンテストに出場しオリジナル曲で2位を受賞。1971年(中学3年生~高校1年生)にスタジオミュージシャンとしての初仕事。
- 高中正義
高校3年生の時に偶然言ったコンサートで酔っ払ったそのバンドメンバーの「誰かギターを代わりに弾いて」という呼びかけに応じて学生服のままステージに上がり演奏。これがプロデビューのきっかけ。
- 松本孝弘
高校卒業後にミューズ音楽院に進むが中退。自身のバンド「マクベス」のデモテープをきっかけに音楽事務所・ビーイングに所属。
- 高崎晃
17歳の時にデビューしたが、それ以前に高校の時にあの学校にはすごいギタリストがいると噂になるほどの腕前を持ていった。
必須の資格
ギタリストとして活躍する為に国家資格はなく、取得しておけば直接的に有利になれるような資格はありません。これはクラシックギター、エレキギター問わずです。
仕事内容
ギターは古くから人々に愛されている楽器の一つであり、プロ、アマチュアを問わず演奏している人もかなり多い人気の楽器です。ギタリストは、主にギターを演奏することで、その曲のもつメッセージを表現し、人々を感動させることを仕事としています。同じ曲でも、弾く人のテクニック、感性、表現力によってかなりの差があり、曲のイメージもずいぶん変わってきます。プロとして活躍する為には、まずはこのテクニック、感性、表現力の3点を磨くことが大切です。
ギタリストの仕事内容はいくつかの種類があります。「ライブサポート」では、アーティストのバックバンドとしてライブで演奏します。この場合は自分の自由に引くことはできず、基本的に原曲の通りに演奏し、サウンドやステージングについても指示される場合があります。「スタジオミュージシャン」としての仕事は、クライアントの用意した曲のギター部分をレコーディングすることです。
アレンジャーやディレクターと相談しながらそのイメージに沿った演奏を行います。スタジオワークですので、臨機応変に短時間で対応できることが大切です。他にも、クライアントの意向に沿った楽曲を作り、レコーディングからマスタリングまでの作業を行う「完全パッケージ作成」、アーティストのテレビ出演時にバックバンドとしてCD(カラオケ)に合わせて演奏する振りをする「あぶてり」などもあります。
そして、ギタリストなら誰でも憧れるのが「アーティスト」、つまり自分自身のメジャーデビューです。この場合、プロダクションと契約して大手レコード会社から正式にCD発売などもあります。様々な方向で需要のあるギターリストですが、それ一本で食べていくのはなかなか困難な現状です。
最短ルートは?
皆さんが一般的にイメージされているような華々しいエレキギター演奏者としてのギタリストになる道は有名なギタリストを見ても、様々で必ずこの道に進めばプロギタリストになれるわけではありません。逆に言うと色んな道があるからこそ可能性も大きくなるとも捉えられます。
また自身で開拓しなくてもバンドを組んだり歌唱力があってメジャーデビューを熱望しているボーカリストを探すなど、才能ある人を見つけることで開けていく場合もあるでしょう。有名な話ではコブクロのギター担当の小渕健太郎さんはサラリーマンをしていてプロデビューなどと考えてはいなかったわけですがボーカルの黒田俊介さんの歌声を聴いて、この人と一緒にやっていきたいという宝を見つけプロデビューしました。
こういった運命の出会いもあるので険しい道ではありますが何らかのドラマに出会えるかもしれません。また歌手になるのも歌手のオーディションやスカウトからなる方法もあれば、他の分野で有名になり、そこから歌手デビューという場合もあります。例えばアイドルや俳優として名が売れた後に歌手デビューという風に。ギタリストもどこからどういう風にプロになるかは無限大です。
平均的な年収・収入は?
ギタリストの収入ですがギタリスト一本で生計を立てるのは極めて難しいのが実情です。多くは楽器店に勤めながらスタジオミュージシャン(セッションギタリスト)として収入を得たり、アルバイトをしながらスナックやバー、結婚式などで単発の依頼を受けて報酬を得るなどが多いです、ちなみに単発のお仕事ですが自身のキャリアやクライアントによっても異なりますが1時間の演奏で日給数千円~15,000円程度が相場のようです。
中には知名度を上げる為に無償でこちらから演奏させて欲しいと依頼をする場合もあるようです。
それ以外に世間的な知名度や技術の評価を受けることができれば収入は一気に飛躍的にアップします。自身のギタリストとしてのアルバムの発売、企業とのタイアップ、関連グッズ、ライブの開催など。有名なギタリストとなれば年収数千万円は当たり前です。
またバンドのメンバーとしてプロギタリストの活動をする場合ですがレコード会社とプロダクションと契約を行います。そしてライブツアーに参加したり関連イベントに出演する等で出演料を得られます。出演料はクライアント予算によって変わりますしバンドメンバーの知名度、人数でも変わります。
ただあまりギタリストが全面に出ているバンドはないので取り分はあまり多くないと言われています。ただバンドの一員として活動している場合は、バンドの楽曲を自身で作曲、作詞をすれば継続な印税を手にすることができます。ギタリストだけでなくミュージシャンの最大の収入はこの印税になります。
ですからバンドツアーに参加をしても自身が全く作詞や作曲を手掛けていない場合は、思っている以上に収入は多くないのが実情です。しかしながら他のバンドメンバーもそれぞれ作詞作曲をしたいと思っているので、それはメンバー内との話し合いということになるようです。
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