無病息災の神社や健康祈願≪京都府≫

八坂神社

　八坂神社
　京都府京都市東山区祇園町北側625
　電話番号：075-561-6155

八坂神社の御祭神は稚日女尊（わかひるめのみこと）です。住吉大神の御神勅により、神功皇后は西に海を渡り三韓討伐致しました。その凱旋の折、神戸港で船が進まなくなります。神占を行ったところ、稚日女尊が現れ「活田長狭国（いくたながをのくに）にいたい」と仰せになりました。それで社を建て、稚日女尊を奉斎したのが創祀です。

稚日女尊は、高天原の斎服殿（いみはたどの）で神御衣（かむみそ）を作る機織女です。素戔嗚尊（すさのお）の悪戯により誤って杼で体を傷つけ、命を落としてしまいます。大変御婦徳の高い神様として、広く崇敬されています。婦人病平癒や無病息災の御霊験あらたかとされ、健康祈願や厄払いの誓願が多く寄せられる神社です。

賀茂御祖神社(下鴨神社)

　
　下鴨神社
　京都府京都市左京区下鴨泉川町59
　電話番号：075-781-0010

下鴨神社の御祭神は賀茂建角身命（かもたけつぬみのみこと）・玉依日売（たまよりひめ）です。『釈日本紀』の山城国風土記には次のように記載されています。賀茂建角身命は日向の曽の峯に天下った神様で、神伊可古夜日女（かむいかこやひめ）を娶って生まれたのが玉依日子（たまよりひこ）と玉依日売（たまよりひめ）です。

玉依日売が川遊びしていたら、火雷神（ほのいかつちのかみ）が化身した丹塗矢が流れてきました。それを拾って床の間に刺し置いたらご懐妊あそばされ、子供を出産されました。賀茂建角身命は安穏無事と無病息災の守り神として、玉依日売は婦道の守護神として崇敬され、健康祈願や子宝祈願の人々に著しい御神徳を発揚せられています。

新熊野神社

　
　新熊野神社
　京都府京都市東山区今熊野椥ノ森町42
　電話番号：075-561-4892

新熊野神社の主祭神は熊野牟須美大神（くまのむすびのおおかみ）で、伊弉冉尊（いざなみ）と同一の神様です。「牟須美」（むすび）は生成する神秘的な力を表す言葉で、生命の根源を司る神様とされています。境内には、樹齢900年の楠が御神木として鎮座しております。熊野の神が降臨される依り代の木、「影向（ようごう）の楠」として知られています。

また本殿の左右には、御神木「椥」（なぎ）の木が鎮座しております。禍や厄を薙ぎ払い、開運招福をもたらす霊樹として崇敬されています。こちらの椥の木は、お守りとして苗を購入るすことが出来ます。お腹の病気平癒・無病息災の御霊験あらたかとされ、手術成功のお守りや健康祈願のお守りとして人気です。

北野天満宮

　
　北野天満宮
　京都府京都市上京区馬喰町
　電話番号：075-461-0005

北野天満宮は天暦元年（西暦947年）朝廷により、菅原道真公を祀る社殿が造営されたのが創祀です。永延元年（西暦987年）一條天皇が勅使を派遣され、国家平安を祈念する勅祭が行われました。この時、「北野天満宮」の神号が贈られました。江戸時代に読み書き算盤を教える寺子屋が普及し、寺子屋には道真公の御神影が掲げられました。学業成就・武芸上達の神として、子供だけでなく大人からも崇敬を集めています。

無病息災・家内安全の御神力も授けて下さるとして、合格祈願・健康祈願に全国から参拝者が訪れます。本殿の裏には「御后三柱」（ごこうのみはしら）と称される道真公の祖神を祀る社があり、こちらも含めて参拝するのが習わしとされています。

清水寺

　
　清水寺
　京都府京都市東山区清水1-294
　電話番号：075-551-1234

清水寺の開創は778年。現代から遡ること約1200年前です。大きな慈悲を象徴する観音さまの霊場として、古くから庶民に開かれ幅広い層から親しまれてきました。また桜や紅葉が非常にキレイで観光客も年々増えているようです。それだけでなく毎年「今年の漢字」が発表されますが、その舞台はここ清水寺です。境内には駐車場はございませんが、近くに京都市市営駐車場があります。常に病気治癒や無病息災の為に訪れる人が多く賑わっています。

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