奈良県は東大寺の大仏など歴史的な建造物が数えきれないほどあることは知られていますが、十津川村というかなりの奥地に知る人ぞ知るスポットがあります。それがここでご紹介する玉置神社です。不思議体験が多く、怖い場所のイメージもある、このパワースポットの御朱印や受付時間、ご利益についてもご案内致します。
由緒
玉置神社は呼ばれた人、呼ばれる人のみが行ける場所と言われていますが、玉置神社の由緒は、紀元前37年、崇神天皇の御代に王城火防鎮護と悪魔退散を祈願して、早玉神を奉祀したことによると伝えられています。
平安時代になると、神仏習合によって玉置三所権現や熊野三山の奥院として信仰を集めます。時代が江戸に移ると、別当寺高牟婁院が置かれましたが、慶応四年の神仏分離以後は、玉置三所大神、更に玉置神社として今に至ります。神社が鎮座する玉置山は、熊野から吉野へかける熊野・大峰修験の行場の一つとして知られています。
御祭神
玉置神社の御祭神は、日本神話の中に登場する国之常立神です。「日本書紀」の中では初めての神とされ、日本神話の根源神として語られています。また、天つ神の命を受けて国生みと神生みを行った男神の伊弉諾尊と、女神の伊弉冊尊も祀られています。
さらに、太陽神であり皇祖神でもある天照大御神と、初代天皇として即位した神日本磐余彦尊(神武天皇)の二柱も御祭神です。また、摂社の三柱神社には、倉稲魂神と天御柱神、国御柱神が祀られています。
ご利益
創建の由来が、王城火防鎮護と悪魔退散と伝わることから、厄除けにご利益があると言われています。また、出世や商売繁盛の祈願に訪れる人も多いようです。境内にある三柱神社は、厄除けや心願成就、精神の病に霊験があるとされています。
玉置神社の限定御朱印帳や受付時間
玉置神社で頒布されている限定御朱印帳になります。少し見づらくて申し訳ありません。授与所に実物が陳列されておらず、御朱印帳のデザインの張り紙のみでした。また初穂料(値段)は1,000円です。
御朱印をいただける時間は9時~16時です。
授与所
玉置神社の授与所なります。こちらで御朱印の拝受、お守りの授与が可能です。授与所には常に神職さんがいるわけではないのですが、ブザーがあるのでそれを押すと神職さんが出てきてくれて対応していただけます。
拝受の御朱印の値段
玉置神社で拝受の御朱印です。初穂料(値段)は300円です。玉置山の副印が押印されています。また期間限定の御朱印などは頒布されていないようでした。
社号標
社号標には「世界遺産」の文字が刻まれています。玉置神社は、平成16年に世界遺産登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」を構成する重要な聖地です。
鳥居
玉置神社があるのは玉置山の頂上近くですが、途中までは車で登ることができます。駐車場横の鳥居からは歩いて向かいます。
参道
鳥居からご本殿までの参道は上り下りがあるので、動きやすい恰好がおすすめです。春の参道はシャクナゲの名所でもあります。
手水舎
手水舎の吐水口は美しい龍神の姿をしています。清らかな水を受けると、心身のわだかまりがすっきりと払われるようです。
三柱稲荷大明神
玉置神社に稲荷神社がありました。この三社神社には、のぼりが並んでいて、のぼりには如意宝珠が三つ並んでいました。
玉置山頂は怖い?
