世界中の劇場で日々、様々な舞台が公演されておりますが、世界的に有名なミュージカルといえばレミゼラブル。当然公演回数も多いので、舞台で活躍をしたいと願う女優さん、俳優さんも多いのは確実。ここではそんなレミゼラブルのオーディエンスに当選する倍率とオーディションの倍率についてご説明させていただきます。
2017年のケース
ミュージカル『レ・ミゼラブル』の製作発表記者会見が2017年2月28日に帝国劇場で行われ、73名の出演者たちが出席しました。この日は1万人の応募の中から選ばれた800人のオーディエンスに向けて歌が披露されました。
なかなか当選しないことで知られているオーディエンスですが、1万人の応募で800人ですから倍率は12.5倍ということになります。
ちなみに2014年11月17日(月)のレミゼラブル製作発表記者会見の場合は5000人の応募に対して150組300人ということだったようですから倍率16.6倍ということになり、当選しづらいのも頷けます。
劇場側も極力広い会場で多くの方に来ていただきたいということで規模は拡大しているとは思いますが、当選人数以上に希望者が増加しているようです。
とんでもない合格率・競争率
ここからは実際にレミゼラブルのオーディションで抜擢された方の当時の倍率に触れたいと思います。
新妻聖子さんといえば、レミゼラブルのエポニーヌ役に大抜擢されたことで知られていますが、この時の競争倍率はなんと5,000倍だったそうです。
次に本田美奈子さんもエポニーヌ役で出演されましたが全国から1万5000人もの応募者が集まり、2500倍という倍率を勝ち抜いたとのことです。
綿引さやかさんもエポニーヌ役に抜擢されたわけですが二度落選、三度目の挑戦で、見事アンサンブルでの出演が決定。その時は応募が1万5,0000人だったとのこと。
どの役柄でも非常に難関で勝ち抜くには圧倒的な才能が求めれる世界なのかもしれませんね。
劇団四季
劇団四季といえばライオンキングやリトルマーメイド、アラジン、オペラ座の怪人など有名な公演を行っているミュージカル劇団として知られていますが、この劇団四季で活躍する為には当然劇団員としてのオーディションに合格しなければなりません。こちらも非常に難関として知られており、仮に入団後に役をもらっても、そのレベルが舞台に立てる水準でない場合は役を降ろされたりと、長年劇団四季は多くのファンに支持され続けていますが、このように厳しい運営を行っているからこそ保たれているのでしょう。下記では劇団四季に入る為の審査などをご説明させていただいております。
劇団四季に入るには?研究生の給料や倍率は?≪年齢や費用は?≫
宝塚歌劇団
宝塚歌劇団もかなり合格までの道のりが険しいことで知られています。宝塚音楽学校に入るだけでもかなり大変ですが、そこからトップスターになるのは更に難関です。我が子を宝塚に入団させたいと思ってらっしゃる親御さんも多いかと思いますが、入学の試験はどのようなものがあるのか?など宝塚のあれこれをまとめてみましたのでご興味のある方はご参照いただければと思います。
女優への道
テレビドラマや映画に出演する女優や俳優になるには様々な道がありますが、その中の一つにスカウトされるケースがあります。では現在活躍されている女優、俳優はどこでスカウトされたのか?また女優になるにはどうすればいいかなど、将来的に役者として活躍されたい方に関した情報をご紹介させていただいております。