ここでは嫉妬深い男性の特徴や心理、また嫉妬深い男性と恋愛をした経験があり、女性側から別れを切り出したご経験がある女性にアンケートを実施致しました。現在進行形で恋愛をされていて、別れたい方や対処法にお悩みの方はご参考になさってください。
なぜ束縛が激しいのか?理由は?
どうして嫉妬深いのか?これは恋愛をしていて、嫉妬深くなってしまう当事者であれば、かなり深刻なお悩みかと思います。風邪を引けば風邪薬を飲んで完治できますが、やはり心の問題となると特効薬がないので苦しいところだと思います。
まず嫉妬してしまう原因の多くは家庭環境、育ってきた環境が要因となっていることが多いです。例えば幼少の頃に兄弟(姉妹)喧嘩をすることは珍しくありません。この兄弟喧嘩になる理由は、おもちゃを独り占めしたいであったり、母親や父親が兄弟(姉妹)ばかりを可愛がり、自分をかまってくれないから、またご両親が共働きであったり、他の何らかの要因によってあまり愛情を注いでもらった記憶がないといった理由が挙げられます。
つまりどういう事かと言います、仮に恋人が異性と会話をしていたら、嫉妬心が芽生えます。この時に嫉妬深い男性の心理は恋人が奪われる不安や恐怖が芽生えます。この時にどれくらい不安になるかは個々に異なります。例えば身近な男性で、すごくモテる男性であったり、日頃から女性と親しくしている男性なら嫉妬心も更に強くなります。
プライドが高いも要因
更にプライドの高さも嫉妬深さを招いています。嫉妬をする男性からすると自分という存在がいるにも関わらず、どうして他の異性と仲良くするのか?という心理です。なぜこのようにプライドが高くなるかと言うと完璧主義な面があるからです。完璧主義と嫉妬とは一見結びつかないように思われるかもしれませんが、実は非常に関係が深いのです。
そもそも完璧主義というのは、完璧でありたいと願う主義を言うわけですが、なぜ完璧になりたいかと言うと、そのままの自分では無価値と感じてしまうから。全てのケースでそうなるわけではないという前提を申し添えておきますが、完璧になることで人から必要とされたり、自分の存在価値を確認できるわけです。
ですから完璧主義の方は完璧であるという状態でのみ自己肯定をできるので、恋人である女性に対しても自らが完璧であり続けたいという都合の影響を受けるわけです。
ただ完璧主義というとネガティブなイメージばかりが先行していますが動機がどうであれ完璧を目指そうというのはお仕事などでは高いパフォーマンスを発揮することが多いのです。自分に厳しく自分の理想が高いので努力家という側面も持っています。何度も申し上げていますが性格は長所と短所は表裏一体、言い換えればそれぞれの場面によってその性格は良いと解釈される、逆に場面によってはその性格は悪いと解釈されるということです。
- 完璧主義の治し方≪二分法的思考を克服する!≫
完璧主義とは良い習慣、悪い習慣と二つのどちらかであるなど二分して考えないことです。どんな性格にも両面があり、当然完璧主義においてもプラス面マイナス面があります。ここまでお読みいただくと完璧主義ってマイナスだとなるかもしれませんが……
ではここからは実際に嫉妬深い男性と恋愛をして、女性側から別れを切り出したという方の体験談をご紹介させていただきます。
男性と付き合っている際の注意点
≪20代女性≫
どういう束縛を受けたかですが、少しでも男性と話すと「何を話していたか?誰だあいつは?」と詮索されました。どうやら携帯もチェックされていたようで、「最近よく○○と連絡取ってるけど浮気してるの?」とすぐ不貞腐れて問いただしてくるので、とてもうっとおしかったです。職場付近で待っていることも多く、とにかく私が他の男性といることが嫌だと思っているのが伝わりました。あまりにも色んな場面を詮索されるので、ついてきて監視しているんじゃないかと疑ったこともあります。
嫉妬深い男性とお付き合いをしている時、どういう事に気をつけていたかですが 他の男性と話しているときに軽いボディタッチをしたのを見られていて、彼から思った以上に責められ、問いただされました。そのせいで、なるべく男性と話すときは距離を取るようにしていました。
あと、彼の交友関係には口を出さないよう注意していました。私の事は束縛するくせに、彼はというと他の女性と出掛けたり親密そうに話していたのですが、そのことについて聞くと「俺の事を信用してないんだな!」と逆にキレられました。その為、彼が女性といても見て見ぬふりをしていました。
どういう風にして別れたかですがカフェで直接、「お互いがダメになるから別れよう」と別れを告げました。付き合って2カ月しか経っていませんでしたが、あまりにも彼が嫉妬深過ぎて疲れてしまったからです。ストーカーのような気持ち悪さも感じていたので、別れを切り出しました。その時は納得していたように思えましたが、後になって電話を1日100回以上かけてくるようになり、着信拒否をしました。家の鍵を変え、しばらくの間は職場の人と一緒に帰宅してもらっていました。