玉置神社の境内から玉置山の山頂に登ることができます。玉置山は標高1076.4mの山で、山頂付近までは車で行くことができますが今回はここから山頂に登りました。
個人的に画像で見るより、傾斜は急な感じがしました。
山頂に行くには、後でご紹介しますが別ルートがあるのですが、こちらからのルートはご覧のように悪路ですし、標高は1,000mほどしかありませんが、崖もあるので怖いですので高所恐怖症の人はもちろん、あまりおすすめできません。
山頂
上記が山頂です。すごく広く見えるかもしれませんが決して広くはありません。
沖見地蔵尊
山頂に沖見地蔵尊がありました。山頂に登っても誰もいないし、一人でしたので少し怖かったです。
玉置山頂へのルート
玉置山頂への別ルートですが、上記画像の左に青矢印がありますが、ここを通って玉置神社の駐車場に着くのですが、駐車場に着く前に緑の丸で囲ったところがあるのですが、こちらから山頂に行くことができます。
ここのルートは傾斜も緩やかで石段もないので非常に快適に山頂まで行くことができます。
山頂に登る際はこちらからのルートが良いですが、このページでご案内した鳥居を通って行くと、玉置神社の境内に着き、先ほどご紹介した傾斜が急なところから山頂を目指すことになりますので。
ですので境内を見てから山頂に登るルートは危険、逆に緑の丸から山頂に行ってから境内を散策される方が疲れにくいですし、安全だと思います。
所要時間
玉置神社の参拝に要する所要時間ですが、玉置山頂に登ることを前提に申し上げれば、約1時間15分~30分ほどかなと思います。境内に多くの建造物があるというよりも、山頂までの歩く時間や参道がないので、そこで時間を使うと思います。
不思議体験
私自身、玉置神社に参拝に行きましたが、特に不思議体験は今のところしていないのですが、玉置神社に参拝に行くと不思議な体験をすることがあると何人もの方から聞いてきました。その中の一人のお話ですが、私が玉置神社を知ったのは、某スピリチュアル系のコミュニティの方から教えていただきました。
玉置神社は呼ばれた人しか参拝に行けないというのは有名なお話ですが、私も玉置神社を知ってから実際に参拝するまで2年ほど要しましたが、その玉置神社のことを教えて頂いた方は三日間、同じ夢を見たと言っておられました。
その夢はどういう夢だったかというと、ご自分が宇宙に解き放たれている夢らしく、すごく心地よい夢だったみたいです。そしてそれからすぐに、今まで出会ったことがないくらい最高のビジネスパートナーと出会えて、現在もそのパートナーと共同で事業をされています。
まぁそのビジネスパートナーと出会ったのは玉置神社に行ったおかげかどうかの解釈は個々に異なると思いますが、その方が言うには玉置神社のご利益だと言っておられました。
逆に私には不思議体験がないのはどうして?って思いますが…。。
行き方やアクセス
名称 |
玉置神社 |
住所 |
奈良県吉野郡十津川村玉置川1 |
受付時間 |
9時~16時 |
お問い合わせ |
0746-64-0500 |
玉置神社への行き方ですが、行くルートは本当に気を付けて頂きたいです。私が玉置神社に向かったルートは非常に道が狭く、かなり危険なルートでした。もし可能でしたらそのルートは回避された方が良いのでご案内致します。
私は玉置神社に向かう前は三重県熊野市の花窟神社から向かいました。花窟神社については下記ページでご紹介しております。
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■ 花窟神社の御朱印≪お守りや無料駐車場や御朱印帳も!≫
三重県熊野市の花窟神社から玉置神社に向かったのですが、道中、対向できない真っ暗なトンネルがあったり、普通乗用車が一台通ることができる山道の連続で、しかもすぐ脇は崖で、前から車が来たら相当、バックしないといけないだろうという道でした。
さらに冬場だったので私が行った時は大丈夫でしたが、路面が凍結していたり、雨で道路の状況が悪い場合は余計に怖い道だと思います。
あまりにも道が狭く、危険であったので、どういう道かは撮影できませんでしたが、熊野市からカーナビで設定して玉置神社に向かうと述べた道のルートを案内されると思います。下記は三重県熊野市からのルートです。
安全なルート・行き方
ではどのルートを通れば良いかですが、下記のルートであれば舗装されている山道を通ることができますし、ほとんどの道は車が対向できるだけの道幅があります。私は玉置神社から帰路につく際は下記のグーグルマップのルートを通ってきました。
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