歯科医師の年収≪勤務医・開業医 ・大学病院の収入は？≫

どんな仕事

歯科医師は虫歯や歯周病の治療を中心として、口腔ケア、歯列矯正など、口腔内全般の診療と治療を行います。ここでは歯医者の仕事内容や給料について解説しておりますが医師になる為の国家試験については下記をご参照下さいませ。
歯医者になるには≪学歴や資格の合格率や歯科医師国家試験≫

勤務医の収入は？

勤務医の給料はどの程度なのか？実際の求人を見ると以下のような感じです。掲載のものは東京都内のものです。また全て能力、勤務体系により変動はあります。

• 研修医～卒後２年程度で月給25万円～
• 能力に応じて歩合率20％

• 新卒：450万円
• 30歳：1000万円
• 40歳：1300万円
• 講習会費50%補助

• 3年：月給50万以上（歩合の場合は売上20％～）
• 5年：月給60万以上（歩合の場合は売上21％～）
• 分院長：80万以上（歩合の場合は売上24％～）
• 転勤なし

• 年収：300万円～800万円
• 教育研修・社内研修制度・資格取得支援制度が充実

• 年収：450万円～2000万円
• 新卒は固定給からで数年で最低保証+歩合に移行
• 歩合率は点数によって異なり16～20%程度
• 自費診療の歩合率は20～25%

• 年収：300万円～600万円
• 研修費医院負担

• 年収：1800万円～
• 卒後3年以内の未経験者は50万円～

• 月給：50万円～100万円
• 日給：20000円～50000円
• 時給：2000円～5000円
• 固定給・歩合給は選択可
• 歩合：保険診療＋自費診療で20~25%
• 時給の最低保障は2000円〜

大学病院

大学病院の歯科医師の年収ですが地域によって異なりますが40歳程度で500円台～600万円ほど。民間と比較した場合は大きな開きがあることが分かります。

開業医

歯科医は儲かるというイメージが世間的には強い傾向にありますが、長年言われている歯科医師の増加によって開業医の平均年収は下降傾向にあると言われていますが本当でしょうか？

確かに厚生労働省の調査によると平成24年で歯科医師の数は102,551人。コンビニの店舗数より多いと言われていますが確かに医院の乱立で患者が分散した事はあるでしょうが、今はネットの時代で歯医者を探す際はネットで探してから行くわけですが、医院選びは口コミや評価を見て判断するわけです。

つまり良い評価の医院とそうでない医院とで全く人気が異なり、これは歯科医院に限ったことではないですがどんどん差が生まれてきているのです。皆さんもきっと何かを買う時、申し込み時は口コミや評判を見て判断されると思います。これは医療においても同様ですので年収は一律に良いともいえば二極化している傾向にあります。

ですからどうお考えになるかは人それぞれですがやり方次第では非常に高収入を得られるかもしれませんし、ネットの時代だからこそ難しいとお考えになるかは個々の判断で異なるでしょう。

また開業医の場合は最先端の機器を導入しないと常に人気の医院を維持することができないとの考えから最新機器を次々導入される医院もあり、年収では見えてこない返済額が多いという場合もあります。

歯医者さんの仕事内容

歯科医師とは、一般的に呼ばれている｢歯医者｣のことです。主な仕事内容は、虫歯や歯周病、その他歯や歯茎に関する疾患の治療、親知らずの抜歯、歯石除去、入れ歯や義歯の作成などです。一般的には前述したような歯の治療が主ですが、実はそれだけではありません。喉から上は歯科の領域となっており、口の中や舌に関する疾患、顎の疾患、口腔内の癌の早期発見なども歯科医師の診療対象となっています。

歯科医師といっても、個々で専門分野を持ち診療･治療している所も多くあります。小児歯科では小児を中心に診療し、成長に伴う歯並びや顎の骨の形のチェック、歯列矯正などを行い、審美歯科では、歯並びやホワイトニングなど、歯を綺麗に見せることに重点を置いた診療を行っています。また人工の歯と呼ばれているインプラントを中心に診療･治療を行っている所もあります。
歯科医師の働き方としても様々です
。
まず多いのは歯科医院での勤務でしょう。これには他者経営の医院に勤務する場合と、自分で歯科医院を開業する場合とがあります。圧倒的に多いのは後者ですが、開業するとなると歯科医師の技術だけではなく、経営力やスタッフへの教育力、コミュニケーション能力なども必要です。他には大学病院になどに勤務することもありますが、この場合は手術などの外科的処置もあるため、より高度な知識と技術が必要になってきます。

その他の勤務としては、大学病院などの研究室や、化粧品･製薬会社の研究室などもあります。今日、歯科医師は飽和状態にあると言われています。今後、歯科医師があふれてしまった現代で生き残るためには、より豊富な知識と技術、そして特化した診療内容、患者を獲得する技量が必要となるでしょう。

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