彼氏と別れる時は遠距離になる時
≪20代女性≫
嫉妬深い彼には男性と喋っただけで、「どういう関係?」と問い詰められたり、「浮気するなよ」と責められたりするのです。単に喋っただけでこれです。私は彼のおかげで多くの友達を失いました。勝手にアドレスを消された人もいるんです。本当に男というだけで酷い嫉妬っぷりで、怖いくらいでした。最初はそれでも愛されてるからと思えたのです。
でも段々と愛じゃなくて自分の物というような所有意識を持たれている気がして、最後の方になるとうんざりしました。嫉妬深い男性と付きあう時に一番気遣っていたのは嘘をつかないことです。一度彼に黙って男性込みで大人数で遊びに出かけたことがあります。そしたらそれを後から知って「浮気だろ」としつこく疑われました。
それがもう本当に執拗だったので、それ以来誰かとでかけたときは嘘なくきっちり事前に報告するようになりました。そうする方が安心するようだったからです。また男性とのエピソードは絶対に彼の前ではしゃべらなくなりました。そうすると100%嫉妬してうるさいからです。
別れる時は遠距離になる時でした。彼は仕事の関係上地元を出ることになって、私はこちらでとどまったのです。私は「遠距離だと心配が増えて辛いから」と言い訳をして別れました。多分遠距離だとどうせ将来別れるなと分かっていたし、丁度いい別れるきっかけになりました。彼もどうやら遠距離はきつかったようで、案外すんなり別れてくれました。嫉妬深い男性と別れるときはタイミングが大事だと思います。
なかなか別れてもらえず引っ越し
≪20代女性≫
以前お付き合いしていた方がとても嫉妬深い方でした。私はお付き合いする前から水商売をしていて付き合い始める時は「俺全く気にせんから」と言っていました。しかし付き合い出して半年、勝手に携帯を見られることが多くなり、お客さんへの営業メールを浮気と言われ電話がかかってきたらブチ切れられることが増えました。
仕事上仕方ないことと何度も説明しましたが、その時は納得するのですが時間が経てばまた同じことの繰り返し。段々エスカレートし暴力をふるわれるようになりました。別れたかったのですがなかなか言い出せず、ずるずる2年が経ち、しかしもう限界で精神的に追い込まれていたので別れを切り出しました。
予想してた通り簡単には別れてくれず、何度も話しをしましたが聞く耳を持ってくれなかったのでひとまず距離を置くという形にもっていきました。
それでも会いに来たり連絡もしてきます。我慢しながら距離を置いて1年やっと納得してくれ別れることができました。しかしそのあとが地獄でした。なかなか合鍵を返してくれず気持ちが収まらない時は怒鳴り込みにきて暴力をふるって帰るということが続きました。もうこれ以上我慢できないと思い、引っ越しを決意しすぐに引っ越し。それ以来関わることもなく平和に暮らせています。
メールや着信やLINEを全てブロック
≪20代女性≫
男性とは一切喋ってはいけない、もし喋っているところを見られたら、一日中問いただされて二度とその人とは関わらないと言うまで責め続けるような二度と付き合っていました。携帯に入っていた男性の連絡先は、家族のもの以外すべて目の前で消されてしまいました。また、毎日の予定を細かくあらかじめ伝えておかなければならず、少しでも連絡が遅れると何十回も着信を残すような人でした。
すべてをしっかり守っていると、こっちが壊れてしまいそうなので、男性の連絡先は女性の名前で登録したり、スケジュールはバイトの時間を長めに伝えておき、連絡をする回数を減らしたりしていました。もうこんな縛られた生活は嫌だと思い、一度は直接別れようと伝えましたが、街中で嫌だ嫌だと泣かれてしまい中断になりました。普通の別れ方は無理だと思い、彼からのメールや着信はすべてブロックした上で別れました。
その際、共通の友人にも、彼には私の新しい連絡先を絶対に教えないようにと協力してもらいました。周りの友人には私の連絡先を知らないか聞き回っていたそうで、しばらくは落ち着かない日が続きましたが、数日後には別の新しい彼女を作っており、一件落着となりました。
彼氏の浮気発覚から別れ話を切り出した
≪20代女性≫
基本的に何をするにも男関係を疑われていたので、好きなことは何一つできない生活でした。具体的には、同級生の男の子はもちろん、会社の男性でも連絡先を知っている人はすべて関係を疑われました。携帯をチェックし、メモリーで男性の名前は一人一人「これは誰なのか」と説明させられました。
