豪華客船などのパーサーってどんな職業?
船の接客係として、乗船する乗客へ様々なサービスを提供します。ホテルのフロント業務に例えられることが多い船舶パーサーの仕事はチェックインとチェックアウト、船の大きさに関わらず仕事が有るため、仕事は国内だけでは無く、海外就航船の場合には外国人客も多く、グルーズ船の就航日数が多いほど、船の仕事が長くなります。また、商船にパーサーが乗船することはほとんどなく、大型の客船に乗船するケースが多いようです。
なる為に必要な学歴
必要な学歴は特に問われませんが企業によって異なります。また就労までの流れの一般的なものは高校や大学などを卒業し船舶運航業務を代行する代理店などに就職した後に船舶パーサーになる事が多いようです。
必要な資格は?
英語の他、様々な外国語が出来ると有利ですが必須の資格はありません。
仕事内容
宿泊を伴う船舶パーサーの場合、何か国も就航するクルーズ船などでは数か月や半年、中には1年近く船に乗務している事もあります。その分、外国に居る期間は長くなりますが、多くの時間を船の中で過ごすことになりますので、多くの乗客から頼りにされる存在として注目されます。
実質的な仕事内容は搭乗チェックや、寄港地への書類作成、乗務員の人事や管理、調整などを行う他、船舶内のフロントにて乗客の要望などの対応、郵便書類の提出など、業務内容な多岐に渡ります。
豪華客船の場合にはVIPルーム客専用にバトラーが居る場合もありますが、バトラーが居ない場合にはそれに代わる乗客のリクエストなどの対応にも対処する事となります。また、乗務員、乗客の定員が増えるにしたがって船舶パーサーの業務は分業となり、フロント業務担当、人事関連担当、などに分かれており、お客様に直接接する事が業務の主体と、乗務員のサポートや手配に回る場合などがあります。
多くが段階的に分かれており、アシスタントから始まり、ステップアップという形で業務が変わっていきますが、乗車する船によって業務内容が大きく変わるのがこの仕事の特徴です。
平均年収は?
外国船舶パーサーの場合、30歳で平均550万円前後。
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