Manabi

本当に私自身はうつ病で苦しめられ、症状が辛い時は日常生活を送ることも困難なくらいに追い込まれました。しかもサラリーマンなら受給できたはずの傷害手当金も自営業者だったので受給できず…。ここではうつ病でお金がないという方向けの情報をご提供させていただきます。

お金がない！心配事が増えても体に良くない

うつ病になる理由や年齢、環境や症状の重さも人それぞれでありますが、うつ病はしっかり休養するべき時は休養しないと、どんどん症状を悪化させます。私自身はうつ病の症状をどんどん悪化させてしまい、精神科に入院しなくてはならないまでに症状が悪化しました。

本当にうつ病になる事は様々な事由が絡んで仕方ないかもしれませんが、初期段階など病に対しての取り組み方や考え方が間違えていたなと今振り返れば思います。

またどうしても気になるのはお金の問題ですよね。うつ病で辛い時期ってこの症状はいつまで続くのか？自分は一生このままなのか？自分の人生は終わった…。そんなマイナス思考がぐるぐると頭の中を駆け巡り、本当に絶望的になりますよね。私自身も思い切りマイナス思考でした。

いくら他人からうつ病は治る病気ですよ、抗うつ薬が効いてくるとうつ症状は落ち着いて、日常生活を取り戻すことができるからと言われても、本当に取り戻せるか不安ですし、自分の場合は長期化するのではないか…と楽観視することなど全く不可能かと思いますが、そんなマイナス思考だった私でもこうしてコラムを書いたり、日常生活を取り戻すまでに回復しました。

ですからお金がない、これもないあれもない、これも無理あれも無理、これはどうしようあれはどうしようなどと悩みの種はいくらでも噴出してきますが、うつ病になることを昔から予測できていないのと同様に、人生なんてホント先の事を考えて生きることがこんなに馬鹿げていたんだと気づかされました。

もちろん楽観的に生きていくためにもお金は必要です。ただお金の心配といっても、これからご紹介する制度を使えば、当面のお金の心配は不要になるかもしれませんし、あまり先々のお金の心配をしても、それは全く以ってプラスに働きませんし、老後とか先の心配事を全く持っていない方などいないでしょう。自分が特別不幸なわけでもなく、誰だって心配してますし不安です。ただ今すべき事に集中して、先の事はあまり考えない、考えても仕方ないから平常を装っているだけです。

お金がないなら遠慮なく制度を活用しよう

どこかに勤務をして、うつ病を発症し休職してしまった方は傷病手当金を受け取ることが可能です。どの職場でもどれだけの勤務期間の方でも受け取れるわけではなく、一定の条件下でどこかの企業に勤務していた方は傷病手当金を受け取る事ができますから、下記をご参照いただき遠慮なく給付金を受け取りましょう。条件が整っていればですが、アルバイト、パート、派遣、契約社員の方でも受け取ることが可能です。
鬱病の休職の給付金である傷病手当金をもらう方法！

医療費やお薬代の負担を1割に減らす

うつ病は症状が軽度か重度かによって処方されるお薬の量も違いますし、飲み続ける期間も違ってきます。また一旦改善したとしても再発する方もいらっしゃり、ホント面倒な病といえばそうですよね。私自身がそう思っています。。

そんな医療費がじわじわと積み上がっていく可能性があるのが、うつ病なわけですが本来は社会保険、国民健康保険に加入していれば、3割負担で済みますが、その負担を1割にできる制度があります。それが下記ページでご紹介している自立支援医療制度です。これはうつ病でなくても、統合失調症やてんかんなど精神的な疾患の多くが対象です。

やはりお金がないというのは、新たに何らかの手立てでお金を得ることも大切ですが、出ていく出費を抑えることも併せて重要ですから利用しない手はありません。
自立支援医療制度（うつ病の医療費が1割負担と安くなる！）

どうしてもお金がなく生活困難の場合

どうしてもお金がない、他にも援助してくれる人もいない…。そんな方は生活保護制度の申請を行ってみてはどうでしょうか？うつ病は本当にしっかり治るまで働くことができない病です。また今の時代は不安になる要素がたっぷりあるので、どうしてもこれから生活していくのが無理という場合は、こういったセーフティーネットを活用しましょう。

生活保護の申請方法や毎月いくらくらいの金額がもらえるのか？など生活保護の詳細をお話していますので下記ページをご参照ください。
鬱の休職とお金の心配や不安・救済制度は？

LINEメンバー募集中

同じうつ病で苦しんでいる方と交流を持って悩みを解決したい、前向きになって人生を歩みたい、孤独から解放されたい…など当事者だから分かる貴重な意見や、当事者しか分からない辛さってありますよね。そんな当事者同士の交流の為のLINEグループを作成しました。

もし参加されたいという方は下記ページよりご連絡下さい！皆さまの輪を作りましょう！
うつ病のLINEグループ（グルチャメンバー募集中）

皆様の一日でも早いご回復を願っております！