喧嘩別れの男性心理（復縁の焦りや不安）

よく別れた後は冷却期間を置きましょうということが言われていますが、やはりいきなり復縁を迫ったり怒りに任せて行動をしても確実に火に油を注ぐだけで連絡が取れていたのにも関わらず、音信普通になる場合もあるので別れた直後の行動は非常に大切です。

喧嘩からの破局のパターン

喧嘩別れといっても細かく見ていけばいくつかのパターンがあります。

まずそれまではすごく仲良く過ごしていたのに一度の喧嘩でお互いがヒートアップしてしまい破局になった…。こういう場合は破局というより、単なる喧嘩をしただけで本当は破局までするつもりはなかったわけですから、こういう場合の冷却期間は数日や一週間もあれば十分です。

むしろこういうケースの場合は冷却期間を置きすぎる方がマイナスに働く可能性が高いです。

なぜかと言えば、お互いが別れるつもりはなかったのに、そうなってしまったわけで、それだったら数日、日を置いて仲直りすればいいだけの話にも関わらず、意地やプライドが邪魔をして二週間、三週間と日を置くと逆に彼氏は自分の事が本当に嫌いになったのか？と思ってしまうことあり、彼氏が「じゃあ、分かった。自分もさようなら」となりかねないということです。

また喧嘩の延長で破局してしまったけれど元々お互いがある程度冷めていた場合ですが、これも同様に冷却期間は数日で十分です。復縁で大切なことは冷却期間ではありません。

冷却期間で全て決まるわけではなく冷却期間はより事態を悪化させない為の静かに過ごす期間というだけで、結局その後の対応が重要になってきます。

冷却期間は非常にデリケートな期間になるのでもう少し細かく分けて解説をさせていただいた方が良いのでお話すると、ここまでで以下の二点を述べました。

• ①今まで仲良くしていたけれど一度の喧嘩から破局に至った
• ②元々冷めていた傾向にあり、その結果、喧嘩をして破局に至った

喧嘩別れをした直後の行動

復縁に向けて行動する際に別れた直後の行動は非常に大切ですと申し上げましたが、これをご覧になっている方の中にも別れた直後の行動が失敗したなと思われている方もいらっしゃると思います。

別れた直後に何度も何度もLINEやお電話をして彼氏に復縁を迫ってはいけません。正確に言うと①の場合は復縁を迫っても彼氏もまだ気持ちが残っているので迫っても問題ないでしょうけれど、②は①とは全く違います。

恋愛は結局、彼氏にまだ気持ちがあるかないか？で行動を変えなければいけないということです。

元々彼氏が冷めていたのかどうか？それは正確に分かる方と彼氏はどういうお気持ちだったのか分からないという方がいらっしゃるかと思いますが、それはご自身が接してこられた範囲でご判断下さい。段々と会う回数が減ってきた、そっけなくなってきた、何でも面倒だと言い出すようになった…。

そういう風な部分が見られたら冷めてきた、あるいは気持ちは下降気味であったと判断せざる得ません。

元カレが冷め気味だった

お話を戻しますが元々冷め気味傾向で喧嘩別れした場合の直後でしてはいけないのが復縁を迫ること。復縁、復縁と何度もこのワードを出すことです。

『復縁して欲しい』『まだ好き』という強いお気持ちを出すことで彼氏が『こんなにも自分のことを好きでいてくれるのか…。じゃぁ復縁しようかな…。』そういうケースもあります。

どうしても恋愛というのは心や感情のやり取りなので非常に断定的に申し上げるのは困難なのですが、同じ冷め気味だったと言っても実際はいくつものレベルがありますよね。

説明を分かりやすくする為に数字を用います。彼氏がすごくあなたに惚れている状態を100とし大嫌いな状態を0とします。

冷め気味と言っても60の状態なのか？40の状態なのか？人によって違います。先ほど申し上げたように彼氏が『こんなにも自分のことを好きでいてくれるのか…。じゃぁ復縁しようかな…。』その程度の冷め気味であれば少しプッシュされても良いかと思います。

しかし冷め気味の数値がかなり低い場合に迫っても逆に重い。余計に無理と思わせてしまう場合があるということです。これは稀なケースですが別れてからLINEブロックや着信拒否をされている為、パニックなり元カレの自宅に行ったりご実家の家の電話番号にお電話、酷い場合は職場に連絡と、もう復縁する為の行動というより自分の感情を制御しきれず、ますます無理という状況に追い込んでしまい場合もあります。

復縁の焦り

こういう風に冷め気味数値が酷い場合は、まず冷静に行動です。そしてある程度、時間をかけて関係修復をしていき最後に復縁というお気持ちを持つべきです。

ただ男女問題はそう思ったら必ずそうなるというわけではなく、ご自身が無理に復縁を迫らない為に、ある程度の長期化という視点で元カレに接した方が良いということです。

冷め気味数値がやや低い場合でも冷却期間自体はあまり取る必要はありません。せいぜい一週間～10日程度で良いでしょう。大切なことはその初めての連絡で多くを期待しない、復縁を迫らないこと。ここで大切な事はその一度の連絡で一かバチかの賭けに出ないということです。もし復縁を迫ってLINEブロックなどされれば今後連絡を取り合えません。

この段階で大切なことは連絡は取り合える、元カレに連絡をすれば多少遅くても返信が来るという状態を確保することです。これがあるから今後があるのであって完全に連絡手段が途絶えるとかなり厳しい状況に追い込まれますのでご注意下さい。

復縁を100とし、とりあえず今後も連絡が取れる状態が60とするなら、ひとまず60で良しとしましょうということです。そしてその後はたまに連絡を入れること。彼氏の中から存在が消えないようにたまに連絡を入れることです。その時に長文を何度も送って元カレに重い印象を与えないことです。

またご自分が不安になると、ついつい何度も頻度を多くLINEやメールをしてしまいますが、これも控えられた方がいいでしょう。

衝動的な行動と復縁の不安

覚えておいていただきたいのはご自分の不安が大きくなればなるほど連絡をしたくなるということです。人は不安になると不安を打ち消そうという心理が働き不安を消す行動に出るので、ご自分が不安を消したいからと元カレに立て続けに連絡をしてはいけません。

それは復縁にプラスに働く行動というよりも、単にご自身が不安を打つ消したい為の行動です。

立場を変えてお考えいただければお分かりのはずです。少し冷めた人から何度も何度も長文であってもなくてもLINEが続くと、うんざりしますよね。復縁しようかなと少し傾いても何度もLINEが来ると、ご自分がその気持ちの重さとイコールな熱を持っていないので、やっぱり無理だなと思ってしまいます。

ですからご自分中心の行動ではなく、その行動は復縁の為にプラスの効果をもたらすかどうかで行動をご判断下さい。