長い夫婦生活の中でほぼ訪れると言われている夫婦の倦怠期について、いつ訪れるのか?何年目という時期や期間、またそういった夫婦の危機をどのように乗り越えれば良いのか?実際にご経験をされた方のアンケートを実施しましたので、現在倦怠期を感じているという方はご参考になさってください。
不倫して欲しいとまで
≪30代女性≫
私たち夫婦は、結婚4年後くらいで倦怠期が訪れました。まず、旦那が私に対して態度が変わったのです。今まではボディタッチもありましたが、全くなくなりました。寝る時も背中を向けて寝るようになったのです。また、今までは私がヤキモチを妬いた時にうれしそうな顔をしていたのに、倦怠期の時に私がヤキモチを妬くとあからさまに嫌な顔をするようになりました。
そんな旦那の態度を見て、私も旦那に対して気持ちが薄れてきました。次第にヤキモチを妬くこともなくなり、むしろ不倫して欲しいとまで思うようになりました。倦怠期を乗り越えたのは私がパートに出てからです。今まで休職をしていたのですが少しの時間でも働きに行こうと思ってパートをするようになったら、旦那と顔を合わせる時間が減ったことで新鮮さが少しだけ戻り、倦怠期を乗り越えられました。
夫婦像、家族像を考えました
≪30代女性≫
3年前に子供が生まれて、2ヶ月目くらいから倦怠期になりました。夫の言うことやることが気になりガミガミ言ってしまったからかもしれません。あまり話さなくなりました。しかしこのままではいけないと、じっくり話し合うつもりで子供は実家に預けました。本心とこうして欲しいという希望をお互いにさらけ出し、これからの夫婦像、家族像を考えました。だいぶお互いに誤解があったことも分かりました。解決方法は週に一度は、一緒に過ごす時間をしっかりとることにしました。お酒を飲んだり映画をみたり、ゲームをしたり、一緒にヨガをやったりしています。以前よりもスキンシップが取れ、前のようなぎこちなさはなくなりました。ふたりで過ごす時間は大切だと思います。
新鮮さがなくなる3年目から
≪30代女性≫
結婚して10年以上になります。3年目を迎えるころ、倦怠期を経験したと思います。結婚当初は、同じ家の中に好きな人がいる!という興奮とか、新しく二人で始める生活が目新しかったりとか、全てのものが刺激になって本当に充実していましたが、そういうものにだんだん慣れてきて、3年目を迎えるころには日常の全てに新鮮さを感じなくなったと思います。
生活のスタイルも落ち着いてきて、平日は二人とも仕事、休日はゆっくりするか外出する、という定番から抜け出られなかったのも原因かもしれません。今でもそうですが、子供がおらず、お互いだけに意識が集中するのも良くなかったと思います。ああこれが倦怠期ってやつなのかな、と思いましたが、なんとなく「私たちなら乗り越えていける」という確信のようなものがありました。
そして、実際どちらからともなく「雰囲気を盛り上げよう」という意識が出てきたと思います。普段より会話を増やしたり、恋人同士だった頃に言った思い出の場所に行ってみたり、親密さを増すように努力しました。また、なるべく二人の共通の友人や知人とも食事や飲み会に行くようにもしました。
二人以外の人とも積極的に仲良くすることで、私たちの間にも新鮮な空気が流れて良かったです。今でも行動範囲を広げたり、いろいろな人と積極的にかかわることで、夫婦仲が円満に行っています。二人の中で、共通の話題について深く話し込むこと、また二人以外の世界に触れて見聞を広めることが、倦怠期を寄せ付けない方法だと思っています。
相手の行動が腹立たしく
≪30代男性≫
結婚後、2年半くらいで倦怠期を迎えました。倦怠期と感じはじめたのは、二人でいる時間が苦痛に思うようになり、相手の行動に腹立たしさを覚えたりするようになったからです。これはお互いに思っていたと思います。もともと同じ趣味(スキー)がきっかけで出会っていたので、もう一度初心を思い出す意味で、二人でスキーに行く計画をたてました。
家では会話がはずまないことはあっても、お互いの趣味で出かけた先では、二人とも饒舌になりました。その勢いをかりて、お互い不満に思っていることや、相手にしてほしいこと、これだけは譲れないことなどを、ぶっちゃけて話あい、理解するまでいかなくても、相手の考え方がみえただけでも進歩したと思いますし、考え方がわかれば、対処の仕方も工夫できるので、それからは仲良くやっています。
口喧嘩が増えた
≪40代女性≫
結婚後3ヶ月ぐらいで倦怠期が来ました。倦怠期と感じたのは、口喧嘩をすることが増えたからです。内容は大したものではなく、例えば、味噌汁の味が濃いか薄いか、家にある本が多いか少ないか、朝は何時に起きるのが普通なのかといったようなものでした。結婚するまでは全く異なる環境で育ってきていたので、物事に対する考え方も違うのは当たり前なのですが、そのことがなかなか受け入れられなかったのです。結局、2人で話し合いをしました。そして、味噌汁は私の好みに合わせること、主人は読書が趣味なので多少は本を買ってもいいが合計で100冊までとすること、朝は遅くとも6時30分までには起きることなどを決めていきました。そうした内容をお互いに守ったので、倦怠期を乗り越えられました。
