私は以前、うつ病で苦しんだわけですが、その時に息苦しいと感じることは度々ありました。このページではその辺りについて述べたいと思います。
食道が原因?
私は昔から早食いをすると、胸の辺りがつっかえるというか詰まったような感じになっていました。これは恐らく私の食道が細いのだと思いますが、これが原因で息苦しくなっていたのかどうかは定かではありません。
息苦しさをもたらす原因(急性喉頭蓋炎)
ここからは息苦しさをもたらす原因をいくつかご説明させていただきます。
- 急性喉頭蓋炎
私達の喉(のど)は食事の際には食べ物の通り道となり、呼吸の際には空気の通り道となります。この仕分けをしているのが喉頭(こうとう)になるわけですが、喉頭炎で声帯が腫れたり、声帯にポリープができたりすると声が枯れ、急性喉頭蓋炎では、物をのみこみにくくなったり呼吸が苦しくなったりします。
逆流性食道炎
- 逆流性食道炎
うつ病になって、なかなか食事が喉を通らないという方もいらっしゃるかと思います。十分な食事を摂っていないにも関わらず、お薬は毎日飲むわけですから、当然胃に負担がかかり、胃が荒れる原因になります。
この逆流性食道炎というのは胃から食道への胃酸の逆流によって起こるもので、炎症を起こす原因となるのは早食い・食べすぎ・アルコール・喫煙・加齢・肥満・薬の影響:喘息・消化器系の病気などです。
うつ病で苦しんでらっしゃる方の中には消化管の運動を促進させることにより、胸やけや悪心(おしん)、嘔吐などの症状を改善するお薬を処方されている方もいらっしゃるかと思います。
私自身も下記画像の『モサプリドクエン酸塩錠5mg』を1日三回、毎食後に服用していました。胸やけや悪心等がある方は一度、かかりつけの医師に『モサプリドクエン酸塩錠5mg』について相談なさって下さい。
※悪心とは嘔吐の前に起こるむかつき(吐き気)のこと。嘔吐とは胃の中にあるものを吐き出すことで二つ同時に起こることもありますし、悪心のみ、嘔吐のみの場合もあります。
アレルギー反応
交感神経が優位の影響
- 交感神経
自律神経には交感神経と副交感神経があり、この二つのバランスが保たれている状態が正常なわけですが、うつ病になっている場合は交感神経の働きが過度に優位になり、常に緊張状態になっている場合が多々あります。その緊張状態が続くと筋肉が緊張状態になり、血圧や心拍数が上昇したりする症状が現れ、呼吸が浅くなり、息苦しさを感じてしまうことがあります。
肺に関する病
息苦しさを生む原因というのは、まだまだ挙げればキリがありません。肺が影響している病だけでも10種類以上あります。その全ての病について詳しく述べてしまうと、うつ病で苦しんでらっしゃる方に過度な動揺を与えかねないので、詳しいことは控えさせていただきます。
これは私自身がうつ病で辛い時に感じたことですが、ネットで色々調べていると気持ちが動揺してしまう言葉、表現、言い回しなどによって辛さが増した経験があるので、皆さんも色々お調べになるのは必要かと思いますが、かえって気持ちが沈むようなら調べることを一時的にストップさせることも大切なように思います。
皆様の一日でも早いご回復を願っております!