説明をしても納得ができず着信履歴などを確認し、何もないのが分かっても消しているかもしれないから、ドコモへいって通話履歴を取って来いと暴れ始めました。私がどこかへ内緒で出かけていたわけでもないし、こっそり連絡を取っていたこともなかったのですが、とにかく嫉妬深い人でした。残業で遅くなったときなどは、会社に車が止まっているか見に来たり、何十回も電話をかけてきたり、わざわざ会社の人の前で電話するよう促してきたりしました。
また迷惑メールですら、出会い系をしていると、勘違いされ、迷惑メールに、返信をしたりなど奇行に及んでいました。これがたまにであればまだしも、ほぼ毎日のように妄想が爆発して、責められていたので本当に苦痛でしたが、言うことをきかないと何時間も説教されたりしていたので逆撫でしないよう言うことを聞いていました。
毎日の生活を気をつけていないと怒られるので、携帯でも全く悪気のないメールでも勘違いされる可能性のあるメールは全て削除し、削除してもアドレスの送信履歴などでバレてしまう携帯だったため、どうしても必要な連絡に関してはパソコンメールを携帯から利用していました。パソコン関係には疎い人だったので、まさか携帯からフリーメールを利用しているとは思わなかったみたいです。
行動はほとんど一緒だったので携帯が鳴るたびに逐一文句を言われるため、友人には電話はしないでほしいと皆にいってもらいました。別れたくても暴れたり怒鳴ったりひどかったので1年近くタイミングを伺っていました。
今まで大人しく言うことを聞いていて、たまに爆発して泣くくらいで反抗もしなかった私が、ある日彼の方がこそこそと浮気らしきことをしている弱みを握りました。これがチャンスだと思い、今まで言われていたこと、やられていたことを倍返しかのように思いっきり怒鳴り散らし、すごい剣幕で責め立てました。
かなり驚いていたようですが、今までなかった私の行動にびっくりしたのと、本気さが伝わったようだったので、どさくさに紛れて別れ話を持ち出してなんとか別れました。
段々と束縛がエスカレートしてきた
≪20代女性≫
基本的に異性がいる場での食事や飲み会には行かせてもらえませんでした。2人っきりでなくてもです。あとは、Facebookに投稿した際に、「いいね!」を押してくれた人やコメントをくれた人を調べあげて、「こいつはお前に気がある」「コメントされても無視しろ」などと言われてとても大変でした。
でも、さすがに職場の先輩や同期などの交流の場に毎回行かないのか、正直厳しいので、職場の人に事情を話して女性社員との写真などを撮って頂いて、彼に送っていました。それでも、二人でいる時の彼が大好きだったので、交際は続けていたのですが、段々その束縛がエスカレートしてきて、「俺のことだけが好きなら電話帳の男を全部消せ」とか彼の誕生日に仕事が入ってしまって一緒に過ごせなかった時に「そんな仕事ならやめろ」とまで言われたので、もう我慢出来ないと思い別れることを決めました。
その時やっていた仕事はとてもやりがいのある仕事だったし、電話帳の男性を全て消したら仕事にならないので、正直腹が立ったし意味が分かりませんでした。
客観的に見ることが出来るようになってからは早かったです。
直接別れたいというと、話にならなそうだったので、メールで伝えることにしました。しかもめちゃめちゃ他人行儀に敬語を使いまくってです(笑)名前も「貴方は」と入れました。業務的にです。そこからはメールや電話が来ても無視。3ヶ月ほど無視し続けてたら自然になくなりましたよ。そのあとは番号も変えて、引越しをして完全に遮断です。ポイントは情に流されず、客観的に見ることだと思います。他人行儀にされることが、男性は何より嫌みたいですね。
ホントに束縛が好きな男性
≪40代女性≫
嫉妬深い男性からどういった束縛を受けたかというと、いつまでたっても昔親しかった男性や昔付き合っていた男性のことを聞いてきたり話題にされたりしたということです。綺麗な夜景を見た時や美味しい食事を食べている時も、1,2ケ月おきくらいに過去と比較してどちらが優れているかを効いてくるのでホントに嫉妬深いと思いました。
また、人に聞いてくるだけでなく自分から自分が昔付き合っていた彼女はどうだったかということを話してくるので、付き合っている時はできるだけ昔のことや過去を思い出さなければいけないような話は避ける様にもしていました。別れる時は自分からきちんと別れようということをはっきりと電話で使えましたが、それでは納得がいかないらしく、もう一度きちんと顔を見てから別れたいというので、わざわざ別れの挨拶をするだけのために待ち合わせをしました。また、その別れのための待ち合わせ場所も付き合っていた彼が指定してきたのですが、もろデートスポットだったので、どこまでも往生際が悪いと思いました。
会って別れを告げた後は会っていませんが、数ケ月ごとにどうしているのかの連絡はきたので、彼からの電話は一切出ないようにもしていました。