3年~5年以上経った頃
≪20代女性≫
1.付き合っていた期間も含め、一緒に居て3年~5年以上経った頃
2.出産後、生活が変わったころ
倦怠期の乗り越え方
1.付き合いたてのときによく行っていた場所に行く。
当時のときめきが思い出されて、久しぶりに初々しい気持ちでデートができるかも。
2.2人きりで思い切って豪華な旅行をする。
豪華な旅行で、いつもと違う雰囲気に気持ちが弾み、ドキドキするはず。
思い切って海外旅行にも行くと普段と違う相手の様子が見れて、倦怠感が抜けるかも。
3.フルコースのリッチなディナーを予約する。
普段行くようなカジュアルなお店ではなく、ドレスコードが必要な格式高いレストランに夫婦で行く。
緊張感のある綺麗なレストランで、美味しいご飯を食べたら特別感が出て、いつもと違う雰囲気を2人で楽しめるでしょう。
停滞を感じた時期は3年目
≪40代女性≫
結婚後に倦怠期と感じた時期は、3年目です。倦怠期と感じた理由は、お互いが忙しくしていた仕事が落ち着いた時に、忙しかったために特に二人で何かをする趣味がなかった事から、倦怠期が起きました。お互い会社勤めをしていた事から、旦那さんは、平日は会社の人と飲みに行って夜遅くなることが多くなり、休日でも旦那さんが会社の人と遊びに行くようになったりして、私は会社以外は家で一人で過ごすことが多くあり、とても寂しく思いました。また旦那さんのお誕生日にケーキを用意して待っていましたが、会社でケーキを用意してもらい祝ってもらったと言って夜遅く帰ってきたことから、二人の仲が気まずくなってしまいました。
それから、一週間ほど口を利かなくなってしまい、二か月くらいはギクシャクしていましたが、旦那さんのほうから「どうしてそんなに怒っているのか。」と問われ、自分が思っていることを、隠すことなく話しました。それからは、休日は二人で「なるべく一緒にご飯を食べる。」という事を心掛けました。「一緒にご飯を食べる。」という事は、何かお話しする時間を持てますし、外に美味しいものを食べに行けば楽しい気持ちにもなりますので、「ご飯を一緒に食べる。」のは、普段から実践しておくと良いなと感じました。
二人っきりでデート
≪30代男性≫
自分達夫婦が倦怠期が訪れたのは3年目くらいの時です。②倦怠期を感じた時は、子供が寝静まって二人っきりになっても会話が弾まなくなったことです。カップルの時や新婚の時はよくテレビを観ながら二人で下らないことでも喋り合っていたのに、テレビを観ながらでも会話が弾まなくなってしまいました。話すとした子供のことだけ。子供が誰々とケンカしただの、学校行事があるから休んで手伝ってほしいなど子供がらみのことしか喋らなくなりました。
倦怠期を乗り越えた方法は、子供を親戚に預けて夫婦二人っきりでデートすることです。買い物するわけでもないけどショッピングモールをぶらぶらするだけでも自然と会話が出てきて二人であーだこーだ言って喋り合うようになりました。家に帰ってからはまだ口数は少ないままですが、少しずつ喋れるようになってきました。なんとか倦怠期は乗り越えられそうです。
最初の頃より仲良し
≪20代女性≫
私たち夫婦が出会ったのは親の紹介によるお見合い。とても相性がよく、出会って1年後に結婚しました。こういった経緯からか、激しく燃え上がるような恋というわけではありませんが、沈み方もそこまで激しくないです。浮き沈みの少ないながらも倦怠期かなと感じたのは、結婚から3年ほど経った頃です。最初の頃は所謂アニオタの主人が色々な作品を紹介してくれ、一緒に見ていたので、二人で過ごし、会話をする時間がしっかりありました。
それが、主人の布教活動のおかげで私もすっかりはまり、各々が好きな作品を各々で見るというようになっていき、会話の時間が減ってしまいました。元々口数が多くない私たちなので、同じことをしていないと途端に会話が減ってしまいます。それぞれの時間も楽しみつつ、夫婦の時間も大事にしないと、ますます冷え切った関係になってしまうと思い、意識的にコミュニケーションをとるように心がけました。
何気ない会話をしたり、抱きついてみたり、乗っかってみたり、つついてみたり。しょうもないことをして、大笑いして、減っていた会話や笑顔が増えていき、結婚5年目に入った今、最初の頃より仲良しです。やはり、倦怠期を乗り切るのに大事なのは、ありきたりですが会話やスキンシップをしっかりとることなのだなと感じました。
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